介護職給料の平均額は？介護講師が解説するよ！

低賃金なイメージがある介護士、介護職の給料や手当が気になりますよね？

介護職の給料はどこの介護サービスでも大差がないため介護福祉士を取ったり昇給をしないと給料を上げることが難しいでしょう。

しかし、介護職の給料を理解することは就職後に後悔しないためにも大切なことです。

職場によっては手当てのないものがあるからです。

今回は介護職の給料や手当てを詳しくご紹介したいと思います。

これから介護職に就職する方や興味のある方はぜひ参考にご覧下さい。

介護職給料の平均額は１６万円

介護職の給料は夜勤手当を入れて手取り１６万円程になります。

この金額は正社員で夜勤をしている場合の平均給料なため、夜勤のないデイサービス勤務やパート、派遣職員の給料はもう少し少なくなります。

介護職の給料はほとんど変わらないため、給料額より仕事内容や待遇を重視した方がいいでしょう。

もう少し給料を上げたい場合は介護福祉士を取ることで「資格手当」が付きます。

また、昇格することで「役職手当」も付くでしょう。（詳しくは次の項目で説明します）。

その他にもケアマネジャーを取って転身することで給料が平均２２万円と大幅に上がります。

ケアマネジャーは受験に５年以上の実務経験が必要ですが、興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。

介護職給料につく手当てとは？

介護職につく手当ては主に「皆勤手当て」、「交通費」、「夜勤手当て」、「資格手当て」、「役職手当て」になります。皆勤手当ては３０００円～５０００円が平均です。

夜勤手当は夜勤１回分で計算をしており３０００円～６０００円が平均になります。

夜勤手当が低い施設は基本給が高く、夜勤手当が高い施設は基本給が低いのも介護職給料の特徴です。

資格手当は介護福祉士を取ると付き、平均で６０００円～１万円になります。

施設によっては初任者研修を修了している方も資格手当が付きます。

金額は３０００円～５０００円が平均です。役職手当は字の通り役職を持つ職員に対する手当になります。

金額は平均５０００円から３００００万と幅がありますが役職の責任が大きくなるとそれだけ役職手当も上がります。

介護職が給料を上げる方法は「介護福祉士を取ること」と「昇格すること」が一番の近道でしょう。

介護職のボーナスについて

ほとんどの介護施設では年２回、夏と冬にボーナスが支給されます。

ですが、介護職のボーナスは給料とは違い介護サービスの規模によって割合も変わります。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの規模の大きい施設であれば平均して夏は基本給×１、５で冬は基本給×２、５のボーナス支給があります。

個人のデイサービスやグループホームなどは利用者の人数も少ないためボーナスが少なくなります。

平均して夏は基本給×１、２で冬は基本給×２、０の支給です。

介護職のボーナスは利用者の入所数なども反映しているため毎年微妙に変化します。

また、派遣社員やパートもボーナスがありますが寸志程度の金額です。

その他にも新規施設は事業が安定するまではボーナスの金額も若干少ないのが特徴です。

安定したボーナスを得たい方は正社員で設立５年以上の特別養護老人ホームや介護老人保健施設に就職することをおすすめします。

介護職の給料や手当が気になる？介護講師が解説するよ！　まとめ

介護職の給料はどこの施設も大きく変わりませんが、求人を見る際は必ず夜勤手当や皆勤手当て、交通費は確認した方がいいでしょう。

介護職の基本給はおよそ１５万円ですが極端に低い場合はブラックの可能性があるため気を付けて下さい。

また、極端に基本給が良い施設も仕事量が多い可能性があります。

就職してから後悔しないためにも下調べや確認をすることがおすすめです。

求人内容だけを信用するのではなく、面接時に給料や手当などを再度確認することも大切です。