未経験者が応募から内定するまでに大切な事とは?介護講師が解説
未経験者は就職先に応募をしても必ず採用するとは限りません。
また、面接時の態度も採用に大きく影響するため安心ばかりしていると不採用にもつながります。
しかし、応募から内定通知が届くまでどんなことに気を付けるか理解をすることで採用だけでなく就職後のためにも役立ちます。
特に未経験者はここでの行動が今度の成長につながるため大切に過ごすことが大事です。
今回は介護未経験者へ、求人先に応募してから採用するまでに行う大切なことについてお伝えします。
介護経験者でも知らないことが多い情報です。ぜひ実践して経験者と差を付けましょう。
未経験者は応募後も積極的に介護知識を得る
未経験者は「応募したから終わり」、「初任者研修を取ったから終わり」ではありません。応募後も必要な介護知識を習得しておく必要があります。
初任者研修を持っている方はもう一度介護技術の留意点やボディメカニクスの原則を復習しましょう。
就職したら「一人前の専門職」として見られます。
基本的なことは知っていて当たり前な世界なので分からないことがないようにしましょう。
また、無資格の方も就職したら初任者研修を調べるのではなく、時間のある時に介護スクールを調べて早めに申し込んでおくことが大切です。
働きながら介護スクールに通うのは大変なので少しでもできることは早めに済ませておきましょう。
そして、これから介護就職を控えている方は必ず介護の専門用語を覚えておくことが大切です。
就職をしたら毎日専門用語が飛び交います。
当然周囲はあなたが理解していると思うためわざわざ意味を訳してくれません。
介護スタッフは専門職であるため積極的な介護知識の習得が自分の成長につながります。
介護就職するまでの時間を有効に使い、ぜひ就職後に活躍しましょう。
未経験者は面接後にお礼状を送ることが大事
介護従事者で知らない人も多いのが面接後と採用後のお礼状の郵送です。
面接後はまだ採用していないから不要なのではないかと思いますが、忙しい合間をぬって面接を開いてくれたことへの感謝を示すことは決して悪いことではありません。
例え不採用になったとしても、お礼状を送ることでいつか求人の連絡が来るかもしれません。
私は昔、専門学校の教員面接で資格がないことを理由に不採用となりました。
ですが、面接後にお礼状を郵送したという理由からその後一年に一度のペースで非常勤講師のお誘いがきています。ついには先日専任教員のお誘いまで連絡がきました。
このように縁のあった求人先へはお礼状を郵送することが将来のためにつながります。
面接でお世話になった求人先とはいつどこで縁があるか分かりません。
介護業界は広いため縁を大切にすることは将来にもつながります。ぜひ面接後に心を込めたお礼状を送るようにしましょう。
未経験者は内定するまで体調を整えておく
未経験者は介護求人に応募した時点で体調を整えておくことが大切です。介護スタッフは早番、遅番の変則勤務に加えて身体介護も行うため体調が良くないとすぐに風邪をひいたりストレスをためやすくしてしまいます。
就職してからでは忙しくなってしまうため、就職前に体調を整えて健康な状態で仕事に臨みましょう。
未経験者が応募から内定するまでに大切な事とは?介護講師が解説 まとめ
未経験者は介護面接をしたら採否に関わらず面接先にお礼状を郵送しましょう。
いつどこで縁があるか分かりません。きっと将来につながるでしょう。
また、採用するまでに介護知識を得て就職に備えておくことも大切です。
特に未経験者は初めての介護就職に疲労もたまりやすくなります。
就職前にしっかり体調を整えて健康な状態で入社日を迎えるようにしましょう。
未経験者は就職後も1から仕事を覚えるため大変ですが、少しでも就職準備をして負担を減らしていきましょう。