30代で介護業界に転職した私が介護を勧める理由
私は30歳で7年勤めていた出版社を辞めて、介護業界に転職をしました。
転職にあたり、ハローワークの職業訓練を利用し、ヘルパー2級(介護職員初任者研修)を取得し、特別養護老人ホームで働き始めました。
特養で3年働き、現在は住宅型有料老人ホームに勤めています。
介護はきつくて汚く、給料は安いと思っていました
介護業界で働く前の私の印象は仕事はきつくて汚く、給料は安いとあんまり良いものではありませんでした。
ではなぜ、そんな介護業界に転職を決めたのかというと、今後福祉は必ず必要になると思ったからです。
日本は超高齢化社会に向かっており、4人に1人が70歳以上となり介護が必須になります。
それを考えたときに今、自分自身が介護の世界に飛び込んで力をつけていればどのような仕事にも対応できると思ったからです。
実際に介護の世界に飛び込んでみて感じたことは介護は思っていた以上にきつくも汚くもない!ということです。
もちろん介護は人のお世話をするわけですから、排泄の処理であったりをしなければなりません。
しかし、どの仕事にも必ずきつい部分があり、必ず慣れます。それよりも得るもののほうが多いと思います。
介護に関する技術はもちろんですが、人に喜ばれ感謝される仕事だからです。
高齢者にとってに人生の最期を演出することが出来る素敵な仕事がこの介護職だと私は思います。
よく給料は安いといわれていますが、それも考え方一つだと思います。私の場合夜勤もやっているので夜勤手当が付き、夜勤を行うと夜勤明けという勤務も付きますので実質サラリーマン時代よりも6日ほど休みが多くもらえております。
6日多く休めてそこまで変わらない給料をもらえるので十分満足できると思います。
介護福祉士を取ると資格手当がもらえます
さらに介護士には介護福祉士という国家資格を取得することができ、介護福祉士は実務経験3年以上が必要で取得すると、ほとんどの施設で資格手当をいただくことが出来ます。
介護のプロとして認識されるとともに給与のベースアップも可能になります。
このように介護業界というのは世間が抱くイメージよりも働き方により良いものになります。
未経験者は情報を集める為に介護の人材派遣に登録するのがいいです
私はハローワークで検索し、就職先を見つけましたが、自分で探すことが苦手な方は介護の人材派遣に登録することをお勧めします。
自分の抱く条件と見合うものはなかなか見つかりません。
しかし、人材派遣に登録しておくことで自分の見合う施設をピックアップしてくれるので面接から入社までの流れが非常にスムーズなのです。
このように介護業界が気になる方や介護をしてみたいと思う方はぜひ怖がらずに介護の世界に飛び込んでみてください。
自分が思っているものより必ず素敵な世界が待っています。