辞めた人の事例から学ぶ!介護士の上手な辞め方
退職した介護職の多くはまた同じ介護職へ転職しています。
介護業界は狭いためつめあとを残して退職をするとすぐに噂が広がってしまいます。
私が働いていた施設でも新人職員の良くない噂話がありました。
しかし、つめあとを残さず上手に退職することで噂話もなく転職先からも気持ちよく歓迎されます。
今回は介護士の上手な辞め方についてご紹介したいと思います。実話をもとに書いているので
ぜひ参考にして下さい。
心療内科へ受診し診断書の発行を頼む
介護職は職員の人数をギリギリでまわしている施設がほとんどです。
そのため、退職の相談をしても引き止められる可能性があります。
私の先輩も人手不足や新人職員が入らないという理由で退職を半年ほど引き延ばされました。
ですが、引き止められることなく退職した方もいます。
先輩のAさんは人間関係のストレスでどうしても翌月に退職したく、心療内科に行って診断書を発行してもらいました。
そして上司に診断書を提出して翌月に退職することができました。
病気を理由に退職を申し出ることで、周りからも理解されて上手く退職することができるのです。
また、退職の際は診断書の提出が必要かもしれないので医師に相談しておくと良いでしょう。
例えうつ病でないとしても職場のストレスを抱えて受診する方を心療内科は放っておきません。何らかの診断書を必ず書いてくれるはずです。
今の職場を今月、または来月いっぱいで退職したい方は、心療内科の受診をしていただくと上手く退職することができます。
口頭だけでも構いませんが、診断書が必要かもしれないため念のために受診をしておきましょう。
親の病気による看病を理由にする
職場に引き止められず上手く退職する方法として、親の看病を理由とした退職があります。
これは私が行っていた方法ですが退職する二か月前に上司に相談をして翌月に退職をしました。
翌月の勤務表を作る関係もあるため、二カ月前を目安として相談すると職員の負担も減ります。
親の看病であればやむをえない理由であるためつめあとを残さず上手く退職することができるでしょう。
ですが、転職先が大きな法人である場合は噂でバレてしまうため、覚悟をするか少し期間をあけて転職することがおすすめです。
親の看病による退職は周りからも引き止められず即効性があるためぜひ使える方は使ってみて下さい。
腰痛で仕事ができない状態を伝える
腰痛を退職理由にする介護職もいます。
ですが、人手がいない場合は休職や他部署の異動による交代を勧められる可能性があります。
私の同僚も腰痛を理由とした退職の相談をしましたが、人手不足で散々引き止められました。
いつまでたっても退職受理をしてもらえず2カ月後にやっと受理されました。
腰痛を退職理由にする方は引き止められることが多いため、きちんと意思が伝えられる方へおすすめします。
また、直近でなく数か月先の退職でも構わない方は家族や医者を巻き込むリスクもなく上手に退職ができるでしょう。
腰痛理由の退職は簡単ではありませんが、翌月に転職をしても違和感がないことから多くの方が使用しています。
辞めた人の事例から学ぶ!介護士の上手な辞め方 まとめ
介護職の上手な辞め方を3つご紹介しましたが、どれもつめあとを残さない辞め方になります。
病気や看病を理由とした退職は他人を巻き込むリスクがありますが、即効性があるためすぐに退職したい方へはおすすめです。
また、腰痛を理由とした退職も他人を巻き込むリスクがなく、すぐに転職しても噂が流れにくいためおすすめです。
置かれている状況を参考にして2~3カ月先の退職でも良ければリスクの少ない腰痛理由の退職がいいでしょう。
ただ、介護職は交代制の勤務であるため急な退職の申し出は周りに迷惑をかけてしまいます。できるだけ2カ月前の申し出をするようにしましょう。
また、わがままを言って退職をすると転職先で悪い噂が流れてしまいます。
最後まで自分の言動には気を付けましょう。
上手く退職することは転職先で気持ち良く仕事をしていくことにつながります。ぜひご紹介した方法を参考にして下さい。