無資格未経験で介護をやる人!介護の仕事ってこんな仕事ですよ!介護講師が解説!
無資格者が覚えておくと役立つ介護技術とは?
無資格者は介護の専門知識がないため就職前に何から行えば良いのかが分かりません。
仕事も1から覚えていかなければならないため、慣れない環境で負担もかさなってしまいます。
しかし、無資格者でも就職前に仕事を覚えることで就職後の負担を軽減することができます。
また、覚えたことができると自分の自信にもつながるためよりやりがいを持って仕事ができるでしょう。
今回は無資格で介護就職を考える方へ、覚えておくと役立つ介護技術をお伝えします。
ぜひ就職前に介護技術を覚えて自信を持って働きましょう。
無資格未経験者はまず食事介護からやる事になります
無資格者にまず大事なのが食事介護です。その理由は介護の中で一番簡単にできるからです。
食事介護の留意点を知る前に、まず家族や友人を利用者役にして一度食事介護をしてみましょう。
きちんとした食事でなくてもゼリーやプリンなど、スプーンで介護しやすいもので結構です。
介護を行うと相手の反応が手に取るように分かると思います。
その後、介護の留意点を確認し相手に本当の利用者役を演じてもらい介護を行いましょう。
相手を気使ったり、飲み込みの確認など細かい所にも目が行き届くようになります。
何度か練習しているうちにコツが分かるようになるため上達してきます。
ですが、実際の利用者はむせ込みやすい方が多いためゆっくりと確認しながら介護を行うことが大切です。
時間のある方はボランティアに行って利用者の様子を確認してみることもおすすめです。
可能であれば一度介護をさせてもらい、食事介護をリアルに学びましょう。
食事介護は未経験者が最初に行う介護です。介護方法や注意点などしっかり覚えて就職後、スムーズに介護ができるようにしましょう。
無資格未経験者必見!就職前におむつ交換の手順を覚えよう
介護スタッフはどんな介護サービスに就職したとしても必ずおむつ交換があると思って下さい。
いきなり一人で行うことはありませんが、おむつ交換の手順を覚えておかないといざ入る時に頭が真っ白になります。
もちろん先輩が手順を教えてくれますが、少しでも早く習得するためにも方法や手順を予習しておくことが大事です。
排泄介護の臭いや排泄物を効率良く処理するためにはまずおむつ交換のやり方を覚えることが大切です。
おむつ交換さえ効率良く覚えればあとはトイレ介護だけなので負担がありません。
多くの方はおむつ交換に抵抗を持っています。ですが、その抵抗は介護現場で慣れてしまえば自然と消失します。
排泄介護に慣れるためにもぜひおむつ交換の手順や留意点を覚えておきましょう。
無資格未経験者は衣服の着脱介護を練習しよう
無資格者に見落としがちなのが衣服の着脱介護です。
着脱介護も食事介護と同様に簡単な介護なので未経験者が早い段階で実践します。
着脱介護も練習をしないと要領が理解できないため、家族などに利用者役になってもらい練習しましょう。
始めはゆっくりでも構いませんが介護現場ではゆっくりだと利用者が風邪をひいてしまいます。
慣れてきたらペースを早くして行えるようにしましょう。
高齢者の皮膚は私たちの皮膚とは違い丈夫ではないため、強い摩擦でケガをしてしまう恐れがあります。
着脱介護では思い切り衣服を脱がせず優しく丁寧に脱がせられるようにしましょう。
着脱介護は練習しているうちに必ず上達します。諦めずにぜひがんばって下さい。
無資格未経験で介護をやる人!介護の仕事ってこんな仕事ですよ!介護講師が解説! まとめ
未経験者は介護技術を予習をするだけで就職後の習得度が大分違ってきます。
例え間違えて覚えたとしても間違えを知ることで具体的に覚えられるため必ず自分の成長につながります。
介護スタッフは誰でもなれる仕事ですが生き残れるのはやる気のある人だけです。
あなたもやる気を持って介護技術を予習し、介護スタッフとして長く生き残って下さい。