入浴介護の負担が少ない介護職とは?介護講師が解説するよ!
入浴介護は介護スタッフの仕事の中でも必ずと言っていいほど行う仕事です。
そのため、入浴介護のない介護サービスを選ぶことの方が難しいでしょう。
しかし、入浴介護が苦手な方は入浴介護の負担の少ない介護サービスを選んでいます。
そうすることで無理して介護スタッフを辞めることなく仕事が続けられるのです。
今回は介護未経験者の方へ入浴介護の負担が少ない介護サービスをご紹介したいと思います。
ぜひ就職探しの参考にして下さい。
デイサービスは入浴の負担が少ない!
デイサービスは入浴が大変そうなイメージがありますがそれはまったく正反対です。
デイサービスの利用者は自立している方がほとんどであるため介護をすることがほとんどありません。
基本的に利用者ができることは自分でやってもらうため、介護をしたとしても背中やお尻を洗う程度です。そのため身体的な負担も少なく済みます。また、洋服の着脱もほとんどの方が自分で行っているため裾を整える程度しか支援に入りません。
デイサービスは介護を必要とする方が少ないため腰痛をもつ方や介護の負担を減らしたい方へもおすすめしたい介護サービスです。
グループホームは入浴の負担が少ない!
グループホームの利用者は認知症を持っていますが身体的に自立している方が多いため同じように入浴の負担が少なく済みます。
利用者によっては体の洗い方や浴槽の入り方を説明する必要がありますが、抱えたりするような介護はほとんどないため身体的な負担が少なく済みます。
また、これも利用者によってですが洋服の着脱を説明しないと表裏反対に着てしまうことがあるため注意が必要です。
利用者が認知症であるため多少の見守りは必要ですがグループホームは身体介護がほとんどないため腰痛の心配もなく働くことができます。
グループホームは定員9名の少人数制であるため介護が行き届きやすいことから未経験者からも人気があります。
各地域でたくさんのグループホームがあるため興味のある方はぜひ調べてみて下さい。
夜勤専属なら入浴介助がない!
夜勤専属の勤務は利用者が寝ている時間帯であるため入浴介護をすることがありません。
おむつ交換や起床介護は行いますが夜間帯は静かな環境でゆったりと仕事を行うことができます。
職員も1フロア1人でまわしているため人間関係の負担なく働くことができるでしょう。
夜間勤務なため生活リズムが崩れてしまいますが、静かな環境でゆったりと働くことができるためおすすめです。
夜勤専属は月10日~12日程の勤務で給料はおよそ17万円支給されます。
そのため普通の介護スタッフよりも少ない勤務数で働くことができるでしょう。
介護サービスの中では唯一入浴介護のない仕事なため、夜勤ができる方はぜひ参考にして下さい。
まとめ
介護スタッフは職業柄、入浴介護のない介護サービスを選ぶことが難しいでしょう。
ですが、入浴介護の少ない介護サービスならあります。デイサービスとグループホームは身体的に自立している利用者が多いため入浴介護の負担が少なく済みます。
特にグループホームは利用者の定員も9名と少なく未経験者に働きやすい環境なためおすすめです。
デイサービスも自立している方が多くほとんど入浴の介護がいらないため負担なく働くことができるでしょう。
また、夜勤専属が可能であれば100%入浴介護をすることがないためおすすめです。
その他にもパート勤務者は入浴介護をさせない所もあるため気になる方は求人先に問い合わせてみて下さい。
今回ご紹介したデイサービス、グループホーム、夜勤専任は入浴介護が少ないためぜひ求人探しの参考にして下さい。