働きやすい介護施設とは?介護講師が解説するよ!
介護未経験者の多くは介護サービスについてよく調べず求人内容だけで就職してしまいます。
そのため、求人内容を見て納得したつもりで就職をしても自分に合っていないことが多々あるのです。
未経験者が早期退職をしてしまう理由に就職先の知識が薄いことがあげられます。
せっかく介護就職をしても時間のムダになってしまうでしょう。
しかし、働きやすい介護サービスの特徴を知るだけで後悔することなく働き続けることができます。
良い介護求人を探すためにも働きやすい特徴を理解することは大切です。
今回はこれから介護スタッフを目指す未経験者へ、働きやすい介護サービスの特徴をお伝えします。
これを知ればあなたも介護就職に失敗しないでしょう。
働きやすい介護施設とは仕事内容が明確である
働きやすい介護施設の特徴は見学時や面接時に仕事内容の説明を明確にしていることです。
介護サービスの多くは変則勤務ですが、面接時に早番、遅番など勤務ごとの仕事内容を説明している求人先は勤務体制がしっかりしている証拠なので働きやすいでしょう。
また、見学時に介護スタッフの仕事を見ながら仕事内容の説明をする求人先も働きやすいでしょう。
見学時に仕事内容を詳しく説明できないのは外部に見せられない証拠です。
働きにくいことを疑って良いでしょう。
働きやすい介護サービスはあなたが仕事内容の質問をした時、明確に説明してくれます。
あなたがよく理解できる内容であれば働きやすいこと間違いありません。
ぜひ見学や面接時にあなたの口から仕事内容を聞いて相手の反応を確かめましょう。
働きやすい介護施設とは長期休暇がある
働きやすい介護サービスはスタッフ目線になって休暇を入れています。
毎月の休暇だけではなく、GWやお盆、年末年始の代休があることがポイントです。
多くの介護サービスは変則勤務であるため一般企業のような長期休暇がありません。
普通に考えればどこかで代休があるのですが、長期休暇の代休自体がない所もあります。
私が働いていた職場は毎月の休日が9日~10日であったため、休日が多いという理由から長期休暇がありませんでした。
ですが職員の働きやすさを考えると長期休暇は必要であると思います。
特に家庭を持つ方は長期休暇があると家族で出掛けやすくなるため面接時に必ず確認しておきましょう。
長期休暇の平均日数は3日間です。ですが前後に有休を入れることもできるため4日~5日休むこともできるでしょう。
長期休暇があるのとないのでは同じ就職でもだいぶ違います。
長期休暇を取りたい方は応募前に確認することがおすすめです。
働きやすい介護施設とは職員のチームワークが良い
働きやすい介護サービスはスタッフの協力体制が整っています。
分かりやすく言うと、役割に関係なく業務に支障があれば仕事を手伝ってくれる環境なのです。
こういったボランティア精神は仕事を円滑に進めるためとても大切になります。
介護スタッフの仕事は船を動かすようなものです。
各自の仕事内容は決まっていますが何らかの事情で遅くなることがあります。
そんな時、みんなで助け合うことで仕事(船)を円滑に動かすことができるのです。
まず就職したら介護スタッフが単独行動ばかりをしていないか注意して見ることが大切です。
他の介護スタッフの仕事を積極的に手伝っている様子が見られればそこはチームワークが整った介護サービスです。
見学やボランティアを利用してぜひスタッフ間の協力体制を観察してみましょう。
働きやすい介護施設とは?介護講師が解説するよ! まとめ
働きやすい介護サービスとは仕事内容が明確であること、長期休暇があること、職員のチームワークが整っていることがあげられます。
就職後に後悔しないためにも応募前に確認したり見学やボランティアに行って自分の目で確認することが大切です。
ぜひ今回の内容を実践して満足のいく介護就職を手に入れましょう。