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現役介護士が教える!

介護の資格が照らす介護人としての道

どもです!シロ@現役の派遣介護士(@kaigosisi)/ Twitterです。
私は無資格未経験で介護士に転職し、老健と特養の2施設で6年働き、今も現役で働いている派遣介護士です。
今はかいご畑という介護資格を0円で取得出来る制度を利用して働きながら介護福祉士資格を取ろうとしています。
介護資格を取る費用が0円になるかいご畑

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資格が全てとは言いませんし、経験のみが先行してもいけません。そして介護という仕事は資格が無くても働けます。
でも「何故資格が存在するのか?そして、何故取得するのか?」は、よく聞かれる質問です。
介護における資格の意味について、ほんの触りをお話しましょう。
介護転職

経験に裏打ちされた、とは言うけれど

日本には古来から色々なことわざや慣用句が存在し、それなりの意味を併せ持っていると思います。
よくある言葉で「経験に裏打ちされた技術とか実績」と言います。これは資格があまり確立していなかった時代の言葉でしょうか。
知識もそうだけど経験が生む技術といったところでしょう。
経験とは実践を通して教えられた結果の産物です。資格とは経験を含め一定の条件に査定された結果です。
この二つは同じ方向性に向いてはいますが、結果の段階で違ってきています。でもこんなに難しく考えませんよね?
簡単言うことは出来ませんが、「経験を裏打ちするために資格を取る」と考えると近い存在である事が分かります。

介護の世界において「資格」が重要と考えた時

自分の立場から考えると「仕事が出来れば資格なんていらない」と考える人は多く、周りが一生懸命に資格取得を目指す意味が分からないという意見が普通かもしれません。
確かに筆者もそうでした。当時ヘルパー2級という資格のみで現場にいた中で、先輩たちが国家資格に挑戦している状況でした。
ちょうど1年くらい経験を積んだある日、「あなたもいつかは挑戦するんだから」と先輩から言われました。

この時点でもまだ筆者には「資格に対する意欲」が湧いていない状態です。
そんな中、現場で高齢者が夜間に体調を崩し、薬を飲ませなくてはならない状況に直面しました。

宿直という事で相方(国家資格保有者の先輩)の夜勤者は仮眠中であり、一人で対応しなくてはならない時間帯です。

「昼間自分以外の誰かが居る時間帯なら」自信を持って出来た薬を飲ませると言う行為も、夜間の一人という時間帯では頭も上手く働かず自信もありません。
もっと言えば「相方である先輩を起こしてでも確認し、応援をもらえばよい」だけの事です。

この時はその「起こして確認」すら頭が働いていません。資格が重要と感じた瞬間でもありました。
結局薬を飲ませ対応が間違っていた訳でもなく事なきを得たのです。何故このシーンで「資格が重要」と感じたのかお気付きでしょうか?

「上手くいったからよかったじゃん」と思うかもしれません。

ですがこれは結果であり、もし死にそうな人が目の前にいたらその結論だけで果たして良いのでしょうか。そんなの危ない綱渡りでしかありません。

何故資格が重要か?

迷ったその時、その自身の無さや疑問に対する答えを後押ししてくれるのが資格なのです。
はて?とまだ思う方もいるかもしれません。

人任せにするつもりはありませんが、「人に教わった事は、次に同じ問題にぶち当たった時何となく答えを出しやすい」、そんな気持ちになりませんか?
例えば今回の「薬を飲ませる」だけの事ですが、筆者は薬の名前で憶えていました。

それをいざ実践しようとした時、「薬の名前が合っていたか」が不安になりました。結果「薬が合っていたか」になる訳です。

この時は「血圧が上がって、その際の指定された薬を飲ませる」だけの介護でした。結論から言うと単純で、度忘れというレベルかもしれません。
でもこの時「この薬だったかも」という中途半端な確信もあり、飲ませるかどうかを迷ったのです。
迷ったのなら命に関わる薬ですから、相方を起こしてダブルチェックという流れです。

この動作が出来ない訳です。

資格取得したから出来るか?と言われれば、完全ではありませんし人間ですから間違いもあるでしょう。
しかし「判断する材料」は増えるはずです。

薬の名前が合っているかどうかとなった時、「もし薬の効果とその理屈」を知っていたらどうでしょうか。
高齢者の薬は良く使われる物というのは、結構存在します。似て非なるものも然りです。

でもほんの少し深く掘り下げて薬の効果を理解していれば、自分の中で「薬の名前と効果をダブルチェック」出来たりします。
もし判断がつかないならば「相方を起こしてダブルチェック」という対応に切り替えられた訳です。

たったこの2つを「確実にやるために」資格が重要なのです。
「この程度でいいか」という安易な意識を変え、自分の自信を後押しする、それが資格取得という事なのです。
どうでしょう?資格が重要に感じたのではありませんか。
介護を楽しむ

資格取得が物事の確信に繋がる訳ではない

過度な自信は自身を殺す、と筆者の師匠は言います。今も信念みたいなものになっています。

自信無くして仕事なんて成立しません。自信が無かったら、自分のした仕事なんて恥ずかしくて仕方ありません。

経験とか人に教わったとか、「何らかの理由があってその仕事が正しい」と考え実践していくのです。

資格とは「それらをひっくるめて裏打ちしてくれるもの」と言えます。
取得する事でオーラとか風格とか、まして偉そうになんて出来るものでもありません。

しかし「何となくすごいなあの人」と思わされる人は、必ず資格を取得していたりします。

仕事の熟練者となって技術を身に付けて経験していく中で、それを目に見えないかもしれませんが「形」にしてくれるものが資格です。

資格を持っていてもその人は確認を怠らず、過度な自信はしないでしょう。してはいけません。
でもその「確認を怠らず、過度な自信をしない」のは「資格を持っているから」でもあります。
取得する過程で「その重要性」を学んでいくからです。

資格取得は「学べる」のです。
学んだことを何かの形で「合格」とされたら、それは少なからず自信に繋がるはずです。
そろそろ資格取得の意欲が湧いてきませんか?

資格取得は仕事に活きるの?

残念ですが資格が形だけになってしまっている仕事はたくさんありますよね。
ですが介護の仕事ではそんな事はほとんどありません。

特に国家資格となると難易度の難しさから、「資格ごとの専門職」がたくさんあります。

介護の資格は原則的に更新等の必要はありませんし(一部資格は必要)、時代が変わっても資格に対する出来る仕事が減る事はありません。

介護の仕事は無くならない

事務系から現場まで介護の資格はたくさんありますが、時代の流れを見ても「仕事が無くならない」と断言出来てしまいます。
時代背景を考慮すると益々引っ張りだこになる事は予想出来ますし、仕事に活きる事も間違いありません。

介護の仕事は今後大きな市場が予測されており、例えば現場だけでなく経験者として介護用品の開発に携わったりしています。

これは介護の2次市場と言われており、現在は少数ですが益々増えていくと言われます。
現場から少し離れましたが、現場を含めて介護に関する仕事はどんどん拡がりを見せることでしょう。
初めての介護士

資格は自分が選んで、自分でとっていくもの

資格を取る事に躍起になってもいけませんし、周りがうるさく言うことでもありません。

そんなの「死んだ資格」でしかありません。

ただ「自分のために資格を重要と捉え、取得しようと自発的に」動く事が活きてくるのです。

こういう理想的な流れだと合格率は跳ね上がりますし、中々人生においてそう思える瞬間は少ないのかもしれません。
こう思った資格に対する取り組みは楽しくて仕方ないもので、本当にスポンジが水を吸うように知識を吸収します。
そうなるためにどうするのか?それは「目の前の仕事を好きになる事」が一番の近道だと言えます。

興味を持った人間に敵う困難なんてありません。

救われているようで意外とそうでもない、社会のすき間に落っこちそうな介護という問題を解くためにはこんな人が求められています。
少し重いかもしれませんが、そこまでハマれる仕事でもあると筆者は思います。

「ハマる⇔資格取りまくる」みたいないい循環も起こりそうな介護という仕事なのです。
未だ解明されていない部分の多い人間に関わる仕事ですから、毎日変化して時代が進むと大きく変わる世界でもあります。
大変な仕事ですから無責任な事も言いたくはありません。

ですが面白いですし、医療ほど縛られていませんから程よく楽しめます。
資格についてはやはり医療面の知識も必要という事で、自分の生活にも実際役に立っています。

いかがでしょうか。

介護の資格におけるポジションみたいなものを刺激出来たでしょうか?

まずは資格講座の申し込み!……そんな必要ありません。

書店で介護の資格の本を立ち読みするだけで結構です。

読んだ瞬間は「難しすぎる」と感じるのもまた一興です。
しかしその「難しいと感じたことが自分の身になる」と考えたら?ワクワクしますね。

資格取得を表面だけで捉えずに、もっと違う視点から重要性を見つめ直すと「必要性」に繋がっていきます。
資格をたくさん取る事を褒めたりはしません。でも介護の資格は「数の分だけ絶対成長する」のは断言出来ます。

不思議かもしれませんが性質上介護の資格は、「資格間で共通する知識が多い」もので取得する数が増えると次の資格が楽に感じるものです。
数じゃありませんが、面白くなると「活きた資格を欲しくなる」ような感覚があります。

正直なところですが「たまにはひけらかしたくなる」のも本音ですけどね。筆者の妄想でした。

介護派遣はこれから無資格未経験で働く人が人生を変えるのにとてもいいスタートアップができる仕組みです。
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