汚れ仕事が心配?現役介護士がどう思ってるか解説するよ
介護は初心者だから取っつきやすい!
介護を始めようと思う人は多く、これを読んでいるあなたもそうでしょう。
でなきゃ、介護の記事なんて読もうとは思いませんから。
始めようと思っても、何かしら不安という人が実は多くいるんです。
そんな「これから介護」に向けた、一押しをしてあげましょう。
介護は誰にでも出来る!?
まずは健康な体を持っていれば、仕事自体がそんなに難しくはありません。
なんたって、マニュアル完備で先輩(先駆者)もいるのですから、習う事が出来ます。
しかも、今の時代であれば、介護の方針みたいなものは確立されています。
そんなに心配しなくても、飛び込む事で自然と、仕事は前に進み出すでしょう。
じゃあ「やらない選択」をする人がいるのは何故?
技術とか、知識とか、難しくないとは言え、結果的に介護を選ばない人がいます。
それは自由ですが、選ばなかった人を見ると、始めようと思う人の不安材料ですね。
単純に「気持ち」だったと思います。
お給料の問題とか、周りの意見とか、様々かもしれません。
でも「それでもやろう」と、思った人が介護を選択していると言っても良いでしょう。
「気持ち」だけで仕事が出来たら贅沢?
仕事をして対価(お給料)を貰う、それが働くという事ですね。
他の仕事でも、「気持ちさえあれば出来る」なんて、よく聞くフレーズじゃありません?
そして何より、それだけで仕事が出来るなら幸せであり、少し贅沢かもしれませんね。
でも介護は、技術も知識も「気持ち」がなくちゃ、身に付かないとも言えます。
教本を見て、心臓の造りなんて理解出来ても、活きる知識にはなりません。
介護は実践を通して、身になり花が咲く、そんな仕事です。
汚れ仕事が心配
一般的に「汚れ仕事」とは何を指しますか?
介護に置き換えて、一般論からすれば、やはり「下(しも)の世話」です。
同時に、一番多い疑問・質問でもある下の世話ですが、汚れ仕事と考えるのは違います。
介護の世界に飛び込むと、その仕事は当たり前になってきて、それがプロと言えます。
我慢してという訳ではありませんが、習うより慣れろが適当な言葉となります。
介護において、「汚れ仕事」はありません。全てが「仕事」でしかないのです。
優しく出来るか心配
介護をはたから見ていて、「よく腹が立たないなぁ」と言われます。
実際に介護を10年弱やっている私でも、腹は立たないか?
いえいえ、毎日腹の立つ事ばかりと言ってもいいかなー、と考えます。
休憩中なんかは、介護主任の私に利用者の愚痴が聞こえない日はありません。
優しくするのと、腹が立たないのは別モノで、これも受け流し方と言うか、上手くなります。
心配いりません。
介護をイヤと思っていない、今が飛び込むタイミング
介護を1年位経験すると、あるいは人によって差がありますが、中身が見えてきます。
イヤとも楽しいとも、未知数である白紙だから飛び込めます。今でしょ!と言えます。
今の経験を持って、次介護の仕事選択するか?しないと思います。
楽しさも辛さも知っているから、もう満足しています。
だから辞めないとも言えますけどね。
実は不安も未知数である事に気付いていない
要は、食わず嫌いな部分が邪魔して、介護に飛び込めない、そんなケースがほとんどです。
不安だ不安だと言うけれど、じゃあ何が不安なの?と聞かれると、ハッキリとは答えがないはず。
楽しそうだからと思って興味を持った仕事も、だんだんと「出来るか?」と不安になる。
そんなものです。やった事ない仕事って。
それよりも大切にしなきゃいけないのは、「やろうと思った気持ち」です。
誰かがやる仕事、でも誰がやるか分からない仕事、そしてやらなきゃいけない仕事。
それが介護です。
求められている人材として、業界を比べるなら介護が一番と言っても良い状況です。
不安よりもやってみる事、そうすると消える不安の方が大きいハズです。
介護は、誰にでも出来るけど、やらなきゃ始まらないという言葉が、一番似合う仕事です。