介護のレクリエーションを介護職が解説するよ
介護のレクリエーションについて
レクリエーションには様々な種類があります。
ラジオ体操や風船バレー、音楽に合わせて体操をするなどの体を使った物と、大人の塗り絵や公文の計算式などの頭を使った物に分かれます。
男性に人気だったのは、風船バレーやボール渡しなど勝ち負けがはっきりしたものを、女性は生け花や習字、絵手紙などを好む傾向にありました。
また、懐かしのメロディとして「星影のワルツ」や「お富さん」など唄を歌いながら、手を叩いたり楽器を鳴らす療育音楽は男性・女性共に人気がありました。
他には、今日が何の日であるか?ここ最近どういった事故や事件が起きているかニュースの内容なども伝えていました。
季節の節目節目では、バスハイクと称して梅を見に行ったり、お弁当を持って花見にも行きました。
他の施設での話ですが、月二回近所の住職さんが来れられて説法をされる所もありました。
余談ですが、私が療育音楽を行った後、副施設長と事務長に呼ばれ「君は歌が下手だから、今後療育音楽は辞めて欲しい」と言われたのはいい思い出です・・・
唄が上手い下手はともかく、その場を盛り上げる能力を持っていると職員からは重宝がられますよ。
最初からレクが上手な方はいません。というか苦手と言う方がほとんどだと思います。
わたしも苦手な方ですが、一人でするわけではないので、場をこなしていけばなんとかなるものです。
行事系で言いますと、夏の七夕や秋の運動会、正月の餅つきもありました。
経営している所が地元の病院で、地域に根差した介護を目指していた事もあり、夏祭りでは近隣周辺の方へチラシを配ったり、ポスターを作成してJRの駅や送迎車に張り付けてアピールをし、夏祭り当日にはやきそばや綿あめなど、厨房職員総出で作り販売しました。
介護の仕事の給料
ちなみに気になる給与についてですが、正直あまり高くはありません。
後述する訪問系もそうですが、通所系は基本日中にしか仕事をしません。
介護は夜勤で稼ぎがよくなるところが多い
介護職はどうしても夜勤をする事で、給与の底上げを図っているきらいがあるからです。
但し、運転技術に自信のある方、夜仕事をするのは苦手な方、子供が小さいから昼間しか働けないと言った方にはうってつけかと思います。
そんなこんなであっという間に3年が過ぎた頃、施設の方に移動してくれと命令があり受理しました。