介護職としてやってくなら3年働いて介護の国家資格、介護福祉士を目指すのがメリット大です
介護福祉の仕事には、どんな資格があるのでしょうか。
仕事によっては、資格が必要になったり、就職に有利になることがあります。
そもそも介護の資格とはどういうものかを理解するために、まずは、資格についてまとめてみました。
目次
そもそも資格って何なのさ?
資格の分類について
資格の重みを語るときには、国家資格か民間資格かが見られます。
国家資格なら絶対価値があるという事ではないですが、国家資格は法律からきて、そこから能力を認めて資格ありと規定しているので、一番権威が高いです。
例としてあげるなら、医師、看護師です。
対して、民間資格は国家資格と比べると、専門学校や短大で取れるものが多く、資格そのもので直接一生の仕事にするのは難かしいものが多いです。
国家資格とは?
法律に定義や業務内容が規定されていて、法律に規定された方法で、国または国が委託する団体などが認定するもの。
公的な資格
法律や省令で定義や業務内容が規定されているものの、国家資格のように厳密な記載がなく、省令などで対応するもの。
民間資格
民間の団体が独自に設定するもの。
資格と業務
福祉の分野や資格資格によっては、資格保有者以外は「それをしてはいけない」「そう名乗ってはいけない」などと法律で定められています。
業務独占
特定の業務について、資格がない人が業として行うことができません。「業として」とは事業という意味で、営利目的はもちろん、料金を取らないボランティア活動のようなものでも、多数の人に継続的に行うと業として行っていると見なされます。ただし、家族のためなどに個人的に行うことは可能です。介護支援専門員(ケアマネジャー)でなければ、業としてケアプランを作成することはできませんが、資格がなくても家族のためにケアプランを立てることは可能です。
名称独占
有資格者でなければ、その名称を名乗ることはできません。
福祉・介護の資格と仕事 やりたい仕事がわかる本 梅方 久仁子 (著) 技術評論社より抜粋
たとえば、社会福祉士は名称独占資格です。
社会福祉士じゃない人が社会福祉士です、という事は詐称になります。
ですが、福祉の相談員が一般の人に対して、名刺に書く時には相談員、ソーシャルワーカーという風にぼかして名乗る事も可能ですので、名称独占っていうはそんなに大きな効果があるものでもないですね。
必置資格と減算について
介護業界では、介護職員初任者研修の資格しか持ってない人よりも、介護福祉士の方が、圧倒的に就職に有利です。
その為、介護職員初任者研修の資格で、まずは介護の仕事を始め、3年間介護職に従事した後、介護福祉士の資格を取るというキャリアアップをする人が主流を占めます。
介護職の登竜門、介護職員初任者研修
まずは、介護職員初任者研修の修了をしてから、介護の面接を受けだすっていう人が多いです。
※ですが、現実には、この介護職員初任者研修の資格は採用されやすくなるだけで、まったく知識なく、未経験でも施設に就職してしまえば給料的には同じです。
その為、資格所得をすっ飛ばして、まず就職したいっていう方は、介護系転職サイトに登録して、キャリアアドバイザーに資格なしで受けれる、しかも前職のキャリアを活かせるような介護施設を紹介してもらった方がいいです。
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介護職員初任者研修を受けて終了する事で得られるメリット
介護職員初任者研修を受講すると、特別養護老人ホーム、訪問介護事業所、有料老人ホームに就職し易くなります。
また、介護職員初任者研修中に、だいたい介護ってこんな仕事なのかーっていう事が学べます。・・・、ま、現場はもっと過酷なので、介護職員初任者研修で習う事なんて、ホント触りでしかないですが。
少し前まで、ホームヘルパー2級と呼ばれていました。それが現在の介護職員初任者研修です。
福祉の資格をとるならシカトルのようなところで介護職員初任者研修は取れます。
厚生労働省が指定する介護キャリアパス の流れ
介護職員初任者研修修了者⇒実務者研修⇒介護福祉士⇒認定介護福祉士
を基本とすると発表しています。
介護職員初任者研修は介護職のスタートになる資格なんですが、受けるのに必要な資格要件は何もありません。誰でも受けれます。
私も受けたのですが、年齢も幅広く、30代、40代、50代の人がいます。こんなぶっちゃけた事あんまり他のサイトではかかないですが、職にあぶれた人が多いです。
年齢的に他の職を探す事が難かしいとか、なんとか再就職したい中高年の方が多いです。
後は、主婦の方が多いです。16歳から60代までの幅広い年齢層の方が受講してます。
また、平成29年の1月から介護の実務経験3年以上+実務者研修の修了が介護福祉士国家試験受験の必須条件となる事が決まっています。
今後も、介護職関連の資格は整備されていき、取るのが厳しくなっていく事が予想されますから、介護業界に興味がある方はまず介護職員初任者研修を早めに取っておかれた方がいいと思います。