介護職を続けるコツとは?
介護職を続けるコツとは?
介護は未経験OKの求人も多く、30代や40代以上の転職でも始めやすい仕事です。
そこで「介護の仕事をやってみようかな」、と思った人が次に考えるのが、「でも続けられるだろうか」という不安だと思います。
介護の仕事は始める人も多いですが、途中でやめてしまう方も多いのが事実です。
理由は様々ですが、もったいないのは「介護の仕事自体は好きだったけど就業条件などの理由で続けられない」というものです。
せっかく介護の仕事に興味を持った人が、介護の仕事を続けるためには何が大切なのか、考えてみました。
介護職への転職者が考える介護職を続けるコツ
私は未経験からの転職で介護の仕事を始めたひとりです。
職場には、新卒で介護士を始めた人だけでなく、30代や40代で介護を始めて働き続けている転職組もたくさんいます。私自身と同僚の経験から、介護職を続けるには何が大事なのかを考えてみました。
ほとんどの人で意見が一致したのは、「働く場所や条件選びがとても重要」ということです。
介護とひとくちにいっても、入所施設かデイサービスなのか、比較的元気な人が対象なのか重い介護度の人が対象なのか、など中身は多種多様です。
また雇用条件や働く環境は、職場によって大きな差があるのが実情です。
介護職を長く続けている人の特徴の一つは、「いくつかの職場を体験している人が多い」ということです。
初めて就職した職場で仕事がきつかったり人間関係で悩んだりしても、介護の仕事自体を辞めてしまうのではなく、自分に合った職場を求めて転職する柔軟性がコツといえます。
自分に合った介護求人の見つけ方
介護職を長く続けるには、自分に合った職場を探すことが大事です。
介護の職場には、サービス残業など職員に重い負担を求めるところもあれば、介護職員をとても大事にしてくれる職場もあります。
また、利用者さんを大切にする職場は、職員にとっても働きやすくやりがいの持てる職場です。
では、よい職場を探すにはどうしたらよいでしょうか。
多くの求人の中からよい職場を選ぶために試してほしいのは、就職前にできるだけ見学や体験をすることです。
積極的に見学・体験を受け付けている職場は、職場改善に意欲的な職場であることが多いです。
派遣会社を通しての紹介予定派遣という方法なら、まず数か月間働いてみてから正社員になるかどうかを決めることもできます。
この方法は、見学や体験だけではわからない内情を知ってから決められるというのがメリットです。
30代40代で介護を始めた人に聞いてみた介護を続けるコツ
私の職場には、30代40代で介護を始めた人が何人もいます。
介護を始めたきっかけは、「40代になってから失業したので未経験から始められる仕事を探していた」、「子どもが小学校に入って、午前中のパートでできる仕事を探していた」、「シングルマザーで安定した収入が必要だった」、などいろいろです。
介護を続けるコツを聞いてみたところ、「介護福祉士、ケアマネなどの資格を取る」「短時間のパートやフルタイムなどその時のライフスタイルに合わせて働く」「条件の良い職場があれば転職する」などが挙がりました。
求人数が多く、自分らしく働ける職場を見つけやすい介護の仕事のメリットです。
それを活かすことが介護を続けるコツのようです。
介護の仕事は、経験を積み介護福祉士やケアマネジャーなどの資格を取っていけば、さらに転職の幅が広がる仕事です。
長く続けていくコツは、まずは自分に合った職場を選ぶことです。
その為には、ハローワークや派遣会社など複数の窓口を通じて情報収集することが大切です。
次に、就職してからも経験と資格を積み重ね、介護職場間での転職に備えることが重要です。