介護職は土日休めないの？土日休みにする方法を介護講師が解説するよ

介護職は土日休めないの？介護講師が解説するよ！

介護スタッフは交代勤務のところがほとんどであるため、カレンダー通りの休みが取りにくい職業です。

土日がまったく休めないわけではありませんが、毎週休むことは難しいでしょう。下手をすれば土日出勤なんでこともあります。

しかし、就職する介護サービスや働き方を工夫することで介護スタッフでも簡単に土日休みを手に入れることができます。

そのため、家庭を持つ主婦や既婚男性も安心して休日の予定が組めるでしょう。

今回は土日休みが取りやすい介護サービスをご紹介したいと思います。

もちろん完全に土日休める方法もあるため、ぜひ就職前の参考にご覧下さい。

土日休みで選ぶなら派遣やパートがおすすめ

完全に土日休みを取りたい場合は派遣やパート勤務がおすすめです。

どんな介護サービスでも正社員だと土日休みが難しいですが、介護スタッフの派遣やパートであればある程度融通がきくので土日休みを取ることができます。

私の働いていた所でも小さい子どものいるパートスタッフは土日祝日に休んでいました。中にはお盆や年末年始、ＧＷまで休んでいた方もいるほどです。

派遣やパートであればほとんどの介護サービスで土日休みとして働くことができます。

家族の扶養内で働く方や正社員にこだわらない方は派遣やパートが一番土日休みが取りやすいためおすすめです。

土日休みかどうかで選ぶならはデイサービスがおすすめ

デイサービスは日曜定休の所が多いため、土曜日に休み希望を取ることで土日休むことができます。

ただ、デイサービスはパート職員がほとんどであるため、毎週土曜日に休むということが難しいでしょう。

そのため、隔週でいいので土日休みを取りたいという方におすすめです。

介護スタッフも子持ち主婦がほとんどなので、同じ境遇の方なら分からないことを聞きやすく安心して働けるでしょう。

デイサービスはパート勤務ほど土日休みが取れませんが、お盆、年末年始は定休日の所がほとんどです。

そのため、家庭を持つ方は休日の予定が入れやすいでしょう。

デイサービスは毎日日勤勤務であるため、その働きやすさから小さい子どもを持つ主婦に人気があります。また、結婚退職をして出産後に再就職する方へも人気があります。

さらにデイサービスは身体介護も少ないため、体の負担を少なくして働くことができるでしょう。腰痛持ちの方や体力に自信のない方へもおすすめです。

体にやさしく、そして長く介護サービスを続けたい方はぜひ安定した休日の取れるデイサービスで働きましょう。

土日休みかどうかで選ぶなら、訪問介護がおすすめ

訪問介護は家族に土日休みの方が多いため、土日に仕事が入ることはそう多くありません。

例え土日に仕事が入ったとしても仕事自体が少ないため休みが取りやすいでしょう。

また、パート勤務がほとんどであるため仕事も自宅から直行直帰することができます。家事の合間、外出のついでに仕事ということもできるでしょう。

前項でもお伝えしましたが、例え土日どちらかの勤務だとしても、勤務時間は１時間から２時間であるため長時間拘束されることがありません。

家事と子育ても十分両立できるため、負担なく働くことができるでしょう。

さらに訪問介護は勤務時間が少ないため、家族介護や看病をしながらでも十分働くことができます。

土日に休みながら短時間勤務で家庭に専念したい方は訪問介護がおすすめです。

訪問介護は各地域でたくさんの求人があるため、将来的にも就職に困ることはないでしょう。

土日休みは夜勤専任がおすすめ

介護スタッフで土日休むのであれば夜勤専任がおすすめです。夜勤専任は夜に勤務をするため、家庭を持つ方も勤務次第で土日家族と過ごすことができます。

介護スタッフは変則勤務上、どうしても土日勤務が少なからず入ります。夜勤専任なら夜間勤務なので土日の昼間は絶対に仕事が入りません。

家族と少しでも一緒に過ごしたい方は夜間勤務がおすすめです。

また、介護スタッフは資格をいかして働けるため、子どもの成長に合わせて日勤介護スタッフとして転職することもできます。年齢も関係ないため、将来も長く仕事を続けられるでしょう。

せめて土日の日中だけでも家族と過ごしたい方、夜勤専任になれば必ず家族と過ごせるためおすすめです。

ケアマネジャーなら土日休める

介護スタッフで土日休みを探すのも大切ですが、ケアマネジャーを取れば必ず土日休めます。

ケアマネジャーの受験資格は実務経験が５年必要なので未経験者はすぐに取れません。ですが、長い将来を考えて土日休みたい方はぜひ目指していただきたい資格です。

また、ケアマネジャーは土日休みなだけでなく変則勤務もないため、資格さえ取れば休日にたくさん家族サービスができます。

さらにケアマネジャーの給料が平均２３万円なため、家計にも、そして子どもにも優しい生活が遅れるでしょう。

将来的に土日休みを得たい方はぜひケアマネジャーの資格を目指してみて下さい。就職選びにも苦戦しなくて済みます。

介護講師なら土日休める

教えるのが好きな方であれば介護講師もおすすめです。介護講師は介護スクールで働くため、土日休みのスクールを選べば十分休むことができます。

また、ケアマネジャーのように日勤勤務なので安定した働き方もできるでしょう。

介護講師はケアマネジャーのように資格がいりません。初任者研修と実務経験３年あれば介護講師になることができます。

ただ、非常勤の募集が多いためパートや扶養内で働く方におすすめです。中には収入を得るために介護講師と訪問介護と掛け持ちしている方もいました。

講師業で正社員就職を目指すのであれば実務経験５年と介護福祉士を取った後、実務者研修の講師資格や教員講習を修了させることがおすすめです。

特に専門学校の教員は不足しているので教員講習を修了すれば高確率で就職できるでしょう。

講師業に興味のある方はぜひ土日休みで安定した介護講師を目指してみてはいかがでしょうか？

介護職は土日休めないの？土日休みにする方法を介護講師が解説するよ　まとめ

介護スタッフは就職先や働き方を選ぶことによって土日に休むことが十分可能です。

ただ、デイサービスや訪問介護は毎週土日に休むことは難しいでしょう。

隔週で休みになることも覚悟する必要があります。必ず土日に休みたい場合は、面接時に相談をするかパートや派遣として介護施設に勤務することをおすすめします。

介護スタッフは一般職に比べて土日休むことが難しい職業ですが、働き方を工夫することで実現することができます。

私の働いていた所でも土日に休んでいたパート職員が必ず数名いました。

完全に休めないと諦めてしまうのではなく、面接時に確認をしたり土日休みの介護求人を探すことが大切です。

また、どうしても介護スタッフとして土日休みたい場合は夜勤専任や介護講師、ケアマネジャーを目指すことがおすすめです。

ケアマネジャーは実務経験が５年ないと受験できませんが、夜勤専任や介護講師は比較的簡単に目指すことができます。

どちらも適性があるため誰でもできるわけではありませんが、少しでも興味のある方ぜひ目指してみて下さい。

介護スタッフは工夫次第、そしてキャリアアップ次第で土日休みが取れます。これから介護転職を目指す方はぜひ土日休みが取れる働き方を目指してみてはいかがでしょうか？