未経験者の方が知っておきたい!介護の職場での人間関係
介護スタッフの退職理由として多いのは「職場の人間関係」です。
私の周りでも仕事内容より人間関係で退職している方はたくさんいます。
それだけ介護スタッフの人間関係は過酷なものと思って下さい。
しかし、未経験者も介護スタッフの派閥と上手く付き合い長く仕事を続けることができます。
介護派閥さえ乗り切れば5年、10年と介護スタッフを続けるのは決して難しくないのです。
今回はこれから介護就職を考える方へ、介護派閥と上手く付き合う方法をご紹介します。
あなたも介護派閥と上手に付き合い、明るい未来を手に入れましょう。
介護派閥は強制加入!?
どこの介護サービスでも介護派閥はあります。
介護老人保健施設のように他職種が働く施設であれば職種ごとの派閥があるでしょう。
また、介護スタッフの割合が高い特別養護老人ホームもフロアごとの派閥があります。
こういった派閥は無意識のうちにメンバーに入ってしまうため、あなたが何もしなくても派閥相手から悪く言われてしまうのです。
そう考えると派閥社会のある介護業界は本当に面倒だなと思います。
あなたに興味がなくても自分の派閥仲間を理解することは仕事の団結を強くしていきます。
派閥相手と争う気はなくても自分がどの派閥に入っているかくらいは理解しておきましょう。
自分の派閥仲間を大切にすることで仕事が円滑に進むためいい事づくしです。
「派閥仲間」としてでなく「仕事に協力的な仲間」くらいにとらえて上手く活用していきましょう。
触らぬ介護派閥にたたりなし
介護派閥は気付くと相手の悪口ばかりを言っていますが、あなたはただ話を聞いているだけにしましょう。
一緒になって受け答えをすると派閥相手からどんな仕打ちをされるか分かりません。
また、どこで誰が聞いているかも分かりません。
少なくとも職場で派閥相手の悪口を言うのはやめておきましょう。
自分からは相手を批判せず、かつ派閥仲間の話は聞くというスタンスをつらぬけば派閥相手からも必要以上に攻撃されることはないでしょう。
面倒かもしれませんが派閥社会で働いているからには加入しないわけにはいきません。
少しでもエネルギーを向けないためには余計な言動をしないことが一番です。
分かりやすく説明すれば「触らぬ介護派閥にたたりなし」ということです。
尊敬する職員についていけ!
未経験者は介護派閥に付き合うのもうんざりでしょう。
ですが、そんな派閥社会を上手く通り抜けている強者は必ず職場にいます。
あなたもそういった「尊敬する先輩」をお手本についていくことが大切です。
例えばその先輩は派閥社会とどう付き合っているのか、注意深く観察しましょう。
親しければ直接本人に聞くのも手です。
そうすることで派閥社会を上手く乗り切るコツが分かるでしょう。
自分だけで考えても問題は解決しません。
どんな立ち回り方や回避策があるのかを強者から学ぶ姿勢が大切なのです。
また、派閥社会を生き抜くためにどんなことが大切なのか学習するのも一つの方法です。
書店に行けば人間関係を取り上げた書籍はたくさんあるため、書籍で知識を得るのもいいでしょう。
自ら回避策を学ぶことも介護派閥で生き残るために大切です。
あなたの努力は必ずどこかで報われるためぜひ実践しましょう。
まとめ
介護派閥はどこの職場でも避けて通れない問題です。
ですが、介護派閥を上手く利用して仕事を円滑に進める方法もあるため、前向きにとらえていきましょう。
また、必要以上に派閥仲間の悪口に参加しないのも大事です。
あくまで「話を聞く」というスタンスでいましょう。なんとなく加入していればいいのです。
さらに介護派閥と上手く付き合っているスタッフをよく観察し、お手本にすることも大事です。
介護派閥を上手く生き抜いて余計な負担を減らしましょう。
でもまぁ、結局のところ、人間関係で苦労する職場っていうのは少なからず存在します。
介護職は、学歴も職歴も関係なく入れる分、変わった人が集まりやすいからです。
しかし、介護職は広く世間から募集されている為、入った職場の人間が嫌だなぁと思ったら辞めて次の職場に転職する事が可能です。
あまり心配せずに、職場に飛び込んでいくような気持ちで介護の仕事をはじめてみられるのがいいと思います。