未経験者でも分かる!ブラック施設の見分け方を介護講師が解説
未経験者は介護業界のブラック施設の特徴が分からないため、多くの方が就職後に後悔しています。
そういった方が「介護スタッフはブラックだ」と話すために良い面も台無しになってしまうのです。
しかし、ブラック施設の特徴を知ることで就職後に後悔する心配がありません。
そのため、介護就職に後悔することなく自分らしく働くことができるでしょう。
今回は未経験者でも一目で分かるブラック施設の特徴について説明したいと思います。
満足いく介護就職をするためにもぜひ参考にして下さい。
ブラック施設の試用期間は時給扱い 未経験から入ると苦しい
ブラック施設の特徴として試用期間の3カ月間は時給扱いというのが特徴です。
介護スタッフは例え無資格、未経験だろうと正社員であれば基本給として給料が支給されるのが普通です。
そのため、正社員が時給扱いというのは明らかにブラック施設だと思って下さい。
未経験者は何の知識がないことを理由に都合のいいように採用しているのです。
時給扱いなら本採用にならないため、簡単にクビにすることができることから利用しているだけなのです。
これから介護就職をする方は必ず試用期間中の条件についても確認しくおくようにしましょう。
時給扱いであれば賃金も安定性もないため他の介護求人を探した方が無難かもしれません。
ブラック施設は勤務時間が8時間以上!未経験者は避けるべし
ブラック企業の特徴は長時間労働が有名ですが介護サービスもそれは何ら変わりありません。
介護スタッフの平均労働時間は7時間~8時間です。8時間以上の労働はおかしいと思って下さい。
中には8時間以上の労働時間でも給料が20万円以上支給などと書かれている介護求人もあります。ですがそれは総支給の可能性もあるため注意して下さい。
介護スタッフの総支給が20万円なのは当たり前なことなので言葉に騙されてはいけません。
仮に手取り20万円以上で8時間以上の労働の場合でもきちんと応募先の担当者に内容を確認するようにしましょう。
介護スタッフの8時間以上の労働は一般的に考えられません。どうしてもその介護求人に就職したいというこだわりがなければ避けた方が良いでしょう。
他にも8時間未満の介護サービスはたくさんあります。
どんなに好条件だったとしても、いつか納得できなくなる時が来るでしょう。
ブラック施設は休日数を曖昧にする 未経験者でも騙されないで!
ブラック施設は人手が足りないために介護スタッフの求人数を少なくする傾向があります。
特に休日数が「平均」とか「○日~○日」などと曖昧な記載がしてある場合は注意しましょう。
ブラック施設は既定の休日数を下回っているためはっきりした記載をしたがりません。
特に曖昧な記載である場合、応募前にきちんと確認するようにしましょう。
担当者の返答が曖昧な場合は高確率でブラック施設です。介護求人は一つだけではないため無理に応募するのはやめましょう。
介護スタッフの平均休日数は月8日です。7日を下回る場合は少なすぎます。
介護スタッフの多くは交代勤務であるため、休日数が少ないと体調管理ができません。
はっきりとした休日数が分からない介護求人には応募するのはやめましょう。
未経験者でも分かる!ブラック施設の見分け方を介護講師が解説 まとめ
未経験者はブラック施設の特徴が分からないため就職後に後悔する方がたくさんいます。
ですが、試用期間中の扱いや勤務時間、毎月の休日数を注意深く見ることでブラック施設に就職するリスクがなくなります。
ただ、書面のみで納得してしまうのではなく応募前にきちんと求人先に確認することも大切です。
介護求人先の中には応募欲しさに虚偽の情報を記載する所もあります。
どんな求人でもまずはあなたが直接確認をすることがブラック施設の就職を防ぐために大切です。