転職回数が多くても介護職になれる?介護講師が解説するよ!
転職回数が多いと面接時に「すぐ辞めるのではないか」とか「根性がない」と思われてしまい採用が不利になってしまうでしょう。
しかし、それは一般企業の話であって介護業界は違います。
介護業界は転職回数を気にする業界ではないのです。
介護は人間のお世話をする仕事であるため、就職するためにもっと大切なことがあります。
今回は転職回数の多い未経験者の方へ、転職回数よりも介護スタッフとして大切なポイントをご紹介したいと思います。これであなたも自信を持って介護業界に転職できるでしょう!
転職回数より優しさが大事
介護スタッフは転職回数よりもその方の人間性の方がはるかに大切です。
優しさのない介護スタッフはどんなに職歴が良くても介護業界では無能な人材です。
介護スタッフに優しさがなければ利用者から介護を必要とされなくなります。
「他のスタッフにして欲しい」、「あのスタッフの介護は受けたくない」。
介護業界は人間相手の仕事であるためこういった「介護拒否」があります。
介護拒否をされてしまうとその利用者の介護は他の職員がすることになるため、あなたが必要でなくなります。
介護拒否を受けることは介護スタッフとしての居場所がなくなってしまうためあってはならないことです。そのため、介護スタッフは転職回数よりも介護者の人間性、つまり優しさが大切なのです。
介護スタッフを目指す方は自分の持っている優しさをアピールすることが採用へと結びつくでしょう。
転職回数よりやる気が大事
介護スタッフは専門職であるため介護の知識や技術を1から覚えていく必要があります。
そのため、特に未経験者は仕事に対する「やる気」が大切です。
やる気がなければ新しい仕事を覚えることができませんし、自分の道を切り開くことも難しいでしょう。
また、介護スタッフは3年以上の実務経験と実務者研修を受講することで介護福祉士の受験資格を得ることができます。
あなたが正社員で応募した場合、採用担当者も将来を期待しているためやる気を見せることが有利な就職へとつながります。
介護スタッフは自分の道を切り開いていくためにもやる気を持つことがとても大切です。
ぜひ介護スタッフとしての目的、目標をしっかりと持ってやる気をアピールしていきましょう。
転職回数より介護資格が大事
介護スタッフは専門職であるため一番大切なのが介護資格の有無です。
介護資格には介護福祉士、初任者研修、実務者研修がありますが未経験者は初任者研修が比較的取りやすいためおすすめです。
初任者研修は各地域にスクールがあり費用もおよそ4万円で取ることができます。
通信制、通学制と自分の生活環境に合った受講スタイルを選ぶことができるため、働きながらでも十分取ることができます。
もちろん無資格でも介護スタッフになることはできますが、初任者研修を持っていた方がより多くの介護求人を選ぶことができるためおすすめです。
時間のある方はぜひ就職前に初任者研修の資格を取りましょう。
まとめ
介護スタッフの就職は転職回数を重視することがないため、転職回数を気にする方も安心して目指すことができます。
ですが、介護スタッフは「優しさ」や仕事に対する「やる気」、「初任者研修を取ること」を重視している職業であるため、就職前に再確認する必要があります。
もし就職後に初任者研修を取る場合は面接時に取得する意欲を伝えれば問題ないでしょう。
転職回数の多い未経験者でも多くの方が介護スタッフとして活躍しています。
あなたも介護スタッフになれる可能性は十分あります。
ぜひあなたの優しさややる気を介護業界でいかして下さい!