介護経験者が介護職に再就職する為に大切なこと
介護経験者が再就職をする場合、ブランクがあることから経験者よりも不利な状況になってしまいます。
応募が複数ある場合は不採用になる可能性もあるでしょう。
しかし、ブランクがあっても多くの方が介護職の再就職に成功しています。大切なのは介護職をやりたいという熱い思いではないでしょうか。
今回は介護経験者が介護職に再就職するために大切なことを書いていきたいと思います。必ず役立つ内容なのでぜひ参考にして下さい☆
介護職の再就職準備に復習を行う
介護職は専門知識を必要とする職業です。そのため、再就職をするためには専門知識の復習が必要になります。復習をしなくても介護資格を持っていれば採用できますが入職後に苦労をするでしょう。
介護職は専門職であるため専門的な知識、技術が備わっていることは当たり前なことです。
それを「忘れた」、「分からない」では済まされません。介護職のブランクがあれば高い可能性で介護の知識、技術が薄れています。入職前までに講習で使用したテキストを見てもう一度復習をしましょう。
そして、恥ずかしくない状態で仕事に臨むことが大切です。
また、介護情報は毎年変わってきているため、現在の介護保険法の大まかな内容が理解できるようにすることも大切です。介護の時事内容を把握することは面接時だけでなく、普段の世間話でも役立つためサイトなどで調べて情報を把握しておきましょう。
知識や技術を理解していると仕事の飲み込みも早いためスタートが大分違ってきます。
決して無駄なことではなく、すべてはあなたのためです。再就職してから苦労しないためにも事前に復習しておきましょう。
介護職に再就職できそうな施設を考える
再就職をする前はどんな施設があるのか考えることも大切です。
生活環境によっては夜勤ができなかったり早番遅番などの変則勤務ができない場合もあります。
そういった時はパート勤務や派遣社員で決められた時間内で働く方法もあります。派遣社員の場合、契約期間内で働いているため仕事や人間関係が合わない場合でも「〇月まで」と割り切って働くことができるでしょう。
また、パートや派遣社員は残業や勉強会、飲み会などの付き合いも強制力がないため自分の時間を満喫することができます。夜勤が苦手な方や体の負担が少ない介護サービスに再就職したい方はデイサービスやグループホームがおすすめです。
グループホームは夜勤がありますが、定員が9名と少ないため負担も少なく仕事ができます。また、どちらも身体介護が少ないため体の負担が少ないでしょう。
再就職先を考える際は、自分の生活環境や体調を考慮したうえで適切な介護サービス選びを行いましょう。
再就職で家族が協力できるかを確認
再就職をする際は家族が変則勤務や夜勤に協力できるか確認を行うことも大切です。男性の既婚者でも奥さんの休みや子育てなどの関係で変則勤務ができないこともあります。既婚女性も子どもを家族に預けて働く場合は協力が必要です。
また、子どもを保育園に預ける場合もあるでしょう。
特に既婚者は男女関係なく家族の協力を確認することが大切です。変則勤務は家族のすれ違いが生じるため、子どもにも理解してもらう必要があるでしょう。
私の周りでも再就職をして仕事と家庭を両立させている方はたくさんいます。
大変かもしれませんが、同じ境遇の方もいるためみんな励まし合いながらがんばっています。それに介護職は変則勤務であるため、時間を上手に活用すれば家の用事なども片付けやすいでしょう。
まずは家族が再就職で協力してくれるか確認してみましょう。
まとめ
介護職は資格を持っていれば再就職も簡単に行えます。
ですが、介護の知識、技術の復習や自分に適切な施設を考えたり、再就職で家族が協力できるか確認することは再就職で失敗しないために必要なことです。
こういった「下準備」を行わないで再就職をすると仕事が自分に向かず、働きにくさを感じるでしょう。
そのため、再就職をする際は今回説明した3つのポイントを抑えて忘れずに復習を行うことが大切です。