未経験者が仕事できるようになる為に!経験者が教える介護職技術
介護職は独り立ちをするまで先輩と一緒に仕事を行いますが、専門職であるためなかなか独り立ちができない方もいます。
そのため、職場に居づらさを感じ試用期間中に退職してしまう方もいるのです。
しかし、専門職である介護職もコツさえつかめばすぐに独り立ちすることができます。私の周りの未経験者も先輩のアドバイスを実行して1~2カ月ほどで独り立ちしています。
今回は私のいた職場で新人職員に伝えていた独り立ちできる方法をお伝えしたいと思います。
多くの新人職員に効果があったためぜひ試してみて下さい☆
独り立ちへは業務マニュアルを熟知する
介護職に入職すると必ず業務マニュアルを渡されます。
業務マニュアルには早番、日勤、遅番、夜勤の仕事内容が時間系列で書かれています。
ほとんどの介護職は変則勤務で働いているため、慣れるまではマニュアルを見ながら仕事を進めていきます。
そのため、業務マニュアルに書いてある勤務帯ごとの内容を熟知することで効率よく仕事ができるのです。
また、時間系列の仕事内容が分かるため先の行動を予測して動くこともできます。
もちろんメモに残した内容もマニュアルに反映させることでより厚みのある仕事ができるでしょう。
介護職に入職したらまず勤務帯ごとの業務内容を覚えていくことから始まります。
そのため、慣れるまでは業務マニュアルが必要となるでしょう。
業務マニュアルを熟知することは仕事を達成へと近づけ、先を予測して動くことにつながります。そのため、仕事の習得にもつながり結果的に独り立ちをすることができるのです。
たかが業務マニュアルですが経験者でも仕事に慣れるまでは業務マニュアルを見て復習をしています。そのくらい仕事を習得するうえで重要なものなのです。
まずは業務マニュアルを見て仕事を覚えることから始めましょう。
独り立ちへは利用者の特性を理解する
利用者へ適切な介護を行うには利用者の特性を理解する必要があります。
特性とは身体状況や介護内容などをさします。利用者の特性は一人一人違うため担当フロア分覚える必要があります。担当フロアの人数は大体7~20名ほどと介護サービスや配属先によって違います。
人数が多いと負担に感じるかもしれませんが覚えるコツがあるので安心して下さい。まずメモ用紙に座席図と居室案内図(担当フロア分)を書いていただき、該当する所に利用者の名前を書いて下さい。
そして利用者の名前の側にその方の特性を記入します。
座席図には食事方法や口腔ケア方法について記入します。居室案内図には排泄、着脱、移動の方法を記入します。記入場所はどちらでも結構です。あなたが見て分かりやすい方法にして下さい。
この2つの図を休憩時間や休日を使って復習することでいち早く利用者の特性を覚えることができるでしょう。
また、休憩中に見ることで近くの職員が教えてくれたりアドバイスをくれるため効率良く覚えることができます。つらいですけどね。
利用者の特性を覚えることは適切な介護を行い介護事故を防ぐことにつながります。
始めは大変かもしれませんが復習、実践を繰り返していくうちに確実に覚えられます☆
利用者の特性を覚えることは介護職が独り立ちするために必ず通る道です。
一日でも早く利用者の特性を理解して独り立ちしましょう!
独り立ちへは覚えた事を積極的に行う
新人職員はただ「仕事を覚えれば良し」というものではありません。
覚えた事を積極的に実践して一人でできるようになることが大切なのです。せっかく覚えても実践しなければもちろん忘れてしまいます。例えうまくいかなくてもいいのです。あなたが覚えたことを実践することでそこから学びが深まります。それに、失敗したとしても新人のうちであれば 先輩や上司がフォローしてくれるでしょう。
私のいた職場では新人職員に、「失敗するなら新人のうちがいい」とよく教えていました。新人なら何をしても許される訳ではないですが、その言葉には「色んな人から学び、吸収してほしい」という意味合いが込められているのだと思います。
覚えた仕事を積極的に行うことで確実に自分のものになります。自分のものになれば独り立ちできる日はそう遠くありません。
あなたも独り立ちを目指してぜひ覚えた内容を翌日から一人で行ってみましょう!
まとめ
介護職が独り立ちをするためには「自分から行動する」ことが大切になります。
時間内に受け身的に働いていてはいつまでたっても独り立ちすることはできません。独り立ちで悩んでいる方は今回ご紹介した3つの方法を実行することで早期に独り立ちをすることができるでしょう。
介護職は一般企業とは違い変則勤務であるため勤務帯ごとの仕事を覚える必要もあります。
また、利用者の特性を理解しないと十分な支援、介護ができないため新人職員は覚える内容がたくさんあるのです。
ですが、その先には専門職としての「独り立ち」が待っています。介護職で独り立ちができれば専門職として自信を持っていいのです!
あなたも今回ご紹介した方法を実践して一日でも早く独り立ちしましょう☆