介護講師が語る!未経験で介護士になるなら知っとくといい知識
介護スタッフは介護の知識や技術を覚えて終わりではありません。
利用者の日常生活の支援も行っていくことから介護以外の仕事も覚えなくてはなりません。
どんなに介護資格を持っていてもこういった付帯業務もできなければ仕事が長続きしないでしょう。
しかし、未経験者は付帯業務の内容を理解することで心の準備もできるため、就職後も安心して働くことができます。
何も知らないで就職するより知っていて就職する方が予習をして備えることもできるでしょう。
今回は未経験者へ介護業務以外で覚える仕事についてご紹介します。
どこの介護サービスでも行っていることなのでぜひ参考して下さい。
未経験者は昭和初期の歌を覚える必要がある
未経験者は高齢者が幼少期から親しんでいた歌を覚える必要があります。
歌を歌うことはその場を盛り上げたり雰囲気作りをするために必要なことです。
歌は直接参加しなくても聴いているだけで誰でも楽しめることができます。
そのため歌えない方や寝たきりの方など、すべての方が必ず参加できるというメリットがあるのです。
基本的に歌が嫌いな利用者はいません。そのため歌を歌えば誰もが楽しむことができます。
どこの介護サービスでも歌の好きな利用者が必ずいるので場が盛り上がるはずです。
介護サービスによっては利用者用のカラオケ機器を置いている所もあります。
これから介護スタッフを目指す未経験者は歌が歌えるようになることが大切です。昭和初期の流行歌を必ず覚えて歌えるようにしましょう。
未経験者はレクリエーションを覚えると仕事がスムーズに
未経験者は介護業務以外に利用者の余興(レクリエーション)を毎日行っています。
レクリエーションの内容はたくさんありますが大切なのは身体が不自由な方や認知症利用者でも楽しく参加ができる内容を行うことです。
入所数が多いと中にはレクリエーションの内容を認められない方もいます。(大人が子どもの遊びみたいなことができるかと否認するような感覚です)。参加できない方へは本人が楽しめる別の役割や遊びを考えるといった配慮も大切でしょう。
介護サービスで行われるレクリエーションの内容は書籍やサイトなどにたくさん掲載されているため就職前に一度確認してみることがおすすめです。
レクリエーションはどこの介護サービスでも行われます。
利用者の前で一人で進行できるになることが大切です。本番で戸惑わないためにも今から準備しておきましょう。
未経験者が知っておくと得をする!祝日の由来を覚えとくといい
介護スタッフはどの利用者とも円滑なコミュニケーションを取るためにも、祝日の由来を覚えておきましょう。
祝日の由来を知らない利用者はいないため、話題にすれば大人しい利用者ともコミュニケーションが取れます。
国民の祝日はほぼ毎月あるため何かと話題にすることができます。
祝日の由来だけでなく地域で行われている行事なども話題にすると場が盛り上がるでしょう。
また、祝日にちなんだ食事やその意味なども覚えると利用者との会話に役立ちます。
祝日の知識はどこの介護サービスでも使います。若くても知らないと恥ずかしい思いをするため必ず覚えておきましょう。
未経験者が介護以外で覚える仕事とは?まとめ
介護スタッフに就職すると介護の知識、技術以外に付帯業務としてレクリエーションや利用者の前で適宜歌を歌うことがあります。
何も知識がないまま始めると大変であるため、就職前にぜひ覚えておくことがおすすめです。レクリエーションの内容も歌も調べれば分かるため安心して下さい。
また、利用者のコミュニケーションを円滑に行う方法として祝日の由来を覚えることも必要です。特に高齢者は祝日やならわしに詳しいため、何も知らないと恥ずかしい思いをしてしまいます。
気持ちよく仕事を行っていくためにも就職前に介護スタッフの付随業務を予習しておきましょう。