未経験から介護士になろうとする人へ!衣服の事を解説します
衣服介護は排泄介護や移動介護に比べて負担も少なく簡単に行えますが実は様々な実情を抱えています。
未経験者は簡単だと思って甘く見ていると大変な思いをするでしょう。
しかし、移動介護の実情を知っていると就職後も難なく仕事に順応することができます。
未経験者も周囲から一目置かれるため自信が付くこと間違いないでしょう。
今回はこれから介護就職を考える方へ、衣服介護のあるあるについてお話します。
これから介護士になろうとする未経験者の方、ぜひ就職後に知識をいかして一目置かれましょう。
未経験者必読!着る服のセットがない
衣服介護は主に入浴や汚染等で着替えが必要な時に行います。
そんな衣服介護もいざ衣服の準備をしようとしたらセットがそろっていないということがよくあるのです。
原因として、排泄物の汚染でズボンだけ交換していることがあげられます。
そのため、いざ着替えようとした時に上下がそろっていないということが起こるのです。
平服なら代用がききますがパジャマの場合は物自体が変わってしまうため代用がきかないこともあります。
同色系の物があれば良いですが水色の上着とピンクのズボンといったように色がチグハグになってしまう場合は無理に着用させず職場の貸与用の衣服を着せるようにしましょう。
どこの介護サービスでも不足分に備えて貸与用の衣服を置いています。
上下がそろわないチグハグな組み合わせは着用している本人にとっても苦痛ですし見ている周りも気持ちよくありません。
困った時は無理に着用せず先輩に相談をしたり施設の衣服を着用させるようにしましょう。
未経験者必読!同じような色ばかりで見分けがつかない
利用者の衣服収納の方法はさまざまですが、上下セットで収納していない場合、セットを選ぶ時に同じような色ばかりで苦労することがあります。
特に女性利用者はピンクや紫色のパジャマを好んで着るため上下セットにして置かないと見分けが付きません。
私も実際ピンクのパジャマしか着用しない方の衣服セットを準備するのにとても苦労したことがありました。
同じような色ばかりでは見分けを付けるのが大変です。ですがそれは利用者の好みでもあるため介護スタッフが口出しすることはできないのです。
もし気になるようであれば上下で収納することを提案したり、早めに衣服準備をして探す手間を短縮させましょう。
衣服が早く準備できれば仕事も効率良く行うことができるでしょう。
未経験者必読!衣服に書く名前はあだ名やイニシャル
利用者の衣服を準備したり洗濯後に収納する時、衣服の名前を見ながら行っています。
ですが、衣服に正確な名前が記載されていないために苦労してしまうことがあるのです。
例えば利用者のあだ名やイニシャルが記載してあることがよくあります。
家族からしたらプライバシーの保護や遊び心のつもりで書いているつもりですが、準備するスタッフはやりにくさを感じてしまいます。
これも気になるようであれば上司に相談をして家族に改善してもらうように促してもらいましょう。
特にスタッフの出入りが多い施設ではうまく順応できない可能性があります。
一人だけならともかく、何人もいるとスタッフも対応できないため改善していく必要があるでしょう。
未経験から介護士になろうとする人へ!衣服の事を解説します まとめ
衣服介護は汚染による交換などで準備しようとしても上下そろっていないことがよくあります。
また、同じ色ばかり着ている方もいるため組み合わせで収納しておかないと準備に時間がかかることもあるでしょう。
さらに衣服の名前をあだ名やイニシャルで記入する方もいます。
未経験者は慣れるまで大変かもしれませんが事前に衣服を組み合わせておいたり、セットがないものは別のストックを作るなどして対応しておくと効率良く仕事ができるでしょう。
ぜひあなたのやり方で負担のない方法を探していって下さい。