排泄介護が嫌でも介護職になれる?介護講師が解説
排泄介護はどこの介護サービスでも必ずと言っていいほど行います。
そのため、排泄介護が嫌いだと介護スタッフになることは難しいでしょう。
しかし、例え排泄介護が嫌いでも介護スタッフの仕事はできます。
私の周りでも排泄介護が苦手な方はたくさんいますしそういった方も就職後は何事もなく活躍しているため安心して下さい。
今回はこれから介護就職を目指す方へ、排泄介護の苦手意識を克服する方法についてお話します。
この記事を読めばあなたの排泄介護に対する意識が180度変わるでしょう。
排泄介護はイメージでなくやり方を覚えよう
排泄介護と聞くと多くの方は便や尿を扱うイメージを抱きます。
確かに間違っていませんが排泄介護はそれだけではありません。
なぜおむつ交換をするのか、おむつ交換にはどういった効果があるのかといった基本的なことから考えるようにしましょう。
そうすることで少しずつあなたの中にあるおむつ交換へのイメージが変わるはずです。
また、手順を覚えることも苦手意識を克服するために大切です。
排泄介護が苦手な方というのはほとんどおむつ交換に対する苦手意識を抱いています。
まずはおむつ交換の留意点や手順を覚え、おむつ交換を理解することから始めましょう。
やり方さえ覚えてしまえば苦手意識もほとんどなくなります。
排泄介護が苦手な新人もやり方を覚えることで苦手意識を克服できるのです。
まずは参考書や排泄介護の動画を見て排泄介護の留意点や手順から覚えるようにしましょう。
就職すればどんな人でも排泄介護に慣れます
介護就職をすれば嫌でも毎日排泄介護を行います。
そのため、苦手意識を持っていても自然と慣れてしまうでしょう。
これはどんな人でも当てはまることなので安心して下さい。
私は5年以上介護現場で色んなスタッフを見てきましたが排泄介護が苦手で退職した方は今まで一度も見たことがありません。
介護就職するとそのくらい排泄介護の苦手意識がちっぽけなものになります。
一日5人もおむつ交換をしていれば一カ月100回以上おむつ交換ができます。
そんな状態で排泄介護が苦手になるわけがないでしょう。
むしろ排泄介護に慣れて得意になってしまうほどです。
排泄介護は慣れることで自然と苦手意識が克服できます。
悩んでいる暇があればまずは排泄介護、おむつ交換の手順や留意点を予習しましょう。
まずは見学やボランティアで排泄介護を知ろう
排泄介護が苦手な方の中にはその言葉を聞いただけで怖気づいてしまう方もいるでしょう。
いきなり留意点だの手順と言われてもやる気にならないと思います。
そういった場合は悩むよりまず介護施設に見学やボランティアに行って排泄介護の様子を見てきましょう。
実際の様子を見ることで苦手意識も少しずつ変わってくると思います。
特に排泄介護と聞くと排泄物のイメージが大半を占める方は一気に排泄介護に対する考え方が変わるでしょう。
排泄介護を理由に介護就職を諦めてしまう方は多いですが本当に残念に思います。
排泄介護は目的さえ理解すれば苦手意識は必ずなくなります。
少しでも克服したい気持ちを持つ方はぜひ近所の介護施設へ排泄介護の見学をしてみましょう。
まとめ 排泄介護が嫌でも介護職になれる?
排泄介護が嫌な方はたくさんいます。
そしてその多くの方は「排泄介護」でなく「排泄物」にばかり焦点を当てています。
排泄介護は排泄物を取り扱うことだけが仕事ではありません。
まずは排泄介護の目的や留意点、手順を覚えることから始めましょう。
排泄介護に対する価値観が一気に変わります。
また、どうしても排泄介護と向き合えない場合は一度近所の介護サービスに行って施設見学をしましょう。
実際の様子を目にすることであなたの中の意識が変わるはずです。
まずはできることから行い自分の中で排泄介護に対する考え方を変えていきましょう。