これは役立つ!基本的な介護の仕事について介護講師が解説するよ!
介護未経験者は仕事内容を十分に理解せず、求人の多さから就職してしまうことが多いのが特徴です。
仕事内容を理解しないで就職してしまうと自分に向かない可能性が出てきます。
そうなるとせっかく介護スタッフに就職をしても試用期間中に退職することになるでしょう。
しかし、介護スタッフの基本的な仕事内容を理解することで自分に向いているか再確認することができます。
そのため、就職後に仕事が合わなくて後悔することがないのです。
今回は介護未経験者へ介護の基本的な仕事内容について説明したいと思います。ぜひ就職する際の参考にして下さい。
介護職は食事、入浴、排泄が基本
介護スタッフの仕事はどこの介護サービスでも食事、入浴、排泄を基本とします。
利用者の身体状態によって一人一人介護方法は違いますが必ず何らかの支援、介護は行っています。
どの介護も基本を守って行わないとケガを負わせたり窒息させる可能性があるため注意が必要です。
介護の知識、技術は初任者研修で学習しますが就職後に資格を取る方は書籍などから介護の留意事項などを学習しておくことが大切でしょう。
もちろん就職後の指導はありますが事前に予習しておくことで就職後の負担が少なくなります。
何の介護でも未経験者は始めから一人で入ることはありません。
先輩と二人で入っていき徐々に一人で入るようになります。
就職後は周りのスタッフに指導を受けることも大切ですが、仕事を覚えていくためにもメモした内容の復習をきちんと行うようにしましょう。
介護職は移動介護も重要
介護スタッフは食事、排泄、入浴の介護以外に移動介護も行います。
これはすべての利用者ではなく寝たきりや支援の必要な利用者のみです。
移動介護は基本を守りながら行わないと腰痛の原因にもなるため、就職前に留意事項だけでも学習することをおすすめします。
実技的なことは就職後に先輩が指導してくれますが、不安な方は動画などで確認することをおすすめします。
ただ、何の介護でも利用者の状態によって臨機応変な対応を行っていくためテキストや動画はあくまで「基本」だと思って下さい。
介護現場はすべて基本を展開した「応用」になります。
先輩のやり方をよく確認してその方に合わせた移動介護を行いましょう。
介護職は洋服の着脱介護を行うよ
介護スタッフは利用者の日常生活の介護も必要になります。
そのため、朝晩の着脱介護も行っていきます。
着脱介護は簡単そうに思えますが、ただ介護をしているだけではケガをさせてしまいます。
高齢者は皮膚が弱いため洋服の摩擦で皮膚がやぶれて出血してしまうこともあります。
皮膚がやぶれないように気をつけながら丁寧に介護していかないといけません。
また、麻痺や関節痛などで肘を伸ばせない利用者もいるため、負担のないように気を付けながら介護を行う必要があります。
着脱介護の方法は介護の知識を必要とするため初任者研修を持っている方や受講中の方は復習すると良いでしょう。
これから受講する方も書籍などで調べて学習すると就職後スムーズに仕事ができます。どの介護サービスでも着脱介護は行うため必ず覚えておきましょう。
まとめ
どんなに介護内容を理解していても知識、技術を備えていなければ事故を起こす可能性があります。
未経験者は就職する前に必ず復習すると就職後に安心できます。
介護スタッフは利用者の日常生活の支援を行うため幅広い介護内容があります。
利用者の状態も十人十色なので同じ介護方法の方はいません。
そのため、一人一人に合わせた介護を行っていくことが大切です。
覚えることはたくさんありますがやりがいのある仕事なのでぜひ目指して下さい。