介護をすぐ辞める人の3つの共通点
- 未経験者は介護業界の重労働が合わないため、就職してもすぐに辞めてしまいます。
しかし、私のように5年以上勤続する人はたくさんいますし10年以上勤続している方もたくさんいます。
すぐ辞める人には「ある共通点」がありそこに当てはまらないようにすればいいだけなのです。
今回はこれから介護就職を目指すすべての方へ、介護スタッフをすぐ辞める人の3つの共通点についてお話します。
この記事があなたの将来に役立てると幸いです。
①賃金だけしか見ようとしない
介護スタッフは低賃金として有名ですが、賃金を仕事の価値としてとらえてしまうと次第にやりがいをなくしてしまいます。
私の周りでも多くのスタッフが「昇給が〇円しか上がらない」、「他は〇円も手当付くのにうちだけは少ない」など賃金の不満を言いながら辞めていきました。
仕事をするうえで賃金は大切なものですが、それだけに仕事の価値を置いてしまうと「重労働」、「汚い割に低賃金」など悪い方向にしか考えられなくなります。
介護スタッフをすぐ辞めないためには「賃金」という価値をなくすことが大事です。
そのためにはあなたがなぜ介護スタッフをしたいと思ったのかもう一度原点に戻りましょう。
少なくともあなたの気持ちの中に「高齢者の役に立ちたい」という気持ちがあるはずです。
その気持ちこそ介護スタッフでいる一番の意味になります。
まずは高齢者の役に立ちたいという原点に戻り、思いやりのある仕事をしていきましょう。
そうすれば賃金以外に仕事の価値を転換することができます。
これを意識的に行わないと自然と「お金のために働いている」という発想が生まれてしまうため注意しましょう。
常に介護スタッフの意味を問いながら働いていくことが大事です。
②受け身で仕事をする
介護スタッフは受け身で仕事をすると本来人間相手の仕事を「流れ作業」のようにとらえてしまいます。
例えば食事介護も流れ作業という感覚が付くとロボットにエサを与える感覚で養ってしまいます。
そして次第に「やらなきゃいけない流れ作業」という思いが刷り込み、仕事を面倒なものと感じてくるのです。
この状態が続くと当然仕事がつまらなくなり辞めたくなります。
介護スタッフは人間相手の仕事だからこそ、意識的に目的を持って働きましょう。
そうすることで自然とやりがいが身に付くため辞めたいと思う気持ちもなくなります。
③職場で職員の悪口を言う
介護スタッフは多くのスタッフと協力して働くため、人間関係のストレスもたまります。
合わない上司、先輩がいると誰もいない所で陰口を言うこともあるでしょう。
ですが、介護業界はスタッフの悪口を言う人ほど不満が募り辞めてしまうのです。
私のいた介護施設でも休憩時にいつも先輩や上司の悪口を言う方がいましたが、そういった方は必ず1年以内に辞めていました。
一人だけでなくどの方も同様でした。
職場で悪口を言うとさらに仕事が嫌になるだけでなく仕事がしにくくなります。
確かに周りが状況を理解してるため悪口も言いやすいですがここはグッとこらえて我慢しましょう。
どうしても悩みや不満がある場合はこっそりと数人のスタッフへ相談して下さい。
大勢の前で職場で悪口を言って居づらくなるのはあなたです。
自分の気持ちを上手くコントロールしていくようにしましょう。
まとめ
介護スタッフをすぐ辞める人は賃金だけに仕事の価値を置く、向上心がなく受け身的に仕事をする、そして職場内で仕事の悪口を言うという3つの特徴があります。
この3つは常に目的を持って働かないと誰でも起こりうる感情なので気を付けて下さい。
また、3つ目の職場の悪口は誰でも言いたくなりますが、限られたスタッフに相談したり休日に気分転換することで予防できます。
あなたもこの3つを守り、長く介護スタッフを勤続しましょう。