介護職が利用者と上手く付き合うコツ!介護講師が解説
介護を行う基本として利用者と上手く付き合っていく必要があります。
特に未経験者は介護の知識、技術を習得することに専念してしまうため利用者と上手く付き合えません。
しかし、未経験者でも意識的に情報を得ることで利用者と上手く付き合うことができます。
今回はこの記事を読んでくれたあなただけに利用者と上手く付き合うコツをお伝えします。
この記事を参考にぜひ自信を持って利用者介護をしましょう。
利用者はやみくもに話すより情報収集が大事
利用者とのコミュニケーションは友達感覚で行えばいいものではありません。
利用者とあなたは年代も違います。やみくもに話してもあなたが一方通行をしてしまうだけです。
利用者とコミュニケーションをする前にその方の情報収集をすることが大切です。
例えば耳が遠かったり認知症利用者だったりする場合、普通にコミュニケーションを取っても相手へ意思が伝わらないでしょう。
アドバイスとして、コミュニケーションを取る前に先輩へ注意事項はないか確認してから取るようにしましょう。
そうすれば耳が遠かったり認知症だということが分かるため適切な対応ができます。
利用者はワンパターンではありません。色んな状態を持つ方がいます。その方に合った適切な対応ができるように確認することが大事です。
利用者の気持ちになって行動すれば大丈夫
介護技術以前に利用者と関わる時は相手の状況を見て対応することが大切です。
「こうすれば利用者はどう思うか」と常に考えて関わっていれば、まず大きな失敗をすることはありません。
利用者の気持ちに立って考えられない場合は「自分だったらどう思うか?」と、自分に置き変えて考えることも大切です。
そうすることで行動の良し悪しが具体的に分かるでしょう。
相手を思いやることこそが介護の基本です。どうすれば利用者が嬉しいと思うかを常に考え、気持ちの良い関係を築いていきましょう。
利用者が求めていることを理解しよう
介護を必要とする利用者はみんな置かれている状況が違います。
性格や家族構成、趣味や好みなどをはじめ、生きてこられた生活環境も違います。
利用者の求めていることは十人十色です。利用者の生活背景や性格を理解して求めていることに応えるように関わることが大切です。
利用者の求めていることが分かれば大抵コミュニケーションは上手くいきます。それは相手があなたに心を開いているからです。
介護コミュニケーションの基本は相手が求めていることを理解することです。
そして利用者の情報収集は相手を知るための材料になります。
利用者理解に努め、どんな方とも仲良く付き合えることが介護スタッフとして大切なことです。
介護職が利用者と上手く付き合うコツ!介護講師が解説 まとめ
未経験者は介護知識、技術を覚えることだけがすべてではありません。
利用者と円滑にコミュニケーションが取れなければ介護すらできないでしょう。
利用者は私たちと年代も生きてこられた環境も違います。
そのため、友達と話すようにコミュニケーションを取っても利用者とは分かち合えないでしょう。
利用者と上手く関わるためには相手に関する情報収集が大切です。
何も知らないで関わると意思疎通ができなくあなたが一方的になるだけでしょう。
また、相手の気持ちに立って行動をすることも介護の基本です。
そうすることで思いやりのある優しい介護ができます。
さらに、利用者一人一人が求めてるニーズに応えることも大切です。
ワンパターンの接し方では必ず心を開かない利用者がいます。
利用者と関わる時は必ずその方が求めてるニーズを把握したうえで接していきましょう。
利用者と上手く付き合う最大のコツは相手を理解することです。利用者理解に努め、誰からも愛される介護スタッフを目指しましょう。