介護職を長く続けるために大切な事とは?介護講師が解説するよ!
介護スタッフは人手不足なことから就職を希望すれば誰でも働くことができます。
ですが誰もが長く続く仕事ではありません。
どんなに資格を持った能力の高い方でも仕事が嫌になって早期退職をしてしまう方もたくさんいるのです。
しかし、ある心得を持つことで仕事を長く続けることができます。その心得はとても簡単なことなので知っていれば誰でもできるでしょう。
今回はこれから介護スタッフを目指す方へ、仕事が長く続く心得を現役介護講師がお伝えします。
とても参考になる内容なのでぜひ就職後に取り入れて下さい。
介護職は仲間を大切にすると長く続く
介護スタッフは排泄介護や入浴介護などを複数の職員で協力していきながら行っています。
そのため、一緒に働く仲間を大切にできないと仕事を円滑に行うことができません。
自分が大変な時も困った時も、仲間を大切にすることで仕事を続けやすい環境を作っていきます。
仲間を大切にするためにはコミュニケーションを取ることも大切ですが相手が大変な時は自分から積極的に手伝うことがポイントです。
就職したばかりのころは大変かもしれませんが慣れてくると周りの介護スタッフの様子が見えてきます。
介護スタッフの世界は相手を助けるから自分が助けられる世界です。
そうすることで仕事が安定して長く続けられます。
一緒に働く仲間を大切にして居心地の良い環境を作っていきましょう。
介護職はスキルアップすると長く続く
介護スタッフを長く続ける為には日々成長していく必要があります。
「初任者研修を取ったら終わり」ではありません。
パート勤務であれば時間まで働けばいいかもしれませんが、正社員として介護スタッフを目指す方は日々専門性を磨いて高めていく必要があります。
スキルアップしていくためには資格を取るだけでなく各地で行われている研修に参加したり書籍を買って勉強する必要があります。
そういった一つひとつの積み重ねが専門職としての能力を高めていくのです。
介護福祉士を持って自分磨きをしない方と初任者研修だけど日々自分磨きをしている方は3年後に差が付きます。
また、将来の姿にも差が付くでしょう。
介護福祉士やケアマネジャーなどの資格取得を目指すことも自分磨きになります。
何でも良いので介護分野で興味のあることをやってみることがスキルアップにつながり仕事を長続きするために大切です。
介護職は健康管理をすると長く続く
介護スタッフは身体介護を行うことから腰痛になりやすい仕事です。
腰痛になると仕事を続けることが難しくなるため介護スタッフを引退しなければなりません。
介護スタッフを長く続けるためにも日頃から健康管理に努め腰痛を予防をしていくことが必要です。
腰痛予防のためには入浴時のマッサージや腹筋などの筋トレをすると効果があります。
また、介護スタッフは早番、遅番、夜勤などの変則勤務の所が多いため慣れないうちは生活リズムがつかめず体調を崩しやすいです。
栄養や睡眠をしっかりと取って健康管理を行うことが疲れをためず長く仕事を続けていくために大切です。
腰痛や健康に気を付け元気に長く介護スタッフを続けましょう!
介護職を長く続けるために大切なこととは?まとめ
介護スタッフは体が資本の仕事です。
どんなに有能でも腰痛を起こしたら介護スタッフは続けられません。
退場への悲劇が待っています。
介護スタッフを長く続けるためにも日頃から腰痛予防を始めとした健康管理を行うことが大切です。
介護スタッフはやろうと思えば10年でも20年でも仕事が続けられます。