介護経験者が介護の汚いところを解説するよ
介護のデメリット、嫌な点
認知症の人に叩かれたりする事もあります。
半分は認知がなく、こちらの言っている事もわかっているのに、すごくひどい悪口、悪意のこもった罵声をあびせられる事もあります。
激務は1日だけの話ではありません。続きます。
勤務する度に、毎日つらい思いをする事になります。
しかも、かなり日常的にやってきます。
こういうの、本当に嫌な事です。
介護をやるからには、精神的にタフでいないと続けていけません
私、ホント最初の頃悩んでたんですけど、段々と精神的に強くいよう、クヨクヨしてても何もならないな、って思って気にしなくなりました。
お年寄りが可愛い…?それだけでは済まされないです。
でも、ホント、やってみないと慣れないですし、やれるかどうかってわかんないです
実際に介護現場で仕事し始めて、認知症の方に頭をはたかれたり、酷い内容の罵声を浴びせられる現場に行って実際に介護職をやってみないと、実感できない事なんですが、本当にすごくキツイです。
利用者の中には本当に勝手な人がいます。そういう人にうまく対応していくのが介護の仕事の1面です。
ある一定の人はとてもいい人、ある一定の方はおかしな人
人権擁護なんていう建前だけでは割り切れないのが介護の現場です。ある程度の批判も覚悟で書かせていただきます。
世の中の一定数の人がいい人で、世の中の一定数の人がおかしな人なように、老人向け施設も多人数を集めた施設なわけですから、世の中の縮図みたいな割合で、おかしな人がいます。
ましてや、認知症となると、言語も通じず、ただ近づく人を攻撃する人もいます。
過去に何があったかはわかりませんが、介護しようとして近づけば、必ず攻撃しようとしてくる人もいます。
勤続年数を重ねれば最悪な人を介護するスキルが身についてきます。介護は我慢です。
このように嫌な事、攻撃されるような事もたくさんあるのですが、介護職として毎日同じ人と接していれば、誰がどういう攻撃をしてくるのかがわかるようになり、段々と上手にかわせるようになったり、一定の距離を取って介護できるようになります。
介護の仕事は忍耐強くないと続かないと思います。
介護に就職しようと思ったり、介護でパートアルバイトをしてみようと思うなら、介護のメリットと天秤にかけて考えてみてください
サービス業みたいに、無茶な労働時間にならない、無給で働く時間があったりしない、転勤もない、高齢になっても続けていける、このような介護のメリットと、上記したような介護の汚いところ、嫌なところとを、天秤にかけて考えてみてください。
逆に言えば、介護のデメリットを全部わかっても、それでもなお介護をやってみよう、それ位の気持ちがなければ、介護で就職しても(パートをはじめても)続かないと思います。