知らないと損!介護求人の探し方テクニック
どの仕事でもそうですが、転職する際にはハローワークを介されることが多いと思います。
事実私もハローワーク経由で就職した事があるのですが、記載されている内容もそうですが、職員間のもつれで結局離職することになりました。
この間六ヶ月だったのですが、今思うと無駄な時間を過ごしてしまったなと反省しています。
その為、次の転職では失敗出来ないと利用したのが「介護転職サービス」です。
このサービスを利用することで、自分が納得の行く職場に就職する事が出来ました。
もちろん、このサービス以外にも色々な手段で転職することが出来ますので、私が経験した上での説明をしていきたいと思います。
ハローワークの求人ってどうなの?
ハローワークとは別名「公共職業安定所」とも言われ、各地域に点在しています。
業務内容は、仕事の斡旋に加え履歴書・職務経歴書の書き方、失業保険や再就職手当、就業手当等の手続き、職業訓練を受けることが出来ます。
また、ハローワーク所長が必要と判断した場合は「雇用能力開発機構」への紹介のもと職業訓練を受けることが出来ます。
(ちなみに私は雇用能力開発機構で、仕事をしながらヘルパー2級資格=今の介護職員初任者研修資格を取得しました)
求人情報サイトに記載されていない地元の就職先も書かれており、豊富な種類の仕事を探すことが出来ます。
また、企業側も求人広告に費用を出さなくてよいメリットがあります。
しかし、求人広告費を出さなくてよいので、お金を節約したいブラック企業が存在するのも事実です。
加えどうして求人を出しているのか?社風はどうなのか等の内情を知る判断材料が少ないため、就職しては見たものの全然違う内容だったと言うこともあります。
事実、施設に勤めていた時に新しく入った看護師が「私は介護の仕事をするために就職したんじゃありません」と3日で仕事を辞めました。
もちろん、面接の時に詳細を説明しなかった施設側の責任もありますが、内情を把握出来ていないハローワークにも責任がないとは言えません。
ハローワークに勤務されている職員さんも万能ではないので、致し方ない所もあるのが実状です。
それなら転職サイトがいいのかな?
転職サイトにも様々な会社が参入しています。
メリットとしては、コーディネーターが履歴書・職務経歴書の書き方や聞きにくい給与の事や休日の日数、面接日の調整等を行い、このサービスは無料で受けることが出来ます。
また、職場からのスカウトメールや自分の希望にあった職場の紹介を受けることが出来るので、ハローワークの様に自分から出向く必要はありません。
加え面接で伝えきれなかった自分の良さを追加で報告したり、面接後の問題点や反省点を指摘してくれるので、次回の就職活動にとても有利に運びます。
加え職場の内情に精通していますので、どうして求人を出しているのか?どのような人材を欲しているか話を聞く事が出来ます。
デメリットとしては、コーディネーターが実績欲しさに自分の希望似合っていない職場の紹介をする場合があることです。
転職サイトは全てのサービスが無料なのですが、これは就職が決まった会社から報酬として年俸の何割かが支払われます。(私の場合は年俸の3割でした)
その為、上記の様に自分の利益優先で後のことは知りません、という事もありますので、それを防ぐためにも複数の転職サイトに登録することをオススメします。
介護求人の探し方には、他にどんなのがあるの?
定期的に市や県が実施している「介護職就職相談会」があります。
これは、特定地域の介護施設や事業所が一同に会し、介護職に興味がある方への就職相談・説明会が実施されます。
そこで、各事業所と相談しながら就職活動をしていき、自分の希望にあった場所を探していきます。
デメリットとしては、開催する期間が数ヶ月開く場合があり、頻繁に相談することが出来ない事でしょうか。
介護求人探しは結局どれがいいの?ハローワーク?転職サイト?
ハローワークのいいところは、職業訓練も出来て各種保険や就職に関する相談が出来ること。
転職サイトのいいところは、自分にあった職場を向こうが探してくれるので、就活の時間を割く必要が無いことです。
介護職就職相談会は、色々な職場をその場で比較することが出来る有利さがあります。
いわば、ハローワークは「広く浅く」転職サイトは「狭くより深く」、介護相談就職相談会は「広く深く」といったところでしょうか。
就職活動についてお伝えしてきましたが、いかがでしょうか?
転職は気力・体力共に消耗します。
消耗してやっと入った会社が、自分の思っていた物ではなかったらとてもイヤですよね?
急いで就職する必要が有る場合は別ですが、職探しに時間があるようでしたら、焦らず色々なサイトやハローワークを利用し、自分が少しでも有利な条件で就職出来るようにしてみてはいかがでしょうか。