介護支援専門員として働くなら勤務先は近場がおススメ
介護支援専門員という働き方
介護の職種によっても通勤距離の選定は大事です。
介護の仕事と一口に言っても、その種類は沢山あります。
その中でも、ある程度介護現場を経験していずれ見えてくる職種が「介護支援専門員」というものです。
この仕事は介護における計画を立てる重要なポジションで、介護の現場を動かす上で必須とも言える職種でもあります。
加えて対象者の生活全般を知りつつ計画を立てる必要があるため、夜間など業務時間外の呼び出しが発生する事もしばしばあります。
介護の現場職に比べて、シフトでは動いていない職種である為「仕方ない部分」でもあるのです。
こういった「職種独特の性質」を持っているところから、職場までの距離を考慮する必要が出てきます。
介護支援専門員の評価は「対象者本人と家族への対応で確実に評価が決まる」と言えます。
介護における事務的な手続きがメインとなる役割ですから、「いざと言う時」に求められる仕事なのです。ですから、その「いざ」と言う時にレスポンスが良くなくては「良い介護支援専門員」とはなり得ません。
これは筆者の経験から確実に言える事です。
ですから、遠くに住んでいていくら朝早く通勤しているからと言っても、急を要する際の対応が遅れる事は必至です。
これでは介護支援専門人としての役割を十分に果たせるかは疑問が残ってしまいます。
こういった場合では比較的近い距離の施設で、通勤15分から20分ぐらいが妥当と言えます。
介護施設に勤めるなら、近くがいいでしょうか?それとも、通勤中に気持ちを整える事ができる位にある程度遠くがいいでしょうか?
介護求人を探す人が増加
介護支援専門員も含め、介護の仕事を探しているという人は最近では多くなってきています。
求められる仕事であることに加え、介護に興味を持つ人も多くいらっしゃいます。
そんな介護の仕事ですが、実際探してみると数多くあり働く側として選択肢が多い事も現代の特徴です。
介護求人の探し方~車通勤ができるなら車通勤がおススメ
介護の仕事を始める上で迷う事も多いかと思います。そんな時ちょっとした判断材料として「職場までの距離」についてお話します。
遠くてもモチベーションを上げる通勤時間にできるかどうかが重要
どんな仕事もそうかもしれませんが、「今日は仕事に行きたくないなあ」なんて良くある話です。筆者は毎日?そうだったかもしれません。
住んでいる地域によって通勤方法も変わってくるのかもしれませんが、筆者は施設勤めの頃は車通勤でした。
比較的田舎であった事も理由の一つではありますが、朝車で通勤する事で「仕事に対するモチベーションを上げていた」というのも実際のところでした。
好きな曲を聴き、コーヒーを飲んでみたりと、ごく当たり前かもしれませんが介護の仕事では「仕事前の一息」が重要なのです。
介護施設というのは、土地を広く取る為に、少し都心部から離れたところに作られる事が多いので、車で行っても大丈夫な場合が多いのです。
もしあなたが、電車通勤ではなく、車通勤ができる状況なら、車通勤はホントお勧めです。
介護には「イコール笑顔」というようなイメージってありませんか?
実際、眠い顔でボサボサの頭では良い介護とまではいかなくても、依頼に応える介護は出来ないものです。
介護とは「作業」ではありません。
機械相手の仕事ではありませんから、その都度会話も必要となるでしょう。
眠いとか怠いとかの理由を対象者(高齢者)に見せてはなりませんし、サービス業の観点からしてもそうだと思います。
ですから仕事前の一息をあえて作るようにするためにも、施設まで一定の距離を取れる職場選びは重要になります。
他の仕事にしても、毎日目の前に職場があっては気の休まる暇もありません。
オンとオフとしっかりするためにも、通勤に支障のない距離で働く事が良いと言えます。
いかがでしょうか?
笑顔で介護をするためにも、プロとして介護を実践するためにも、意外とも思える通勤距離の話でした。
こういった条件が出てくる事を考えると、やはり介護は簡単であり難しい仕事と言えます。
メリハリをしっかり出来て、相手にも自分にも気持ちの良い介護をしていけるような心配りの一種とも言えるのかもしれません。