介護士と介護福祉士の違い
介護士と介護福祉士の違いがわかりません
名称も似てますし、わからないですよね。
私も介護の資格を取りに行くまでわかりませんでした。
目次
介護士と介護福祉士の違い
簡単に言うと、介護福祉士の方が介護士よりも経験値の高い先輩、です。
介護福祉士になるには?
未経験から介護福祉士になるには、(介護初任者研修を受けた状態から)介護士を3年やってから試験を受けてはじめてなれます。
未経験→介護初任者研修→3年介護で働く+試験→介護福祉士
(介護実務経験3年以上(1095日)以上で、実働日数が540日以上で、介護福祉士国家試験合格でなれます。)
介護系の学校で介護福祉士を取る事もできます。
実際に介護現場に入ってしまえば、介護士も介護福祉士もご利用者様にとっては同じ”介護してくれる人”という意味で違いはありません。
社会福祉士及び介護福祉士法 2条2項よりの抜粋
介護福祉士とは?「介護福祉士」は以下のように定義されています。
この法律において「介護福祉士」とは、第42条第1項の登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。
介護士と介護福祉士の最大の違いは就職しやすさ
介護福祉士資格がある人は、ほぼ全ての介護施設で働けます。介護業界は人手不足ですので、経験証明になる介護福祉士資格を持っている人に来て欲しいのです。
必置資格と減算について
介護業界では、介護職員初任者研修の資格しか持ってない人よりも、介護福祉士の方が、圧倒的に就職に有利です。
その為、介護職員初任者研修の資格で、まずは介護の仕事を始め、3年間介護職に従事した後、介護福祉士の資格を取るというキャリアアップをする人が主流を占めます。
介護職の登竜門、介護職員初任者研修
まずは、介護職員初任者研修の修了をしてから、介護の面接を受けだすっていう人が多いです。
※ですが、現実には、この介護職員初任者研修の資格は採用されやすくなるだけで、まったく知識なく、未経験でも施設に就職してしまえば給料的には同じです。その為、資格所得をすっ飛ばして、まず就職したいっていう方は、介護系転職サイトに登録して、キャリアアドバイザーに資格なしで受けれる、しかも前職のキャリアを活かせるような介護施設を紹介してもらった方がいいです。
介護士の求人を探しているあなたへ | 介護なら未経験でも就職できるよ介護職員初任者研修を受けて終了する事で得られるメリット
介護職員初任者研修を受講すると、特別養護老人ホーム、訪問介護事業所、有料老人ホームに就職し易くなります。
また、介護職員初任者研修中に、だいたい介護ってこんな仕事なのかーっていう事が学べます。・・・、ま、現場はもっと過酷なので、介護職員初任者研修で習う事なんて、ホント触りでしかないですが。
少し前まで、ホームヘルパー2級と呼ばれていました。それが現在の介護職員初任者研修です。
福祉の資格をとるならシカトルのようなところで介護職員初任者研修は取れます。
厚生労働省が指定する介護キャリアパス の流れ
介護職員初任者研修修了者⇒実務者研修⇒介護福祉士⇒認定介護福祉士
を基本とすると発表しています。介護職員初任者研修は介護職のスタートになる資格なんですが、受けるのに必要な資格要件は何もありません。誰でも受けれます。
私も受けたのですが、年齢も幅広く、30代、40代、50代の人がいます。こんなぶっちゃけた事あんまり他のサイトではかかないですが、職にあぶれた人が多いです。
年齢的に他の職を探す事が難かしいとか、なんとか再就職したい中高年の方が多いです。後は、主婦の方が多いです。16歳から60代までの幅広い年齢層の方が受講してます。
また、平成29年の1月から介護の実務経験3年以上+実務者研修の修了が介護福祉士国家試験受験の必須条件となる事が決まっています。
今後も、介護職関連の資格は整備されていき、取るのが厳しくなっていく事が予想されますから、介護業界に興味がある方はまず介護職員初任者研修を早めに取っておかれた方がいいと思います。
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