介護の仕事は力仕事!30代の女性パート介護士がお話しします
私は38歳の女性パート介護士であり、主婦です。
介護のパートをはじめたきっかけ
子供が小学生に上がり、手がかからなくなったので、パートを始める事にしました。
自宅近くでの仕事を探していましたが、なかなかちょうど良い時間帯の求人がありません。そこで、時間も多少選べるので、介護のパートに応募しました。
介護パートのデメリットは時給が安い事です。
応募したのは、病院に併設されている、グループホームです。
介護の仕事は完全に未経験でした
面接の時に、体力仕事ですと言われて、少し不安になりましたが、思い切って挑戦しました。
パートで介護の仕事をやってみた
パートタイマーとして、一日5時間勤務で昼間だけ勤めました。
グループホームの介護の仕事とは?
昼間、高齢の方をグループホームへお預かりして、昼食を介助したり、車椅子を押して外の広場を回って、日光浴してもらったりする仕事です。
主にグループホームへ高齢者を預ける方は、昼間、働きに出ていて高齢の親の面倒を見る事の出来ない夫婦でした。
朝8時位に、グループホームから送迎のワゴンで高齢者の方を迎えに行きます。
この業務は、男性の介護士が主にやっていました。
それからワゴンから車椅子に移ってもらって、グループホーム内へ車椅子を押して移動します。
介護パートの一番のデメリット!力仕事とその克服について
介護のホームに預けられるのは、一人では十分に歩けない老人のかたがほとんどですので、全ての動作に、介助が必要です。
これが一番、大変でした。
力仕事であると、初日に分かりました。
力仕事である事が、一番の介護のデメリットです。
老人とはいえ、女性(私)が一人で、一人の高齢者を介助して車椅子に乗り移ってもらうのは、相当労力が必要でした。
食事介助は忍耐力が必要
昼食時には、自分で食事を上手に取れない高齢者の方がいますので、そのお世話をします。
一口ずつ、食事を食べさせてあげなくてはならず、忍耐力が必要です。
時には、ベッドに横になりたいという老人もいます。
移乗の介助にも力がいる
車いすからベッドに移乗する際に、その支えになるのも力が要りました。
トイレに行くにも、介護が必要です。
トイレの個室は車椅子のまま使用できるようになっています。
それだけでも相当助かりました。
グループホームの建物や広場、散歩道などは、バリアフリーになっています。
ですので、車椅子を押すのは比較的楽でした。
1週間ほど続けて出勤するうちに、仕事に慣れてきました。
介護の仕方には、コツがあります
例えば、最初自分が、力が要ると思っていた作業も、コツを覚えるとそれ程、力を入れなくて済みます。
例えば、立ち上がる老人を、私が肩と腕で支える時は、腕全体で老人の体を抱え込むようにして支えると、力がそれ程必要では無くなります。
ベッドの上で、高齢者の上半身を起こす時も同じで、腕を深くベッドと老人の体の間に入れて、抱き起こすようにすると、介助側も腕や手首を傷めません。
そのように、日に日にコツを覚えていって、現在では、夕方5時までパートとして働いています。
パートで介護をやる事のデメリット
介護パートのデメリットは、最初は戸惑う事が多いという点です。
また、高齢の方で耳が遠い場合もあるので、高齢者との意思疎通が難しい点です。
ただ、それも思いの他早く慣れる事ができます。
また、介護士の資格を取ると、手当もつくので、その点は良いと思います。
自分の場合は、求人情報誌で介護のパートの仕事を探しました。
介護の求人は、比較的多くあり、年齢制限も少なかったです。
自宅の近くが良かったので、現在のパートに応募しました。
今も介護の仕事をしています
これからも長く介護の仕事を続けていければ介護士の資格も取りたいと思っています。