ホームへルパーの仕事は無資格でもはじめれる！

無資格者向けの介護求人が常に募集されています。

いつも介護求人が出ている事情

超高齢化社会という言葉がありますが、これは、総人口に占める65歳以上の人口が21%を超える場合の呼称です。

世界の先進各国の中で、日本はいち早くこの超高齢化社会に突入した国であり、人口そのものが減少する中で、介護を担う側の人材が慢性的に不足している状況なのです。

他の職業では、面接にたどり着くために膨大な量の履歴書を書かなければならないことも多く、その分野での経験年数がなければ、初めからその面接さえも受けることができないという現状がありますよね？

しかし、ホームヘルパーの求人については、冒頭に述べました人材の慢性的な不足の理由から応募をすれば、面接をしてくれる会社がほとんどです。

訪問介護（＝ホームヘルパーは都合に合わせて働ける）

そしてまた、週に1日だけ働きたい、決まった曜日だけ働きたいなど、シフトを選択しやすい求人が非常に多くあります。

例えば、経験がまったくない初めのうちは週1日の勤務から開始して、仕事に慣れてきたら勤務を週3日に増やすということが、現場で大歓迎されるのがこの介護の分野です。

大量にあるホームヘルパー求人のチャンスを活かそう！

介護業界が抱える人手不足の課題は解決が難しいのですが、求職活動をする側にとってはホームヘルパーの求人が常にあることは、実は大きなメリットを生んでいます。

例えば、各介護事業所や総合病院では、介護技術習得のための研修会を、地域で暮らす一般の方を交えながら頻繁に催しています。

また、入社後の新人から悩みを聴く制度を確立するなど、懸命に人材獲得に励んでいます。
介護求人サイトの中にも無料で資格を取らせてくれる会社があります

つまり新人にとって、他業種に比べて、介護技術を無料で習得できるチャンスが多く、終業後の不安材料も、職場の方から積極的に解決しようとしてくれます。

未経験でもスタートが切りやすい職種だといえるのです。

「介護者初任者研修」とは、従来は「ホームヘルパー2級」と呼ばれ、この資格を持っていなければ介護の仕事になかなか就けなかった資格です。

しかし慢性的な人手不足を抱える現状から、面接時に無資格でも介護の業界のスタッフに就くことが可能となる傾向が強まりを見せています。

実際に仕事を開始してから、「介護者初任者研修」の資格を取得すれば良いという条件を求人広告に提示する雇用主が増加しているのです。

入社時に、介護の知識も経験も無いことを会社が認めて分かってくれているのですから、安心感が大きいですね？

もう一つのメリットは、万が一、就職先の雰囲気や、立地条件などがどうしても自分に合わないと感じた場合に、転職がしやすいという点です。

私はホームヘルパーとしての経験が8年ほどありますが、介護の技術というものは一度習得した場合に、忘れないように研修に通うなどの努力をすると非常に応用が効くものです

人の体のつくりには、どの人も大きな差がありませんし、例えばオムツを替えるときに、自分ができる限りの速さでご利用者さまの恥ずかしさを極力軽減するように努めるなど、どのご利用者さまに対しても共通する守るべきルールや手順もまた、同じだからです。

また、どういったお声かけをするのが最適かといった、人の心に関わる部分についても、やはり、どなたも自分とまったく同じように、「大切にされ、尊重されたい」といった部分で共通する奥深さを持っているからです。

ですから、介護の分野で得た学びは、仕事場を他の介護会社に変えても立派に通用する技術なのです。

30代、40代、50代の新人も大歓迎される介護職

仮に今、あなたが無職であっても介護の仕事へのハードルは高くはありません。

30代でも、40代でも、50代でも大歓迎される仕事は、現在珍しいのではないでしょうか。

ホームヘルパーの求人が常になされているという現状は、就職活動をする側から見ると、非常にありがたいともいえるのです。

技術を高めるチャンスにこれほど恵まれた職種はなかなかありません。

今のこの求人の状況を大きなチャンスと捉え、ぜひ自分のために生かしませんか？