40代無職になったら介護のお仕事がおススメ!
40代無職になったら介護のお仕事!
この記事に興味を持たれた方は、急なリストラや人間関係のトラブルなどにより退職し、現在就職先を探している方が多いのではないかと思われます。
今、介護の業界は他の業界以上に人材不足が顕著であり、どの求人情報誌を見ても介護事業者の求人情報が幾つも掲載されている状況ですので、介護を生業としてみようかと思われるのも当然かと思われます。
この記事では介護の実際をお伝えし、辛さや楽しさから見出せる遣り甲斐についてご紹介したいと思います。
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介護は40代未経験からできますか?
介護の仕事というと、専門職のように思われやすいですが、介護のお仕事1つずつを掘り下げて考えてみると、高齢や障碍などにより、1人で出来ていた生活行為ができなくなった、その部分のお手伝いをするのが介護といえますので、医療分野における治療などとは全く異なり、特に変わった技術や知識を必要とすることはないのです。
私は、特養ホームやデイサービス施設など、介護の業界に携わり既に23年の経験を有していますが、どの時代にあっても他業界からの転職組も多く、必然的に何の資格も持っていない方が介護の現場で何人も活躍をされています。
ですから40代はもちろん50代でも、年齢に関係なく介護職として活躍できる職種といえます。
私の介護体験
私自身の経験談になりますが、介護の仕事に就いて辛く嫌だと思ったことがありました。
具体的には、脳梗塞による片麻痺があるお年寄りの靴を履かせようと、その方の足元にかがみ踵を靴に押し込もうとしていたとき、私の頭の後頭部に何かが落ちてきたのです。
脳梗塞など片麻痺のある方は、当然顔面も半分に麻痺が生じており、口を上手く閉じられないことがあります。
そうです。
そのよだれが私の後頭部に垂れてきたのです。
またある時は、お風呂の入浴介助をしていたとき、湯船から出てもらおうとお年寄りの体を支え立ち上がってもらったところ、体が温まったことと重力により、お年寄りは大便を出てしまったのです。
当然その付近は汚れ、お年寄り自身も下半身が便だらけです。
介護の現場では、高齢や障碍により、誰かの支援が必要となった要介護高齢者ばかりですので、このようなことは日常茶飯事となります。
しかし、だからこそお年寄りから感謝の言葉が伝えられますし、仕事自体に遣り甲斐と誇りを持つことができるのです。
副次的にですが、このような繰り返しにより沢山のお年寄りとの信頼関係が構築され、良い人間関係の輪が広がっていくことにより、介護者自身も人として成長できると私は考えています。
介護の求人は常に募集されています
これから先の数十年、いわゆる団塊の世代とその付近の高齢者が後期高齢者となり、介護が必要な年齢になるなど、介護事業者では一層の人材不足が懸念されています。
国策としては、外国人人材の活用を図りこの不足を解消しようと考えていますが、実際の介護事業者では、言葉の問題や介護の記録作業を背景として、国内人材を切望している状況です。
今の求人誌を一瞥しただけでわかりますが、介護事業者では常に介護スタッフを募集している状況ですので、さまざまなことを背景として介護のお仕事を検討している方は、一度チャレンジしてみて損はない職種といえます。
40代で無職になっても大丈夫!
仮にリストラや人間関係のトラブルを背景として無職となったとしても、それが男性でも女性でも、40代でも50代でも、新たに資格を取得する必要もなく、これまでの生活経験を生かした介護という職に直ぐに就くことが可能です。
介護は介護者自身を成長させてくれる職場ですので、無職となってしまったその要因に悩んでいたとしても、人生経験豊富なお年寄りと接することで、また、他の介護スタッフとの接することで、解決の糸口が見つかるものと思われます。
大げさな言い方になるかもしれませんが、きっと人生を豊かなものに変えてくれる職場になると、経験者の私は断言することができます。
あなたも遣り甲斐のある介護の職場に足を踏み入れてみませんか?