30代~40代に介護をお勧めする理由
介護をお勧めする理由
介護の仕事が世の中に浸透したのと同時に、介護の仕事に対する「良さ」を見直す目が広がっている時代でもあります。
一番流行った時期から時間が経ち、改めて介護の重要性と「その仕事が生む対価」について考える時とも言えます。
そんな介護の特性から見る「お勧めする理由」を少し紐解いてみましょう。
30代~40代にお勧めする理由
学生を卒業して、10年ほど社会での経験を積んだこの年代は介護に向いていると言えます。
新卒で若いうちから介護をする事に問題はありませんし、歓迎される事に変わりありませんが、新卒に比べて大きく違うものがやはり「経験」です。
こればかりはどうしても年齢でしか補えない貴重なものであり、それに伴う社会性や忍耐力なども成長しています。
介護の仕事を想像すると、やはり忍耐が必要な瞬間が多く浮かびますし、それらをガス抜きする必要も出てきます。
30代~40代は自分を知ってきてストレス解消が上手くなる年齢
30代~40代になるとガス抜きする方法を持っている人がほとんどだと思います。
ガス抜き=趣味等のストレス解消ができれば介護のお仕事を続けていく事ができます。
仕事を続けていくためにも、もしこの年齢で介護への転職を考えるのであれば適齢期と言っても良いでしょう。
人生において他の職種もそうですが、40代がバリバリやれる歳とも言われます。
ですから、体力的な面、一定の社会性と信用、責任、メリハリを備えている事からこの年齢は転職して介護を始める歳には適当と判断されたりしまうのです。
パートで介護職はいいですよ!介護のパートをお勧めする理由
これはパートで働きたい人と介護施設側の思惑が意外にも合致していると言える理由になります。
パートで介護だけに限定されずお仕事を探している場合、やはり「勤務時間」は大きな条件の一つになってくるでしょう。
夜勤がある介護施設を例に挙げると、実は一番に忙しい時間帯が「10:00~15:00くらい」と言われています。
施設の運営形態にもよりますが、この時間介護施設では「入浴」が行われています。
介護において入浴とは、場合によって対象者(高齢者含め)の命の危険を伴う援助でもあります。
そのため入浴介護が行われる場合は、それに係る人員を可能な限り配置します。言ってしまえば、入浴以外の介護が人手不足になるという事です。
加えて入浴介護は、一般的な老人ホーム(50名入所)の全員を対象に実施されますが、一日で全員行うことは出来ません。
1週間のうち平日の5日を毎日行うことが必至です。このことからパートを必要とする時間を考えると、「平日の10:00~15:00」が人手不足になると言えます。
パートを考えるとどうでしょうか?特に子供がいる家庭で、母親がパートに出る場合等は学校との絡みを考えると適任かと思います。
また、この短時間の勤務を足掛かりとして介護の業界に興味を持ち、そして程良い経験から介護者となっていくというケースも目立ちます。
パートで介護職をしてみるのはメリットが多いのかもしれません。
30代40代のパート介護士は現場から求められている
介護の仕事は障害者を除き、子供や現役年齢の対象者ではありません。高齢者が多くなるでしょう。
そのため介護中の会話、応対、雰囲気など30代~40代は社会的責任から見ても、非常に有利な年齢と言えます。
もしあなたが30代40代なら、介護への転職を考えるのであれば良い時期なのかもしれません。
やはり体力勝負というところはありますし、若いから良いという単純な話でもありません。
年齢に限らず「自分も成長できる職種」としての見方が出来ると、介護への転職はもっと幅広い見え方になってくるでしょう。
30代40代の方、ぜひ一度介護をやってみて下さい。