はじめて介護求人探し

現役介護士が教える!

40歳の元専業主婦が未経験から介護士になった体験談

どもです!シロ@現役の派遣介護士(@kaigosisi)/ Twitterです。
私は無資格未経験で介護士に転職し、老健と特養の2施設で6年働き、今も現役で働いている派遣介護士です。
今はかいご畑という介護資格を0円で取得出来る制度を利用して働きながら介護福祉士資格を取ろうとしています。
介護資格を取る費用が0円になるかいご畑

今無資格未経験だけど、介護で働いてみたい!という方は以下記事をご覧ください。
知らないと損!無料で利用できる介護エージェント!無資格でも仕事を紹介してくれます

この記事では、私が専業主婦から介護士になった経験を書いています。

これから介護の仕事をしようかと考えられている方の参考になればと思います。よかったらご覧になって下さい。

私は40歳を過ぎてからヘルパーの資格を取り、福祉住環境コーディネーターや介護福祉士の資格をとりました。

家族の介護経験6年強、職業としての介護経験は、6年弱あります。

病院や養護老人ホーム、障害者デイサービス、有料老人ホーム等です。介護の業界は、様々な事業所があるので、派遣やアルバイトで、働いてみて、職場の状況をよく知ってから本格的に就職を考えることがよいと、経験者として感じます。

介護の仕事は、人とふれあい、学べることも多い、とてもよい仕事と思っています。

介護士になった体験談

私は、30代後半までは、ごく普通の専業主婦でした。

3人の子供の子育て中でしたが、一番下の子が小学校へ入り、自分の時間が持てるようになったため、パートに出ることにしました。

新聞の折り込みチラシで求人広告を見かけ、応募。

電車で10分くらいの某コールセンターでの立ち上げスタッフでした。

午前中のみの仕事でしたし、同年代の同僚もたくさんいて、友達もでき、毎日を楽しく過ごしていました。

パソコンを前にして、電話応対の日々でしたが、お客様とお話することは楽しく得意でもありました。

しかし、いつも楽しい会話ばかりではなく、苦情処理をするときもあり、そんなときは、ただひたすら謝っていました。

みんなそれぞれ仕事で、精神的に落ち込むときはありました。人相手なので、仕方ありません。

そんな中、いつもニコニコして、どんな苦情も、きちんと聞いて、そのあとも何事もなかったかのように明るく振る舞う同僚がいました。

その方に、どうしてそんなにモチベーションを保てるのか聞いたことがあります。

その方は、ダブルワークで訪問介護の仕事をされていて、コールセンター勤務のない日はヘルパーの仕事に従事していました。

そのおかげで、つらいことがあっても気持ちの切り替えができるのだと言われていました。

とにかくその方は、お話が大好きな方で、コールセンターの仕事も、高齢者の方と関われる介護の仕事もどちらも大好きだと言われていました。

パートを始めて2年ほどが過ぎ、私自身、「もう少し働きたい。」「やりがいのある、長く働ける仕事をしてみたい。」と思うようになりました。

その時に、ヘルパーと兼業の同僚の言葉を思い出し、介護の仕事に興味を持ちました。
その時私は、40歳を過ぎていました。
まずは資格取得です。

コールセンターの仕事を辞め、ヘルパー2級の資格を取りました。

その後すぐに、ガイドヘルパー(全身性障害、視覚障害)の資格も取りました。

講習を受けたガイドヘルパー事業所に登録はしたものの、仕事は週に1回程度の外出援助1~2時間です。そのときは、求人情報誌でみつけた訪問入浴の仕事とかけもちで仕事をしていましたが、連絡が入ったときのみの仕事でした。

週に2回くらいでしょうか。

その時は、派遣だとか、紹介サイトもあまり聞いたことがなく、ハローワークにも足が向きませんでした。

定期的に仕事が入ることもなく、経験を積むこともできないまま数か月が過ぎました。
これじゃいけないと、行動に起こしたのが、自己アピールの電話作戦です。

独身時代は、病院で医療事務をしていたので、昔勤めていた病院にまず電話してみました。

そこで、募集状況を調べてくれて、面接、即入職と、とんとん拍子に事が進み、病棟でのケアワーカーのパート勤務となりました。

透析病棟で、急性期と療養型の混合病棟でした。

認知症の方もおられるし、呼吸器をつけておられる重度の方もおられます。

ほとんどの方が、透析をされていて、中には、目の動きだけでセンサーを鳴らせる方、文字盤を使ってコミュニケーションをとられる方もおられました。

お風呂の嫌いな男性利用者さんには、女性スタッフがお誘いし、「美人の湯へようこそ。」と言うと、喜んで入られました。

病院から車いすで脱走(本当は外出なんですが、何も言わずに出ていかれるので、こういう言い方になりました。)される方がいて、食事制限があるにもかかわらず、外でおご馳走を食べて、手土産を持って帰ってこられるということもありました。

病院なので、レクレーションや行事が少ないことが寂しいですが、長期入院の方も多く、毎日の会話が楽しく感じました。

移乗や食事介助、入浴などの介護技術もここで本格的に学びました。

残業もありませんでした。
ただ、看護業務の補助的なことがほとんどだったため、慣れてくると、物足りなさを感じます。

やりがいを求めて、今度は施設で働きたいと思うようになりました。

ハローワークに通って、ちょうど近くの施設の求人をみつけました。

養護老人ホームです。今度は、正社員としての勤務です。
病院と違い、看護師は少なく、普段の介護業務のほとんどを介護スタッフが行います。

比較的介護度の軽い方が多いですが、60名ほどの入居さんがおられ、夜勤は一人勤務です。

日誌の書き方、バイタル測定の方法等、数々の研修や勉強会で不安と緊張の毎日でした。

行事も多く、運動会やクリスマス会、納涼祭にお花見等、行事の担当になれば、企画や準備に追われます。

ですが、職員全員での取り組みになるため、当日は楽しく、終わったあとも、充実感と達成感で、気持ちよかったのを覚えています。

養護老人ホームは、もともとは自立の方が多く入居されているのですが、高齢化とともに、介護度も進み、介助を必要とされる方が年々増えていっていました。

お別れも何度か経験しました。

ある方が近くの病院に搬送され、危篤状態になられたとき、施設長はじめ、職員全員が代わる代わる病室に訪れました。

新人職員につらく当たったり、無理なことを要求されたりと、対応に困ることが多かった方ですが、どこか憎めない人間味のある方でした。
亡くなられる1~2時間前に、夜勤明けの私は病室で少しだけお話して帰りました。

最後に、お会いできてよかったと思っています。

入居者さんに対する愛情の深い職員ばかりの施設でした。

研修や勉強会が多く、介護職としての専門知識を学ぶ機会が多く、また、ディスカッションの機会も多かったため、人として成長しているという自覚が持てる職場でした。

私にとって、生涯忘れることのない場所であったように思います。介護への想いができあがった場所です。

その後、私は大切な家族が大病になり、仕事を辞め、在宅介護をすることになります。

その数年間、訪問介護、看護、訪問入浴、訪問リハ、往診医師、介護タクシー等、在宅介護に欠かせない職種の方々と出会いました。
あの時の家族を支えてくれたのは、各職種のスタッフさん方の笑顔です。

うちに来られるケアスタッフさんは皆さん、訪問時に家族だけでなく、寝たきりになって、聞こえているかどうかもわからない本人に必ず笑顔で大きな声であいさつをしてくれます。

身体を拭くときも、手浴や足浴をするときも、「気持ちいいですか?」と、話しかけてくれます。
数年の間、私は改めて介護の仕事の大切さを感じました。

そして、家族として感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今思えば、介護職として一番大切なものをあのときのスタッフの方たちに頂いた気がします。
施設での介護では学べないものが、在宅介護ではあるように思います。

本人はもとより、家族の支えになることです。

日々介護している家族への援助をすることです。

家族を看取ったのち、私は障害者デイサービスにてパートで働きます。
重度障害の方の生活介護と、肢体不自由児の放課後等デイサービスの事業所です。

こちらも、求人情報誌でみつけました。

高齢者介護とは移乗の仕方等、介護方法がまったく違います。

全介助の方ばかりなので、パートとはいえ、責任も重く感じます。
ですが、利用者さんは若い方ばかりで、お話できる方もおられます。

お話できなくても、音楽の好みがあったり、絵本の読み聞かせににっこり笑って応えてくれたりと、活気ある時間がそこにありました。

シャボン玉をつぶそうと手を伸ばされたり、散歩を楽しんだり、工作をしたり、年齢的にも私の子供たちくらいの利用者さんばかりでしたので、時間を遡った気がしていました。

移乗と入浴の体力的な負担がなければ、ずっと続けていたかった仕事でした。

体力的な限界を感じ、高齢者介護の仕事を探そうと思いました。

そこで、介護求人サイトに登録し、すぐに、紹介の連絡がきました。
1件目は、住宅型有料老人ホームです。

比較的通勤も便利で、待遇もよさそうでしたが、不採用でした。

2件目は、高級介護付き有料老人ホームです。見るからに高級感漂う大きな建物です。

入居者さんは200名近くでしょうか?
施設というよりは、マンションのようでした。ご夫婦で入られている方も多かったですから。

要介護状態になられたときのお部屋が別棟にあり、手厚い介護ができそうな雰囲気でした。

ただ、高級老人ホームということで、接遇面に重点を置いたスキルが必要とされていて、あまり自信はなかったのですが、採用となりました。

1件目とは違い、2件目の面接は、求人サイトの方が面接に一緒に来られ、給与面もかなり高待遇でしたので、今度こそは、長く勤められると意気込んでいました。

ですが、入ってみると、事務所はピリピリした雰囲気で、新入社員同士で「なんだか変?」それでも「頑張ろう。」と励ましあいながら仕事をしていました。

何が変なのかというと、いろいろありましたが、ワンマンなトップの方針が毎日のように変わるために、まわりが翻弄されていることや、営利主義に走り過ぎているような気がしてならないと、新入社員全員が就職してすぐに察知したというところでしょうか。

人間関係もかなり悪かったですが、新入社員同士は仲が良かったです。給与も、他よりはよかったです。

高級老人ホームということで心配していた入居者さんとの関係でとまどうようなことは、まずなかったです。

戦争や震災で亡くなった方を悼む言葉が聞けたり、仕事で忙しくしている私たちを労わってくださったりと、ほとんどの方が心豊かな人生を送ってこられた、優しい方ばかりでした。

介護の現場はどこに行っても、人とのふれ合いが楽しいです。出会いが嬉しいです。様々な人生を聞くことができます。得るものはとても大きい気がします。

ただ、その老人ホームは、職員同士の人間関係があまりに悪かったため、退職しましたが。

介護の職場は、入ってみないとわからない複雑な問題を抱えている所が多いように思います。

私自身も現在、派遣登録していますが、派遣や体験アルバイト等で職場の雰囲気を知ってから勤務先を決定することをお勧めします。

派遣会社の方から、事業所の評判や人間関係を聞いておくのもいいかもしれません。

ハローワークでは、わかりませんから。
私も、これから就活に頑張りたいと思います。               

介護派遣はこれから無資格未経験で働く人が人生を変えるのにとてもいいスタートアップができる仕組みです。
今無資格未経験だけど、介護で働いてみたい!という方は以下記事をご覧ください。 資格ナシから介護士をはじめる事ができる介護派遣エージェントを知っといて損はない

現役派遣介護士がオススメする3つの介護派遣エージェント


私が本当にいいと思うのは
かいご畑
きらケア介護派遣
きらケア介護職
です。
理由は高給、高待遇、エージェントの質が高い事です。
特にかいご畑は介護資格を取る費用を負担してくれるというメリットがあります。
無資格、未経験から介護士をはじめようとしている人にはメリットが大きいです。

きらケア介護派遣

時給1700円、週休4日など高収入で働き易い仕事が多いです。 経験豊富なプロのアドバイザーがあなたにあった仕事探しをサポートしてくれます。 完全無料で1分で登録できます。

きらケア介護職

正社員として働きたい方向きのエージェントです。 経験豊富なエージェントが多く、彼らは介護業界を熟知しています。 施設の内情を多く知っているので、どういう仕事内容なのか、他施設と比べてどうなのかを説明してもらえます。

介護求人記事下




   

 - 40代