介護業界は30代40代が未経験からやれる業界です
いざ介護業界に転職を考えると色々迷うことが多いと思います。
待遇面や仕事面、実際に向いているかどうかなど不安もたくさんあると思います。
しかし、介護はやってみないとわからない部分が多いです。人がダメでも自分は耐えることが出来るかもしれない。
悩むことがあったらぜひやってみることをお勧めします。
そのきっかけになれるように介護職の魅力を少しお話しします。
未経験も怖くない!介護現場は案外優しく出来ている!
あなたは、介護業界にどのような印象を持っていますか?
介護といわれてなかなか素直に思い浮かぶ人はいないと思います。
介護の仕事をやった事のない未経験の方は、想像つかないですよね?私自身、介護の仕事をはじめる前は全然仕事内容がわかりませんでした。
汚いイメージがありますか?薄給なイメージがありますか?
残業が多いブラックなイメージがありますか?
実際は皆様が感じているほど辛くブラックな現場ではありません。
当然少しは残業もありますし、給与も高給とは言えません。汚いと思える仕事もあります。
しかしそれはイメージより幾分良いものだと思います。
介護の仕事に転職する場合、あった方がいいスキル
私が思うに介護は特に難しい技術は必要ありません。
初心者でも十分やっていける業界です。
一番大切なのはコミュニケーションです。
人と話すことが介護において一番大切で重要なスキルだと思います。
何を話そうとか考える必要もありません。
今日の天気の話でも好きな音楽の話でも何でもよいのです。
話をして気にかけてあげることが大切なのです。
もちろんオムツを取り換えたり入浴を介助したりといった技術的なこともありますが、それらは働いていけば誰でも出来るようになります。それよりも大切なことが話すこと、コミュニケーションだと思います。
30代・40代の人、知っておいてください!介護職を支えているのは30代、40代です
先ほどもコミュニケーションが大切と述べましたが、それらが向いている年代はやはり30~40代の方だと思います。
その年代の方はある程度社会経験を積み、色々な方と交流してきた経験を持つ方が多いと思います。
30代40代介護職に転職するのにいいです。
介護の世界で会話の対象となるのは主に高齢者です。
もちろんどの年代でも会話をすることは出来るのですが30~40代の方であれば話を聞く、傾聴技術も優れているからです。
介護におけるコミュニケーションはただこちらから話すだけではなく、話を聞き、受容する傾聴というスキルが重要になります。
話を聞いて何を伝えたくて、求めているから読み取ることが必要です。
若者はそれが出来ないという意味ではなく、30~40代の人のほうが20代の若者より一歩引いて話を聞くことが出来る落ち着いた心を持っている場合が多いということです。
私の経験上、介護施設で職員の多い年代はやはり30~40代の方でした。
私も30代から介護業界に足を踏み入れた一人です。
20代では理解できなかったことも30代では納得することが出来ました。
このように介護業界では30~40代の方が第一線で働ける現場なのです。
40 歳転職未経験者でも取得できる国家資格が介護にはある!
介護にはいくつか資格があります。
年齢に関係なく手に入れることの出来る国家資格もあります。
それは介護福祉士です。
介護現場3年以上の経験と実務者研修修了で受験資格を得られ、年1回の国家試験を合格すれば晴れて介護福祉士という国家資格を手に入れることが出来ます。
40歳転職未経験で介護業界に飛び込んでも経験さえ積めば国家資格を取得することが出来るのです。
これを持つことは介護の世界で働く人にとって一つの目標でもありますし、ステータスになります。
私はもう40歳だから・・・と諦めるのではなく40歳でも3年頑張って介護福祉士を取ればスキルアップが目指せる業界なんだという風に認識してみてください。
先ほども言いましたが、介護は30~40代の労働者が多い業界です。
悲観的になることは何一つありません。むしろ現場で求められているのがその年代なので自信をもって飛び込んでみましょう。
介護福祉士を取得するとメリットとしては給与アップがあります。
もちろん責任も増えますが、何より自分自身の自信へと繋がる重要なのが介護福祉士資格だと思います。
私も30代で転職未経験で介護に飛び込み、3年の実務経験をへて介護福祉士を取得しました。
ですからみなさんも自信をもって取得に取り組んでみてください。
介護現場でのケアマネージャーの役割と求人状況
介護業界に必要な人材として介護士はもちろん、ケアマネージャーという職種があります。
ケアマネージャーの主な仕事はケアプランの作成です。
介護が必要な高齢者に対してどのような介護が必要でどれだけ必要かを組み立てる役割の人です。
そのケアプランに基づいて我々介護士が介護をしていくのです。
ケアマネージャーはある程度現場経験があり、年齢的には40~50代の方が多い印象があります。
今後超高齢化社会を迎えるにあたり、介護を必要とする人は増加していきます。
増加するにあたり、当然ケアプランを作成するケアマネージャーの人数も必要となりますのでケアマネージャーの求人は多くなっていくと予想しています。
給与面では現場の介護士と同等程度もしくはケアマネージャーのほうが少し高く設定しているところが多くみられますが、さほど差はないように思えます。
しかし、ケアマネージャーは現場で力仕事をすることはないので体力的には介護士より楽になります。
これらが40~50代の方が多い理由の一つとなります。
もちろん年齢に制限があるわけではないの興味がある方は目指してみても良いと思います。
介護の仕事の魅力
他の業界、たとえばサービス業などですと、若い人の方がもてはやされ、30代、40代は段々と肩身が狭くなっていきます。
ですが介護業界は違います。未経験からでも3年我慢して介護福祉士になれれば、キャリアを積み重ねていく事ができるのです。
他の業界では干される可能性が高くなる30代~40代が、介護業界では立場が逆転します。
30~40代の方が第一線で働けるのが介護の仕事の魅力なのです。