30代は介護職に転職するのに最適な年代です
介護士へ転職を考える人が増えてくる中で、そのタイミングについてよく質問されます。
下積みやら、その後ずっと介護の世界で生きていくのかどうか、それによって異なります。
そんな転職のタイミングについて、現役介護士の私が、30代が最もいいという理由を説明します。
体が動かせる今だからこそ
なんと言っても介護は体が資本、と言われます。
その理由は、体を使う事が多いからです。
体力勝負とまでは言いませんが、やはり一定の力仕事もあります。
楽そうな仕事でもなく、過酷な仕事かと言われると、これまたそうでもないのです。
でも、最低限自分の体に不自由なく、不安も無い状態が望ましいと言えます。
30代でも…20代でもそうなんですが、介護の下積みは結構大変です
介護の世界で必須と言われるものがあります。
「オムツ交換、お風呂介護、夜勤」の3つで、全国の介護士があるあると思うはずです。
オムツは数、お風呂は体力、夜勤はモチベーション、それぞれの課題があります。
デイサービス等はお風呂、老人ホーム等はオムツと夜勤が、それぞれの下積みと言えます。
介護福祉士等、国家資格のための実績が3年ほど必要というのが、業界のルールみたいなものです。
介護士に転職して、上手くいけば5年後には管理職?
国家資格取得後、1年なり2年なりでポストが空いていれば管理職となったりします。
筆者である私も、介護の管理職を6年で任命されました。
管理職とは言っても、やはり現場兼務ではありますが、責任ある仕事で面白いものです。
40代に差し掛かる頃には、現場から離れ、安定したポジションが期待出来ます。
介護の世界では同じ職場に5年もいると、自然と自分の行く先が見えてきたりします。
事務方としてケアマネージャーになる人もいますし、3年を越えたあたりで安定します。
30代の介護士への転職は、その後は一生モノとして働ける
社会のルールを知り、社会人として成熟している年代ですから、ある程度どの業界でも長く続くでしょう。
介護の業界では、技術より知識より、人当りとか常識が重要になってきます。
そのため、30代で転身してきた人は、その後ずっと介護の世界にいるケースが大半です。
一生モノの仕事として、介護は続けやすいでしょう。
最初の3年が大切です。
色々な角度から見て、30代は介護の現場に飛び込むチャンスと言えます。
社会に認知されていて、かつイメージが大事な仕事です。
体力的な部分の自信と、社会性が培われ、安定した心持ちが出来る30代は、以後も安定して仕事を続けられます。