9年の介護士が語る!介護士の仕事!夜勤中にワンナイトラブ?
介護職のあまり言えない裏話
介護業界に身を置いて9年余り、今では介護主任をする私ですが、現場では色々な事があります。
利用者も介護する側も、同じ人間ですから、その人間模様は様々です。
介護業界の裏話的な、あまり語られない内容をご紹介します。
介護って、どんな仕事?
オムツ交換、食事援助、お風呂のお世話など、生活に関するお手伝い全般を介護と言います。
でも、本来「生活」とはそれだけでしょうか?
男女や年齢で差はありますが、言うなれば年甲斐もなく趣味を続けていたり、「楽しみ」もあるはずですよね。
そんな嗜好を含めた、本当の生活に則した介護も実際あるのは、あまり知られていません。
お年寄りの趣味の相手
老人ホームにおいて、外出とは施設側が定めた日程でしか出来ないのが原則です。
軽い軟禁状態と言ってもいいでしょう。
私のいる老人ホームでは、個人に合わせて買い物に行ったりも出来るようになっています。
これに付き合うのも、しっかりとした介護と言え、まるで自分の祖母と買い物に行っているようです。
帰りには回転ずしを食べて帰るなんて事もあり、世間で知られる介護とは一味違っています。
嗜好もしっかりとした生活の一部
入所しているお年寄りが、喫煙が出来る老人ホームも増えてきました。
嗜好品も立派な生活の一部と言え、場合によっては施設職員と一緒に喫煙所にいたりします。
ちょっと不思議な風景ですが、喫煙の間もしっかり見守る必要があります。
喫煙補助?とでも言いましょうか。
アダルトビデオの鑑賞もさせている
男性が一人で生活をしていく中で、性に対する嗜好も様々と言えます。
老人ホームに入所する事になっても、それが阻害されて良い訳ではありません。
個室のテレビで、アダルトビデオを見るためのTVを設置した事もあります。
これは結構特殊な事例かもしれませんが、入所者にアダルトビデオを見せるなんて、人にはあまり言えませんね。
職員間の人間関係
これは、いわゆる男女関係のお話です。
男性の介護士が増えてきている事もあり、色々とあるものです。
老人ホームでは、個室が空き部屋になる瞬間があり、そこで夜勤中にワンナイトラブなんて事も。
ベッドメイキングはお手のものですし、こんな事だってあり得ます。
私の施設では、警備員さんに見つかり大目玉となったのですが。
意外と多い?虐待というもの
介護の仕事をしているから、仏様のような人間と思われがちです。
実際そんな人は皆無と言っていいでしょう。
ストレスの解消が上手というか、その辺がプロなだけです。
ですが、中にはそれが下手な人もいて、ごく少数ではありますが、虐待に繋がるケースも必ずあります。
個室の部屋に閉じ込めて、出られないようにする、これは結構多い事例です。
相手が認知症であったりして、次の日の記憶なんてありません。
仕事上仕方ないとしても、今は法律で認められません。
知らずに虐待している、または故意?なんて事もあります。
昼間の死角で利用者が亡くなっている
人間が亡くなるのは、夜だけと思っていませんか?
実は、昼間職員が多い時間帯であっても、居室の片隅でひっそりと亡くなっている、そんなケースもあるんです。
四六時中、利用者は監視されている訳ではありません。
施設内であれば、自由に行き来しても問題ないのです。
とはいえ、ほんの1時間余りですが、職員全てから目が付かない部屋の片隅にいる、そんな事もあります。
偶然にも、1時間後に行くと亡くなっていた事がありました。
これだけ人がいるにも関わらず、死角でひっそりと亡くなる事も珍しくありません。
心霊現象が起こる!?
老人介護施設ですから、人の生き死にが起こる事は普通と言えます。
ですが、やはり施設にはいわくつきの場所が、必ずあるものです。
ある個室ですが、何をどう頑張って掲示物を設置しても、絶対に次の日落ちる場所と言うのがありました。
ある時責任者が、耐えかねてお祓いを依頼しましたが、全く効果が無く、その部屋は今でも使われています。
懐疑的なのは言うまでもありませんが、今もその部屋には高齢者が暮らしています。
感じない人にはどうでもいいのかもしれませんが、施設にはこんな場所が存在します。
老人ホームとかデイサービスは、意外にも色々な事が起こる場所なのです。
ただ介護している場所ではなくて、人間が絡み合う数だけトラブルも起こったりします。
単調で暗い生活が行われているだけの場所ではありません。
結構スリリングかもしれませんよ。