介護職は定年まで働けるの？介護講師が解説するよ！

介護スタッフは身体介護を行うことから長年働いていると腰痛や身体の痛みを起こすことがあります。

どんなに経験を積んでも体が資本であるため腰痛などで身体を痛めてしまうと介護スタッフが続けられなくなるのです。

しかし、介護サービスの知識を得ることで４０代、５０代でも健康で働き続けることができます。

また、例え腰痛や身体の痛みを起こしても介護業界を引退することなく仕事を続けることができるのです。

今回は４０代、５０代の未経験者へ、定年まで介護スタッフを続ける方法をお伝えしたいと思います。ぜひ今後の参考にご覧下さい。

環境や体力に合う場所なら４０代、５０代も働ける

介護求人を選ぶ際に大切なことは、自分の生活環境と体力に見合った介護サービスに就職をすることです。

４０代、５０代の方は家族の介護や扶養控除の関係でパート勤務を希望する方が多くいます。

パート勤務の場合は訪問介護やデイサービスだと短時間勤務がしやすいためおすすめです。

訪問介護だと訪問時間が勤務時間になるため直行直帰することができます。

そのため家族の介護や家事に専念することができるでしょう。

身体介護の少ない介護サービスに就職して体の負担を減らしたい方はデイサービスや訪問介護がおすすめです。

ほとんどの利用者が自立しているため少しの介護で済みます。

このように自分の生活環境や体力に合った介護サービスに就職することで将来のリスクを減らせるため長く働くことができます。

ケアマネを取れば４０代、５０代も働ける

介護スタッフとして５年以上働くとケアマネジャーの受験資格を得ることができます。

ケアマネジャーは介護スタッフのように身体介護を行わないため、身体の負担を気にすることなく長く働くことができます。

そのため、４０代、５０代の介護スタッフはケアマネジャーを取得後にケアマネジャー職に転身する方が多いのも特徴です。

ただ、ケアマネジャーは合格率が２０％であるため頑張って勉強しなければ合格が難しい資格です。

そのため、本当にケアマネジャーを目指したい方だけにおすすめします。

４０代、５０代でケアマネに合格している方は私の周りにもたくさんいるため、ぜひ興味のある方は目指して下さい。

健康管理に気を配れば４０代、５０代も働ける

どんな介護サービスでも健康管理ができなければ体を壊して介護スタッフを続けられなくなります。

特に介護スタッフは変則勤務の職場が多いため毎日の生活リズムが違います。

そのため食事や睡眠をきちんと取り、規則正しい生活を送ることが大切です。

特に夜勤勤務は睡眠時間が約２時間と少ないため、昼間に休息を取って仕事に臨むことが必要となります。

また、腰痛を予防するために日頃からストレッチや腰痛予防の知識を得ることも長く介護スタッフを続けて行くために大切なことです。

自分の体を守るのは自分です。４０代、５０代の方は健康管理をしっかりしてぜひ定年まで働きましょう。

まとめ

介護スタッフに就職する方の多くは４０代、５０代です。

腰痛や将来の健康を心配する方も多いですが、自分の環境や体力に合った介護サービスに就職すれば心配入りません。

デイサービスであれば夜勤がなく規則的に働くことができますし、グループホームなら身体介護が少なく働くことができます。

また、ケアマネを取ることで身体介護がなく働くことができるため、キャリアアップとして目指す道もあります。

定年まで介護スタッフを続けていくためには日頃からの健康管理が一番大切です。

普段から睡眠や食事をしっかりと取り、腰痛予防をしていくことが定年まで働ける介護スタッフへとつながります。