介護士の仕事がキツイと思われる理由は何だと思いますか?
皆さん、一緒に介護やってみましょう。
もちろん大変なこともありますが、とても楽しいと思います。まだ働いていない人、これから転職を考えている人、全ての人にお勧めいたします。
私はサラリーマンを辞めて介護士になり、一度も後悔をしたことがありません。
それどころかサラリーマン時代では出来ない素敵な時間を過ごしていると思っています。
これは大袈裟でも何でもなく、皆様にも知ってもらいたいからです。特に20代・30代・40代の働き盛りの人たちはこれを読んで介護に興味を持ってもらえると嬉しいです。
介護士に向いている人・不向きな人
私は正直自分のことを介護に向いている人間だと思います。
それはなぜかというと、まず毎日同じ仕事をしたいと思わない。
- 人とかかわる仕事が好き。
- 何かを造る仕事が好き。
- 高齢者と話すこと、関わることが好き。
- 賑やかな環境が好き。
- 体を動かすことが好き。
このような性格なので介護職に向いていると自分で思います。
ですので私と同じような性格の方はまず介護職に向いている性格だと思います。
全て一緒でなくても一つでも一緒であれば十分介護しての適性はあると思います。
もちろん介護として向いていない人もいると思います。
私が同僚として介護に向かないと思う人は短気な人。早口な人。気性が荒い人。こんな人たちです。
例えば認知症介護では自分の想像は遥かに超える出来事に出くわしたりします。
短気や気性の荒い人だとその都度怒ってしまったりするかもしれません。それでは介護は出来ないのです。
そんな出来事もそれが当たり前だと思って冷静に向き合うことが大切なのです。
あと高齢者は難聴の方が多く、あまり早口だったり声が小さいと聞き取れない可能性がありますので早口や声の小さい人はやはり向いていないと思います。
しかし、向いていなくてもそれらのことに注意して改善していけばもちろん介護士として仕事していくことが出来るのでどんどん介護業界に興味を持ってください。
介護士の給料事情
介護士はよく薄給と言われます。
皆様は何を基準に給与を考えていますか?
私は介護で働き給料が安いと思ったことがありません。
皆様にもそう思えるようなテクニックをお教えします。
施設介護として働くと介護には夜勤があります。
例を出すと夜勤は16時から翌10時までのシフトだとすると翌10時の勤務終了以降は出勤扱いとなり実質の休みとなります。
月週休2日で夜勤5回行うシフトだとするとどうでしょう。
夜勤明けだけで5日、公休で8日で合計13日の休みがあることになります
。月13日休みがある業界ってなかなかありません。ブラックどころか洗濯直後並みにホワイトだと思います。
月の半分休んで、基本給のほかに夜勤手当、資格手当、処遇改善加算をもらうのですから私はかなりの好待遇だと思います。
どうでしょう、このように考えてみたら実際の勤務日数として薄給ではありませんよね。
これが私が教えたい考え方のテクニックです。
介護職で得られるもの
介護職として得られるものは何か。
それは安直な言葉ですが感動と充実感だと思います。
例えば一人の高齢者の介護をした場合、その高齢者が亡くなるときに「素敵な人生だった」と思ってもらえるようにしていくのが介護士の仕事です。
日常生活を苦痛がないような介護をし、余暇が退屈ではないように色々な催しを考え、その人が最後に「色々ありがとうね」と言ってもらえるような介護をすることで、やっていてよかったと思えるような感動と充実感を感じることが出来ます。それはどんな職業でも味わえず、介護士のみが味わうことの出来る最大の特権だと私は思います。
あと高齢者は私たちにとっては人生の先輩です。
その人たちから聞くことの出来る話というのは大変貴重でとても自分の為になります。
そう言った知識を吸収できる場があるということも介護士として働くメリットだと考えます。
介護職のキツさの所以
介護士の仕事がキツイと思われる所以は何だと思いますか?
私は介護士を客観的に見たときにキツイと思う部分はやはり排泄介助とそれに対す対価なのではないかと思います。
先ほど給与事情に関することは少しお話ししましたが、それを知らない人はやはり介護は薄給だと思うでしょう。
しかも他人の排泄のお世話をしてそれだけしかもらえないのかと思ってしまうはずです。
しかし、介護にとって排泄介助というのはコンビニで例えるとレジ打ちと同じで当たり前のことです。
排泄は綺麗なものではありませんが、人間が生きるためには必要なことです。
その人の生活を支援するために必要なことでもあるので深く考えず取り組んでみてください。
これも覚えておいてください。排泄介助は必ず慣れます。
介護士の仕事がキツイと思われる理由は何だと思いますか?まとめ
介護士の仕事がキツイと思われる理由は排泄介助です。
その排泄介助を考慮に入れても、介護は素晴らしいです。
長々と介護について記載しましたが、何が言いたいのかというと介護は本当に素晴らしい!
ということです。誰も気軽に働くことが出来て、自分自身のスキルアップも望め、そして他では味わうことの出来ない感動を味わうことの出来る最高の業種だと思います。
どうしても今は悲観的にメディアにも取り上げられがちですが、そんなことは一切ありません。
私はこれを見ていることで皆様は介護に向いていると思っています。まずは興味を持つことが介護の第一歩だと思います。