介護士やるのにもデメリットはある!6つのデメリット
介護士は年齢や学歴に関係なく誰でも就職できます。
ですが、ぶっちゃけ合わなくて辞める人も多いです。
原因は、デメリットを知らずに介護職になってしまった事にあると思います。
介護職のデメリットを理解しないで就職をすると、イメージと違うことから就職後に後悔したり早期退職の原因にもなるのです。
未経験者は介護の知識がないためデメリットを理解するのは難しいでしょう。
介護職はもちろんメリットもあります。
就職した後の為にデメリットを知る必要があるのです。
そこで今回は介護職に就職しようか考えている方へ、介護職のデメリットをお伝えしたいと思います。
ある程度介護職のデメリットを理解した方が就職前の心構えができるため大切です。
今回は介護職の6つのデメリットをご紹介しますが、介護職はデメリットがすべてではないためあくまで「介護職の一部」としてとらえて下さい。
そして介護職は多くのメリットがあることも忘れないでご覧に下さい。
重労働、汚い(汚物処理等)
テレビの特集でもよくありますが、施設での介護職は身体の重い利用者の身体介護を行うため重労働です。
また、排泄介護で使用した汚物の処理も行うため汚れ物を目にする仕事でもあるのです。
家族の排泄物ならまだしも、他人の排泄物の世話をするのに抵抗を持つ方も決して少なくありません。
例え現役の介護職であっても排泄介護は好きになれない仕事です。
また、介護職は移動介護を始めとする身体介護を行うことから重労働な仕事としても有名です。
身体介護は気を付けて行わないと腰痛を引き起こします。
体重のある利用者さんへの介護を無理をして行うと腰を痛めるため、他の職員と協力しながら行うのが大切です。
また、汚物処理もグローブを装着したり終了後に手洗いを行わないと感染症を起こす可能性があります。
どんなに未経験でも毎日行っていれば身体介護も汚物処理もすぐに慣れます。
大切なのは「デメリット」としてとらえるのではなく、「介護のあり方や利用者の立場を理解すること」です。
そうすることで身体介護、汚物処理も負担に感じることなくできるでしょう。
給料が安い
介護職は専門職として夜勤や身体介護を行うにも関わらず給料が安いです。
介護施設で夜勤を月4回行っていても手取り16万~17万が平均です。
デイサービスなど夜勤がない所でも手取りは14万~15万程です。
介護職は未経験で就職すると給料が安いですが、介護福祉士を取ると資格手当が毎月1万円程付きます。
また、昇格をすると役職手当が毎月1万円~3万円程付きます。
その他にもケアマネジャーを取って転身すれば給料が23万円程になるため、介護職は就職後の頑張り次第でいくらでも給料を上げることができます。
介護職で給料を上げるためには実務経験や資格の取得が必要、という事です。
人間関係のデメリット
介護職は他の職員と協力をしながら排泄介護や入浴介護を行います。
そのため、気の合わない職員とも合わせながら仕事をしなければいけません。
ですが、いくら頑張って周りに合わせても状況によっては精神的に耐えきれない場合もあります。それはあなたに問題があるのではなくその職場に問題があります。
そういった場合は早めに配置転換を希望するか、思いきって他の事業所に転職するのがいいですね。(私もどうしても合わない人がいて、配置転換してもらった事があります。)
介護職は専門職であるためハローワークやindeedだと求人数が少なく、実際の求人内容と仕事が違う可能性もあります。
そのため、介護求人情報サイトがおすすめです。
精神がやられる!っていう時は転職した方がいいです。介護施設は星の数程ありますからね。
スマイル介護サポート
交代勤務なので欠勤しにくい
介護職は早番や遅番などの交代勤務をしていることから欠勤しにくい仕事でもあります。
自分一人しか担当がいないため、欠勤をすることで休日のスタッフに出て来てもらったり日勤者が勤務変更をする可能性があるからです。
パートでも交代勤務に入っていれば状況は変わりません。
子どもが小さい方は急な欠勤ができないため家族に協力してもらったり交代勤務でない短時間勤務がおすすめです。
介護職が欠勤をすると場合によっては休日者が勤務することになります。
どこの介護施設でも余分に職員はいないため、シフト的にも自然と休日者が変わるしかなくなるのです。
休日者に出てもらうのはよほどのことでない限り相手に迷惑を掛けることになるため、介護職は欠勤しにくいのです。
介護職は交代勤務なので休日や勤務形態が個々に違います。
そのため、できるだけ欠勤をしないように日ごろから健康管理と体力作りを行うことが大切です。
夜勤明けや休日に勉強会や会議に出なければならない
特に正社員介護職は定期的に行われる勉強会に参加する必要があります。
勉強会は強制というわけではありませんが周りが参加しているためできるだけ参加した方が人間関係を円滑にします。
介護職は変則勤務なので夜勤明けや休日にも勉強会があれば参加しなければいけません。
たまに休む程度なら構いませんがいざという時に休みにくくなるためできるだけ休まないようにすることがおすすめです。
中には勉強会の参加回数でボーナスの査定や昇給額を決めている所もあります。
知らない所であなたの行動が評価されることもあるでしょう。
特に昇格を目指したい方はできる限り勉強会に参加することが大切です。
自分で研修に行けば受講料がかかりますが勉強会ならタダで学べます。
介護の知識、技術はどこの職場でも応用できるため決して損をすることはありません。
将来のためにもぜひ積極的に参加してスキルアップしましょう。
歓送迎会が多いため出費が増える
介護職は職員の出入りが激しいため毎月のように歓送迎会があります。
個人の介護サービスはそれほどでもないですが規模の大きい介護施設だ少なくとも2カ月に一度はあると思って下さい。
介護職の歓送迎会の費用は当事者以外は自己負担です。
上司がいくらか出してくれる所もありますが3000円くらいは予算しておきましょう。
歓迎会ならまだしも、送別会となるとお世話になっていることからなかなか欠席するわけにはいきません。
出費も増えて大変ですがこれは介護職の使命です。
その分節約をしたりするなどし、できるだけ歓送迎会に参加するようにしましょう。
歓送迎会に参加することも仕事を円滑にするために大切なことです。
普段聞けない仕事のことを始め、色んな情報を聞くことができるため決して無駄な時間ではありません。
歓送迎会での交流は人間的に成長できるきっかけにもなるためぜひ積極的に参加しましょう。
介護職に就職しようか考えている人へ!介護の仕事のデメリットを全部言うよ まとめ
介護職はメリットもありますがデメリットもあります。
両方の特徴を理解することは安心して就職するために必要なことです。
介護職のデメリットに関してはとらえ方や本人の努力次第でいくらでも改善することができます。
そう考えると介護職は将来の可能性が大きい仕事ではないでしょうか。
確かに交代勤務なので欠勤しにくい仕事ですが、勉強会を通して身近に介護職の能力を高めることができます。
将来役に立つ内容なので必ず自分のためにつながるでしょう。
また、歓送迎会を通して一緒に働く職員とも交流ができるため人間的に成長することもできます。
介護職は色んな年代の方が働いているため一緒に飲むだけで本当に勉強になります。
このようにデメリットはとらえ方次第で自分の成長に変えていきます。
ぜひあなたの持つ介護職の可能性をのばしてデメリットなんて吹き飛ばしてしまいましょう!