未経験で介護求人を探すなら住宅型有料老人ホームがいいですよ
未経験でも可能!住宅型有料老人ホームでの介護のお仕事とは?
近年有料老人ホームが増えていることをご存じでしょうか。
有料老人ホームは現在3つの種類に分かれています。
資格を取って有料老人ホームで働きたいと考えていても、いくつも種類があると悩んでしまいますよね。
「老人ホームっていうぐらいだから体力がないとだめなのかな」
「色々な利用者さんのお世話なんてできるのかな」
など、不安もありますよね。
今回は住宅型有料老人ホームについて説明していきます。
住宅型有料老人ホームでどんな仕事をするの?
住宅型の場合は、「場所によって働き方が違う」という答えになります。
「それじゃなおさら不安」
「余計にわからない」
という声が聞こえてきそうですね・・・。
そうではありません。
逆に言えば、事前にきちんと確認することにより、自分のやりたい内容を選んで仕事をできるということです。
なぜ場所によって働き方が違うの?
住宅型有料老人ホームは、他の老人ホームとは仕組みが異なります。
本来施設などでは、1日の計画はケアプランなどで決められており、介護職員もそれに沿って利用者さんにケアをおこないます。
住宅型有料老人ホームの場合、職員は訪問介護員としての位置づけとなっています。
ケアプラン上は「訪問介護員が時間ごとに利用者さん宅を訪問し、ケアをおこなう」ことが決まりとなります。
利用者さんも施設のように入所しているのではなく、「家賃や共益費を払って部屋を借りている状態」というわけです。
24時間駐在の職員を置いて、ナースコールの緊急時にも対応します。
ここまではどこの住宅型有料老人ホームもほぼ同じです。
ここからは各事業所で、提供しているサービスが違ってきます。
ひとつ私の経験から例を挙げたいと思います。
住宅型有料老人ホームの事例
私の勤めていた住宅型有料老人ホームでは、通常の訪問介護に加えて、利用者さんの生活の質の向上をサービスとして加えていました。
毎日午前中に全部屋の清掃をおこない、利用者さんの部屋を綺麗にしておきます。
その間にケアプランに沿って利用者さんの入浴介助をおこないます。
そして午後からは運動を重視したレクリエーションのプログラムを毎日提供します。
看護師が日中勤務し、各利用者さんの薬などの調整をおこないます。
外注による食事を提供し、必要な方には食事介助。
口腔ケア、整容なども提供します。
トイレ介助は随時対応しています。
・・・事例をふまえてみると、通常行われている施設の介護に近い職場ということがわかりますよね。
場所によっては、看護師が24時間体制の場所もあります。
また、掃除などの生活援助に力を入れている場所もあります。
さらに、リハビリなどの運動に力を入れている場所もあります。
他にも、有料老人ホーム以外の場所(本当に利用者さん宅に出向く)とをかけもちしている場所もあります。
自由度が高いですよね・・・。
住宅型有料老人ホームはどんな利用者さんが多いの?
これも職場の方針によってさまざまです。
要支援~要介護5までおられると思います。
ただ、職員は随時駐在していますので、緊急時にも対応できる体制は取っていますので心配はありません。
先輩方も未経験から始めている方が多いので、親身になってアドバイスしてくれます。
住宅型有料老人ホームでのサービス提供責任者の役割って?
住宅型有料老人ホームで働くことにより、意識することの1つとして「サービス提供責任者」があります。
この職種は、実は介護福祉士ではなくてもなることができます。
初任者研修ではなることができませんが、もうひとつ上の資格に「介護職員実務者研修」という資格があります。
その資格を持っていれば、サービス提供責任者を目指すことができます。
サービス提供責任者は、主に訪問介護事業で活躍している職種です。
ケアマネージャーや家族と連携をとりながら、職員の調整、報告をおこないます。
住宅型有料老人ホームとして運営している職場でも配置しているケースは多いです。
また、転職の際にも、ホームヘルプステーションなどの場所でも活用することができます。
介護福祉士を目指せる
介護福祉士は国家資格であり、それだけでも信用が高い資格です。
住宅型有料老人ホームの場合は、正社員として採用してもらえる場所が多いようです。
また年齢にも制限が少なく、30~60代の転職の際にも、大きな武器となります。
家庭と両立しながら正社員を目指せる、数少ない資格です。
介護支援専門員を目指せる
また、経験を5年重ねることで、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」を目指すことができるようになります。
住宅型有料老人ホームの場合、居宅介護支援事業所でのケアマネ業務をできることがあります。
介護付有料老人ホームの場合は大きく活躍するので、転職の際にも非常に有利になります。
そしてケアマネージャーは介護職よりも待遇がよいので、給料アップも望めます。
介護以外の道も開くことが可能になりますよ。
介護の求人情報の探し方
ここまで住宅型有料老人ホームの特徴を紹介してきましたが、それでも不安は残りますよね。
「結局直接聞いてみないとわからない」
「自分の働きたい希望に沿ったところを見つけたい」
そう思われる方も多いでしょう。
私がお伝えする方法として、介護の派遣会社に登録することを強くおすすめします。
特に住宅型有料老人ホームの場合、本当に自由度が高い職場の為、1度の面接ではなかなか情報を集めることは難しいです。
先に派遣会社の担当者に業務内容を確認できるという安心感は大きいと思います。
登録自体も無料な上に、自分の気にいる条件が見つかるまで何度もサポートしてくれるので安心です。
案件も非常にたくさんあるので、本当におすすめですよ。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は住宅型有料老人ホームのお話でしたが、住宅型は自由度が高いのが大きなポイントです。
訪問介護員という位置づけから、未経験者でも募集している場所も多く、初任者研修を取得してから職場に選ぶ方も多いです。
自由度が高い分、勤務体系も自由に設定している場所も多く、希望が通りやすい傾向にあると思います。
あとはどのような働き方をしたいかですよね。
夜勤のある案件もあれば、夜勤のない案件もあります。
自分の希望する条件を伝えながら、派遣会社のアドバイスをもらうことが大きな近道になると考えます。
まずは一度、ご自身の目で派遣会社のホームページを確認してみてくださいね。