人間関係で悩むなら転職を!私が職場を移った理由
嫌なことがあって転職した、私の事例
仕事をするなら、転職せずに一つの職場で続けられるのが一番良いことは言うまでもありませんが、様々な事情で転職を経験した人もたくさんいます。
仕事の内容自体が嫌で転職する人もいますが、介護の仕事はある意味で特殊ですから、仕事内容以外での人間関係などで転職する場合もあります。
社風、上司との関係、同僚との関係、先輩の人格…私が職場を変えた理由は複合的なものです。
とにかく嫌で、変える必要があった事は事実です。
私が転職した理由
「アットホームな職場」という求人広告を見かけたことはありませんか?
文字通り、家庭的な雰囲気の施設なんだろうなと想像しますよね。
その施設は小規模施設でしたので、利用者様の数も、スタッフの数も少ない施設でした。
スタッフ同士や、スタッフと上司の仲も良く、人間関係での苦労はなさそうな感じだったのですが、仕事終わりの食事会等が頻繫に行われ、時には家族の同伴を求められることも。
だんだんと、仕事もプライベートも一緒…という気持ちになり苦痛に感じるようになってしまいました。
施設側としては、スタッフもその家族もという思いからだったと思いますが、人によって「楽しい」「苦痛」と感じ方は違うと思います。
結局、転職したのは「苦痛」に感じたからですね。
また、それだけが原因で転職したわけではありません。嫌な人がいたのです。
転職の原因になる位、嫌な人ってどんな人?
嫌な人と一口に言っても、その人の感じ方によって違ってきますよね。
性格が合わないとか、仕事のやり方とか…自分だけがその人のことを嫌だと思っているとすれば、それはただの好き嫌いになってしまいますが、複数の人が同じように思っていたら、それは「嫌な人」なのかもしれません。
では、具体的にどんな人が「嫌な人」と思われるのでしょう。
上司がいる所といない所で態度が違ったり、自分が好意を持っている利用者様の所にばかり行きたがるなど、相手を見て行動する人。
自分の苦手な仕事や利用者様への対応を他のスタッフに押し付けて、自分は楽なことばかりしている。
決められたルールを守れなかったり思い込みが強かったりして、自分勝手な行動をする。など。
これらに共通して言えるのは、協調性に欠けるということですね。
介護職はチームワークが大切な仕事ですから、協調性がないと「嫌な人」となってしまうことが多いと思います。
人間関係の悩みがあるなら転職は自衛策
仕事の悩み、例えば介護技術や利用者様への対応などは、比較的相談しやすいと思いますが、人間関係の悩みとなると誰にでも相談できないと思う人も多いですよね。
相談できたとしても、そう簡単には解決しないのが現状ではないでしょうか。
そうなると、私がそうだったように、介護技術が少しずつ身に付いてきて仕事自体は楽しくて好きなのに、人間関係での悩みがストレスになって続けられなくなるという人も出てくると思います。
そんな時は、
今の施設だけにこだわらずに、他の施設にも目を向けてみませんか?
私自身、転職してから人生変わりましたし、嫌な人との無駄な時間が減って良かったと思ってます。
転職活動のススメ
実際に見学に行ってみるのも良いと思いますが、何件もの施設に見学に行くのは容易なことではありませんね。
そこで、実際に自分で見学に行かなくても、在職、退職などにかかわらず、勤務時間や仕事の内容などにも対応してくれる人材会社に相談してみるのがおススメです。
介護職には転職先がたくさん
求人広告や求人サイトで、介護職の求人を目にすることが多いですよね?
その求人をよく見てみると、特養、老健、グループホーム、サ高住、訪問入浴、ホームヘルパーなど様々な施設があるのが分かります。
勤務形態や対象となる利用者様も、その施設によって変わってきます。
そんな、施設の種類の豊富な介護職ですが、入浴介助や排泄介助、車椅子などの移乗介助といった基本的な介護技術は同じで、しかも全国共通です。
基本的な介護技術に、施設によって応用が加わるだけなのです。
ということは、基本的な介護技術を身に付けていれば、土地が変わっても、どの施設でも働けるということになります。つまりは、介護職には転職先がたくさんあるということになりますね。
介護職を半年以上やった人は、どこでも通用するのです。今、人間関係で悩んでいる人、転職できるんですよ!私はこれを声を大にして言いたいです。
転職も大事な選択肢
介護職の肉体労働からの疲れは、利用者様に癒されたり、休養して体を休めれば何とか回復しますが、人間関係での悩みとなるとなかなか難しいですね。
人間関係が改善しないとストレスが溜まりますし楽しくありません。
楽しくなければ仕事に行くのも苦痛になってしまいます。
そして退職も考えてしまう。
悪循環ですよね。
介護の仕事に興味を持ち、きつい仕事ながらも頑張って介護技術を身につけたのに、人間関係の悩みで退職なんてもったいない!施設はたくさんあります。
施設が変われば環境も変わります。
今までの経験を無駄にしないためにも、転職は大事な選択肢です。
変な人がいる職場から逃げるのは自分を守るための立派な行動です。
介護求人には、他の職業と同じように経験者優遇というところが多いですので、基本的な介護技術を身に付けていれば、どんな施設にでも転職しやすいということになります。
人材会社などを使って自分に合った転職先を見つけることができて、介護の仕事の楽しさを再発見できれば、「早く転職すればよかった」と思うかもしれません。
転職せずに、無理して頑張るだけでは楽しくないですよ。