主婦が扶養103万円以下で働くなら介護職がいい!介護講師が解説
扶養内でも介護職はできるの?
介護職は変則勤務が多いため、介護サービスによっては扶養内(年収103万円以内)で働きにくいことがあります。
例え扶養内で働けたとしても日勤勤務に対応できない介護サービスもあると思って下さい。
また、早番や遅番勤務は途中で退社することができないため、どうしても勤務時間が長くなってしまいます。
そうなると必然的に収入が多くなるため、扶養内で働くための調整も大変でしょう。
しかし、どこの介護施設でも家族の扶養内で働いている職員はいます!もちろん私の職場でも変則勤務をしながら扶養内で働いていた方は何人もいるので安心して下さい。
介護職は色んな働き方があるため、年収103万円以内でも十分働くことができるのです。
そこで今回は扶養内で介護職をお考えの方へおすすめの介護サービスや働き方をご紹介したいと思います。
未経験者には今後の参考になる記事です。
ぜひあなたに合った働き方を見つけて下さい。
主婦が扶養内で働くならデイサービスがおすすめ
年収103万円以内の扶養内で働くためにはデイサービスがおすすめです。
その理由は、デイサービスは介護職の中でも数少ない日勤勤務だからです。
デイサービスは送迎業務もありますが、103万円以内の扶養内の希望を伝えれば一日3~4時間の勤務も可能です。
午前勤務や午後勤務など色んな働き方をしている方がいるため、ぜひあなたの要望を伝えてみるといいでしょう。
また、デイサービスは介護施設とは違い身体介護を行うことがほとんどないため、腰痛や身体の負担を心配する必要がありません。
そのため、体力に自信のない方や身体介護の負担を減らしたい方へもおすすめです。
未経験者は慣れるまでが大変ですが、一度覚えてしまえばどこのデイサービスもほとんど変わらないため将来的に長く働くことができるでしょう。
仕事自体も介護施設のように忙しくないため、未経験者でも始めやすい介護サービスです。
デイサービスはパート募集の所がほとんどであるため、年収103万円以内の扶養で働きたい方へはぜひおすすめの介護サービスです!
主婦が扶養内で働くなら訪問介護がおすすめ
家族の扶養内であれば訪問介護が一番103万円以内で働きやすいと思います。
その理由として訪問介護はパート募集がほとんどで、仕事も自宅から直行直帰だからです。
そのため、介護施設のように一日5時間~7時間働くということはまずありません。
訪問介護なら勤務時間も一日2~3時間、多くても4時間ほどでしょう。
主婦であれば家事の時間も十分確保できるため、介護職の中でも唯一融通の利く働き方だと思います。
訪問介護は未経験者にも人気のある仕事です。
これから介護職を探す方は訪問介護なら必ず103万円の扶養内で働けます!
ぜひ直行直帰ができるストレスフリーの訪問介護を始めてみませんか?
主婦が扶養内で働くなら施設の日勤パートがおすすめ
扶養内で働く方法として介護施設の日勤パートで働く方法もあります。
勤務時間は施設によっても違いますが、週3~4日の9時~17時勤務の所もあれば週5日の3~4時間勤務の所もあります。
正社員とは違って施設パートは時間の融通がきくため短時間勤務でも十分働けます。
また、介護資格もいかすことができるため子どもの成長に合わせて正社員に切り替えることもできるでしょう。
日勤パートは毎日の仕事内容もほとんど変わらないため、慣れれば働きやすい職場となるます。
ただ、103万円以内で働く場合は毎月計算しないと金額を超えてしまう恐れがあるため気を付けましょう。
変則勤務なことから希望通りの調整が難しく年末に休日を調整する施設もあります。
人によっては年収が130万円を超えてしまい社会保険に加入している方もいます。
人助けも大切ですがあなたの立場もあるため、無理な場合ははっきり断るようにしましょう。
人手不足等でどうしても103万円を超えてしまう場合は退職を視野に入れることも大切です。
現在配偶者控除の見直しも行われており、予定通り可決されれば平成30年に控除額が103万円から150万円に上がります。
そのため、将来的に介護施設で正社員として働きたい方は介護施設のパート勤務も十分視野に入れることができるでしょう。
主婦が扶養内で働くなら派遣社員がおすすめ
扶養内でも介護系人材派遣会社を利用すれば介護求人を専門に取り扱っているため、多くの介護サービスから仕事を選ぶことができます。
派遣社員は給料やボーナスも正社員より少ないことから扶養内でも十分働くことができます。
もちろんパートのように短時間勤務も可能です。
派遣社員の収入はパート以上、正社員未満です。
そのため、103万円ギリギリまで働きたい方は派遣社員なら効率良く働けるでしょう。
もちろん派遣社員なら夜勤なしでも働けるため自由に勤務スタイルを選ぶことができます。
私のいた職場でも扶養内で派遣社員をしていた方が何人かいました。
派遣社員は契約期間で働いているため、万が一仕事や人間関係が合わなくても長く続ける必要がないのが魅力なのだそうです。
扶養内で介護職を考えるあなたも、派遣社員になって人間関係や仕事のストレスを少なくして働きませんか?
主婦が扶養内で働くならグループホームがおすすめ
扶養内で働く方に人気なのがグループホームのパートです。
グループホームは家事援助を中心とするため身体介護が少ないのが特徴です。
そのため、未経験者や体力に自信のない方に人気があります。
また、グループホームのパートは調理補助が多いため家事経験の豊富な主婦なら誰でも経験がいかせるのも魅力です。
私も以前グループホームで働いたことがありますが、利用者の定員が9名だったためゆったりと働くことができました。
介護施設は利用者も多いため大変ですが、グループホームなら同じ位の時給でゆったりした仕事ができるためぜひおすすめです。
未経験者や身体介護の負担を減らして働きたい方はぜひグループホームのパートに就職しましょう。
扶養内なら夜勤補助がおすすめ
扶養内で効率良く稼ぎたい方へは夜勤補助がおすすめです。
夜勤補助の仕事は夜勤者の補助業務(掃除、洗濯、洗い物等)であるため、身体介護をすることがほとんどありません。
また、勤務職員も平均3人と少ないため人間関係のストレスも少なく働けるでしょう。
未経験者だと仕事に慣れていないため、夜勤補助ができるか不安を持つ方が多いです。
ですが、夜間仕事ができる健康さえあれば未経験者でも行うことができるため安心して下さい。
夜勤補助の賃金は1回計算で平均6000円ほど付きます。もちろん仮眠も3~4時間取れるため、少し睡眠が減ったと思えば誰でも簡単に始められるでしょう。
さらに家庭を持つ方も夜勤補助なら子育てに専念できるうえ休日も家族と過ごす時間が増えます。健康な方であれば時間を効率良く使える働き方なのでぜひおすすめです。
主婦が扶養103万円以下で働くなら介護職がいい! まとめ
介護職が扶養として年収103万円以内で働くには一日3時間程度勤務をするか、勤務日数を減らして調整していく必要があります。
そのため、介護求人を探す前に「一日何時間働けるか」、「週に何日働けるか」ということをしっかり考えていく必要があるでしょう。
求人の要件を確認するだけでなく、面接時に勤務時間もきちんと相談していく必要があります。
配偶者控除も現在見直されているため、近い将来介護職も扶養内で働きやすい環境が得られるでしょう。
扶養内で働ける介護求人はたくさんあります。ぜひ介護職を目指して自分らしく働きましょう!