未経験からデイサービスで5年の私が介護士の良さを語る!
「介護士」この言葉を聞いて皆さんは何を想像しますか?
汚い、辛い等のネガティブな言葉を浮かべる方が少なくないと思います。
仕事として介護に携わる人、生活の一部として介護に携わる人、きっとこの2つで感じ方は変わるのだと思います。
ここでは仕事で介護に携わってきた者の立場として、感じたこと、またこれから介護に携わる方達の参考になるよう、介護求人の探し方についてお話しします。
未経験からデイサービスで5年の私が介護士の良さを語るよ
私が就職した施設は定員1日10名程の小規模デイサービスです。
浴室も完備されており、入浴を目的とした方が多く利用されていました。
介護の知識も経験もない、完全未経験の私でしたが役5年間程勤務していけたのには、介護という仕事の中でやりがいや面白さを見出していたからだと思います。
その中でも特に印象的だった出来事をお話しします。
介護という仕事は成長を見届けられるものではありません。
いかに病状を食い止め、残りの人生をその人が輝けるかを考え、添い遂げるという仕事だと感じています。
皆さん口を揃えてお話しすることは「若い頃出来ていた事が出来なくなることが悲しい。」ということです。
体力の低下、認知機能の低下が気持ちに追いつかないという方がほとんどです。
そうすると私達スタッフの声掛けもとても重要なものになってきます。
施設内でのリハビリ。
これは体操や体を動かすことが主に言われていると思いますが、他者との交流も認知機能低下を食い止めるリハビリの一環で含まれます。
未経験から介護をはじめる場合に重要なこと
相手の気持ちを汲み取り、真摯に聞くという姿勢が何より大切で、重要なことだと感じます。
孫や子世代の人達と話すことはとても刺激になるようで、自然と笑顔でいてくださる方が多くいます。
また介護職のマイナスイメージである、トイレ介助等の下の世話です。
これは現在働いているスタッフ間でも好きだという方は少ないです。出来たら避けて通りたいと思うのは皆同じです。
では何が私たちを突き動かすのか。
それはやはり目の前にいる利用者様の想いを感じているからです。
きっと下の世話をお願いするというのは、利用者様にとってもナイーブな問題であり恥を忍んでお願いしているのであるならば、それを拒否するなど到底考えつきません。
思うように動けないながらに、我々が介助しやすいように自ら動いてくれる方や、拒否して触らせてくれない方まで様々ですが、やはり清潔にしてあげたいという思いが強いです。
そして何より介護をしていく上で一緒に働くスタッフとの信頼関係も重要になると思います。
チームとして問題に取り組み、よりよい環境下で仕事を行う上では、様々な年齢層のスタッフとの意見交換や一人にだけ作業が集中していないかなどのバランスの見極めがとても大切になってくると感じました。
そうした見極めは介護求人サイトからでは中々難しいものがあります。
介護職は常に職員不足なので、募集も常にかかっているでしょう。
自信のライフスタイルから夜勤の有無を確認、1人と関わる時間を増やしたいのであれば小規模型の施設をお勧めします。
また、合う合わないは人それぞれ違いますので、1日体験させてくれるかどうか確認するのもいいと思います。
長くなってしましましたが、介護は究極の奉仕だと感じています。
確かに辛くて大変なことも多くあると思います。
けどそれ以上に得る物は多く、自分の財産になるのではないかと思います。
この記事を読んで少しでも介護という仕事に興味を持って頂けたら幸いです。