介護職でボーナスを多くもらう方法 介護講師が解説
介護スタッフは低賃金であるため、一般企業よりも必然的にボーナス額が少なくなります。
また、どこの介護サービスでもボーナスが満額支給されているわけではありません。
しかし、介護スタッフは超高齢社会による仕事の安定性から必ずボーナスが支給されます。
ボーナスカットの恐れがある一般企業よりもずっと安心して就職できるでしょう。
今回は介護スタッフのボーナスが安定している理由について詳しく説明したいと思います。
ボーナスに不安を持つ方もぜひ自信を持って介護就職を目指して下さい。
正社員なら必ずボーナスが安定するよ
例え未経験者でも初任者研修しか持っていない方でも、正社員として就職すれば必ずボーナスが支給されます。
ボーナス額は勤続月によって割合が変わってくるため、ボーナス支給月や数か月前に就職した方は無支給の可能性もあります。あまり期待しない方がいいでしょう。
私も4月入社でしたが夏のボーナスは雀の涙ほどでした。
もちろんボーナス支給月に就職した方は次のボーナスはしっかり支給されるため安心して下さい。
正社員として働いていれば必ず支給対象とみなされるため大いに期待して良いでしょう。
介護スタッフは景気やリストラが関係ないため、ボーナスも一生安定しています。
ボーナスの安定性を求める方はぜひ介護正社員に就職しましょう。
介護職のボーナスは入所数よって微妙に変動がある
介護スタッフのボーナスは一般職のように勤務態度や業績が考慮されますが、利用者の入所数も影響することを忘れてはいけません。
特にグループホームや老人ホームなど利用者の定員が少ない介護施設の場合、利用者が2~3名少なくなるだけで数万円の差が出てしまいます。
規模の大きい介護サービスでもボーナス額に何らかの影響が出てしまうため覚悟しておいて下さい。
利用者の入所は介護スタッフが決められるものではありませんが、一度入所した利用者が不満を持って退所しないように配慮していくことが大切です。
日頃から接遇などの見直しを行い、サービスの向上を目指すことが施設の評判を上げさらなる入所数の増加につなげます。
ボーナス額は入所数(=利益)にも影響することを知っておきましょう。
新規施設はボーナス額が少ない
冒頭で介護スタッフは安定したボーナスが支給されることをお伝えしましたが、そうでない場合もあります。
それはオープニングスタッフに就職した場合です。
オープニングスタッフは例え利用者が満床でも事業が安定していないことから2~3年はボーナスが少ないと思ってください。
ですが、介護サービスは高い需要があるためほぼ100%事業は安定します。そのため、2~3年の辛抱だと思って下さい。
その分オープニングスタッフは先輩がいないため働きやすい環境が得られます。
2~3年、ボーナスが少なくてもいい方はストレスの少ないオープニングスタッフがおすすめです。
介護職のボーナスっていくら?介護講師が解説 まとめ
介護スタッフは正社員就職をすればボーナスが生涯安定します。
一般企業に比べれば金額は少ないかもしれませんが支給されない可能性は絶対にないため安心して下さい。
ただ、入所数が少なかったり開設2~3年以内の介護サービスはボーナスが満額支給されないと思って下さい。
ですが一時的なものなので仕事を続けることで解消するでしょう。
ボーナスがもらえるかどうか分からない一般企業よりも必ずもらえる介護スタッフの方が長い将来差が出ます。
介護サービスほど需要がありボーナスが安定した仕事は一般企業にはありません。
そう考えると介護スタッフも低賃金とか重労働なんてバカにできません。
あなたもぜひ、介護就職をして安定したボーナスを手に入れましょう。