介護職の人間関係で悩んでいる…そんな時の対処法
利用者に優しさを与える介護職でも、常識では考えられないような不条理な人間関係があります。
介護現場の休憩室はいつでも不条理な職員へのグチばかりがいきかいます。
しかし、人間関係で不条理な思いをしても行動を起こして解決している介護職はたくさんいます。大切なのはあなたが一歩前へ行動することにあるのです。
今回は介護職の多くの方が悩む人間関係で不条理な時の対処法を書いていきたいと思います。人間関係で悩んでいる方も、これから介護職の転職を考えている方もぜひ参考にしてみて下さい。
親しい人に相談する
職場の人から不条理な扱いを受けた時、ジッと堪えていてはいけません。あなたの「心の声」を誰かに話すことが大切となります。
職場の親しい人や家族や友達、介護系のコミュニティサイトなど、あなたの話せる人に心の声を話してみることから始めましょう。職場に話せる人がいれば相手も状況が把握しやすいためおすすめです。
誰かに相談をすることで相手からアドバイスが受けられるので気持ちがラクになるでしょう。例え不条理な問題が解決されなかったとしても、問題に対して前向きに立ち向かうことができます。
恥ずかしければ介護系のコミュニティサイトで友達を作って悩みを相談しましょう。
コミュニティサイトであれば相手に顔や個人情報が知られないためラクに相談をすることができます。
大切なのは、「悩みを自分の中で抱え込まない」ことです。
まずは誰でもいいので話せる人に相談してみましょう!
人間関係が悪い時の対処法!先輩や上司の意見を聞く
人間関係の不条理な問題に立ち向かうためには、先輩や上司に自分が受けている不条理な内容に対する意見を聞くことが大切です。
ですが、もしあなたに誤解の可能がある場合、あからさまに相手の名前を出して避難をすることはあなたの立場を悪くしてしまいます。
そのため、相手の名前は伏せたうえで事実を相談することが大切です。(明らかに誤解の可能性がない場合は相手の名前を伝えても大丈夫です)。
あなたが不条理に感じているくらいなので上司や先輩もある程度の状況を把握しているでしょう。
また、「相談相手」にも注意をすることが必要です。
あなたにとって公平な助言ができる方に相談をして下さい。
特に相手の職員と特別親しい先輩や上司に相談をすることは、あなたにとって不利益を生んでしまいます。
更にあなたが相談相手から責められてしまう可能性もあるのです。
そのため、相談する先輩、上司はできるだけあなたと親しい相手を選ぶようにして下さい。
そうすることで相談相手はあなたの立場に立って真剣に考えてくれるでしょう。
割り切れなかったら退職する
例え不条理な人間関係で相談をしたところでも、どうにもならないことはあります。
相手が経営者の家族や親戚、知り合いなどであれば相手は大きな権限を持っているでしょう。
相手と同等の立場の方に相談をしたところでも、相談相手にとっては不条理である職員が「仲間」でもあります。
当然相手を擁護することでしょう。
多くの介護職はこういった、「どうにもならない不条理な問題」に対して仕事だと割り切って諦めています。
同僚や先輩と影で相手のグチを言い合い、励まし合いながら困難に向かって日々闘っています。
どこの世界でも不条理な人間はいます。あなただけが苦しい思いをしているわけではありません。
そう思って仕事と割り切ることも一つの方法です。
ですが、どうしても割り切れない場合は退職をすることも一つの方法です。
転職をすることで、今よりも人間関係の負担が少なく働きやすい環境を手に入れることができます。
不条理な人間関係で退職をする介護職は決して少なくないため安心して下さい。
まとめ
不条理な人間関係に立ち向かうことは問題の解決へとつなげるために大切なことです。
ですが、どうしても人間関係に耐え切れない場合は転職を検討することも大切です。