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介護士の仕事で一番大事な事!それはミスをしても自分を責めない事です

どもです!シロ@現役の派遣介護士(@kaigosisi)/ Twitterです。
私は無資格未経験で介護士に転職し、老健と特養の2施設で6年働き、今も現役で働いている派遣介護士です。
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介護職は利用者へケガを負わせるだけでなく、利用者が自ら転んだ場合でもすべて近くにいる介護職員の責任になります。

介護職は利用者に事故がないように配慮することも仕事のうちです。

そのため、事故があった場合は本人の技術不足や能力不足だと認識されてしまいます。

お客様である利用者に事故を負わせることは決してあってはならないことです。

しかし、介護職は生身の人間を相手にしていることから思わぬ所で介護事故が発生してしまいます。

私もですが先輩も、上司もみんな一度は介護事故(ミス)を経験しています。

介護事故を起こした後に大切なのは、どうしたら介護事故を起こさないのかを考えて学ぶことです。

自分を責めても成長しません。

介護職は日々どうしたら事故を起こさないのかを学びながら仕事をしています。

あなたの介護を待つ利用者はたくさんいます。利用者を幸せのために一緒にがんばっていきましょう!

介護施設は目の離せない利用者ばかりです

介護施設の利用者の状態は様々ですが、入所型の介護施設では必ずと言っていいほどいらっしゃるタイプの方がいます。

それは、歩けないのに車いすから立ち上がり歩こうとする利用者です。

歩くことは人間にとって「自然」な行動なので、利用者側からすれば「自然なこと」なのですが、身体が歩ける状態でないため歩くことで転倒してしまいます。

特に認知症の方は自分の身体状態を認識できない方が多いため、本能のままに立ち上がろうとしてしまう方が多いです。

高齢者は体力や骨が丈夫でない方が多いため、ちょっとした転倒だけでもすぐに骨折をしてしまいます。

そのため、介護職は利用者が転ばないためにも立ち上がることを引き止めます。

利用者を守るためでもありますが、転倒をすれば「介護事故」になってしまい側にいた職員の責任となってしまうからです。

このような利用者が認知症のフロアでは2~3名ほどいます。そういった方の見守りをしながら自分の仕事もしないといけないため、慣れるまでは大変です。

デイサービスやグループホームなどは別ですが、特別養護老人ホームや介護老人保健施設の認知症フロアでは事故の危険性がある目の離せない利用者は必ずいます。

そのため、周りの職員に聞きながらどうしたら事故が起きないのか考えていただく必要があります。

介護職は常に事故と背中合わせ

介護施設はいつ事故が起こるか分かりません。

利用者がトイレの移動中に転ぶ可能性もありますし、一人でベッドから車いすに移動できる方でもつまずいて尻もちをつくこともあります。

身体介護を必要としない利用者でも事故を起こすことがあるのです。

認知症をもつ方であれば隣の方の食事を盗んで食べてしまうことも、食事形態によっては窒息する危険性もあるため事故扱いになります。

また、夕方になると自宅へ帰りたいと言い出し出口を懸命に探し始める方もいます。

その場合、目を離してしまうと一人で施設の外へ出てしまうため気を付けなければなりません。

もちろん施設の外へ出てしまうことも介護事故です。

利用者は私たちと同じ生身の人間なので、いつ事故を起こしてしまうか予測がつきません。

そのため、常に事故と背中合わせの環境で働いています。

ですが、大切なのは一人で抱え込もうとせず、近くにいる職員と相談、協力していきながら仕事をしていくことです。

ミスをして自分を責めるよりもミスをしない方法を考える

仕事のミスをしてしまうと、「なんであんなミスをしてしまったのだろう」と一瞬でも自分を責めてしまいます。

私も介護施設で働いていた時は、よく介護事故が怖くて仕事に行きたくないと思った時がありました。

人によってはそれほど精神的負担になってしまいます。

同じ事故でも機械が故障した場合は修理や交換で済みますが、介護は仕事の対象が「人間」であるため事故を起こすことでケガや骨折、入院をしてしまう可能性があります。

そのため、介護事故を起こして自分を責めてしまう気持ちも十分分かります。

ですが、自分を責めていても何も得られません。せいぜい「無駄な時間」くらいでしょう。

過ぎてしまった事はどんな人でも変えることはできません。

自分が今よりも成長したいと思えば、「どうすればミスをしないのか」という発想に切り替える習慣を付ける必要があります。

安心して下さい。あなたが今よりも成長したいという気持ちがあれば、同じ事故を繰り返すことは必ずなくなります。

介護士の仕事で一番大事な事!それはミスをしても自分を責めない事 まとめ

どんな職員でも介護事故を起こしたことがあります。

私が働いていた施設でも、介護事故を起こしたことのない職員は一度も見たことがありません。

介護事故は気を付けていても起こしてしまう時があります。

特に忙しい時などは、利用者に意識が向けられず、「あと少しで転倒しそうになった」なんていうことはよくある話です。

介護事故は決して起こしてはいけないものですが、事故予防を繰り返していくうちに無意識に利用者へ注意が向けられるようになってきます。

これは本当です。私がそうだったので。

誰もあなたの事故を責めたりしません。介護職は何事も勉強です。

もし事故を起こしてしまったら、「自分を責める」のではなく「改善策を学んでいく」姿勢こそが介護職として正しいあり方だと私は思います。

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