30代で介護に転職する人に全力アドバイス!経験6年の介護士が語る!
30代、40代で介護職へ転職する方へ。面接ではここをアピールしよう!
30代、40代で働きはじめるのにちょうどいいのが介護士の仕事です。
時間の融通がききやすく、未経験からでも始める事ができる介護職は、まさに30代、40代の味方だといっても過言ではないでしょう。
とは言っても、どうしても子供の行事等で休みを取る必要があったりして採用されにくいのではないかという不安もありますよね。
30代、40代の育児経験者であれば身体介護に抵抗が少ない
介護職になると身体介護(排泄介助や入浴介助など)は当然ながら避けて通る事ができません。
最初のうちはどうしても戸惑いや抵抗があるものです。
しかし、育児経験者であればその抵抗は最小限で済むでしょう。
赤ちゃんも児童も青少年も成人も高齢者も、基本的な生活動作は同じです。
人をお風呂に入れた事がない人・人の爪を切った事がない人・人の排泄物を拭いた事がない人に比べて、その全てをやってきたという経験は必ず活かされます。
但し、育児と介護では全く別のものであることも事実です。
「育児を経験したので大丈夫です!」
とは発言しない方が良いでしょう。
しかし、排泄物や臭いには抵抗がない事、高齢者の身体に触れるのに抵抗がない事はさり気なく伝えられると良いですね。
40代女性は介護に向いてる!家事できると介護ができる!
実は介護職を始めると、家事も大切な仕事の一つなのが分かります。
日常の生活を送るという事はそういう事です。
介護職の1日は時間に追われ忙しく過ぎていき、本当ならばもっとゆっくりと利用者様とお話がしたいのになかなか時間がない。。。と感じている介護士も多いものです。
そんな時に、家事に慣れているか慣れていないかというのは意外にも切実な問題です。
直接の介護ではない業務を以下に手際よくこなす事ができるか。
入浴介助の後にはお風呂掃除、洗濯。トイレ掃除にゴミ出し。
いわゆる雑務ではありますが、その雑務をスムーズにこなす事ができる能力は1つのアピールポイントに成り得ます。
コミュニケーション能力が高い人は介護の仕事向き
人と触れ合う事が好き。お話が好き。
介護職にはこういったコミュニケーションの能力も必要です。
高齢者とのコミュニケーションだけではありません。
同じスタッフ同士のコミュニケーションも重要です。
特に30代、40代から転職した場合、上司の介護職主任は随分年下である可能性が高いです。
自分よりも年下のスタッフに指示されることになりますので、人の話を柔軟に受け入れる事ができる姿勢がないと採用は難しいかもしれません。
また、お話が好きだとは言ってもぺちゃくちゃといつまでも会話に花を咲かせるおばちゃんの井戸端会議になっては意味がないどころか迷惑ですので、大人らしくTPOをわきまえたコミュニケーション能力を発揮して下さい。
30代、40代シングルマザーが面接でアピールするポイント 1
あと○年したら早朝から遅番まで働ける!
これが1番のアピールかもしれません。
介護職は若い職員も多いですが、いづれは結婚して出産の為に退職か育児休暇を取る事が考えられます。
30代、40代ですと今はまだ子供に合わせた生活リズムである場合が多いかと思いますが、あと数年もすれば子供は成長し、仕事の幅を広くする事ができます。
今から介護を始め、慣れてきた頃にはバリバリに働いてもらう事ができるとしたら、それほど有難い事はありません。
30代、40代シングルマザーが面接でアピールするポイント 2
スキルアップを目指していきたい!
あと○年後にはバリバリ働けるようになる事を予想して実務経験を積んでおく事により、その頃には介護福祉士の資格取得に挑戦する事ができるでしょう。
40代から始めても国家資格を手に入れる事ができるのが介護の仕事です。
その後もケアマネージャーを目指していけば60代でも現役で働いていられる、事業所にとっても心強いパートナーとなります。
これから介護士としてたくさん学び成長していきたい、そんな志を熱く伝えてみてくださいね。
30代、40代だからこそのメリットを最大限に引き出し、素敵な介護士となるために、気負わず・笑顔で・素直な心で、面接に挑んでみてください。
あなたの一歩、応援しています!