嫌な事を避けて介護で就職する方法
介護スタッフは医療行為ができませんが将来実務者研修を取ると医療行為になる痰の吸引ができるようになります。
もちろん痰の吸引はもともと医療行為なので命の危険もあります。
ですが実務者研修を取ると吸引の施行権利があるため必ず行うことになるでしょう。
介護スタッフとしては医療行為なのでできれば避けたい仕事です。
しかし、実務者研修を持っていても痰の吸引となる医療的ケアをほとんど行わず働くことができます。
その方法とは医療的ケアを必要とする方が極めて少ない介護サービスに就職すればいいのです。
今回は責任の重い医療的ケアを避けたい方へ医療的ケアが少ない介護サービスをご紹介します。
この記事を参考にぜひ医療行為の負担を減らし自分らしく働ける介護サービスに就職しましょう!
訪問介護なら医療的ケアがない
訪問介護の医療的ケアは基本的に看護スタッフが担当しています。
介護施設とは違い訪問介護は一対一の介護であるため代わりがいません。
そのため極力介護スタッフに医療的ケアを依頼することがないのです。
また、訪問介護は初任者研修の方がほとんどで医療的ケアの実例がないのも理由です。
仮に医療的ケアをお願いされても訪問介護は依頼を断ることもできるため心配入りません。
訪問介護は何かあってからでは遅いため自信のない介護スタッフに医療的ケアは絶対頼みません。
訪問介護はパート募集がほとんどです。
パート希望や家族の扶養内で働きたい方はぜひ医療的ケアをしなくて済む訪問介護に就職しましょう。
デイサービスなら医療的ケアがない
デイサービスの利用者は在宅から通っているため医療的ケアを必要とする利用者がほとんどいません。
仮にいたとしてもデイサービスは看護スタッフが必ずいるため対応してくれます。
通常は医療的ケアを必要とする方がいないためなおさら対応してくれるでしょう。
また、例え自分が行うことになったとしても周りに複数のスタッフがいるため確認をしてもらえたり、困った時は助けてもらえます。
それでもデイサービスで医療的ケアを行うことは滅多にないことなので安心して下さい。
介護施設のように頻繁に医療的ケアがないためぜひおすすめです。
パート職員なら医療的ケアがない
パート職員であれば正社員とは違い医療的ケアを行う強制力がありません。
そのため、例え医療的ケアの多い介護施設に就職をしても断ることで医療的ケアを行わずに済みます。
気になる方は応募する前に医療的ケアを行わずに済むか確認してみるといいでしょう。
中にはパートには責任があるため医療的ケアをやらせないところもあります。
実務者研修や介護福祉士を持っている方は正社員で働くと必ず医療的ケアを行う必要があるためパート勤務の道を選ぶことも一つの手です。
医療的ケアを行わないことは将来のリスクを減らすため自分の精神の安定に結びつきます。
医療的ケアを行わないためにもぜひパート勤務を考えてみて下さい。
嫌な事を避けて介護で就職する方法 まとめ
介護スタッフは看護スタッフとは違いもともと医療行為を行わない職種です。
そのため、責任の重い医療的ケアを行うことに不安や抵抗を持つ方も少なくありません。
実際に私の周りにいる介護スタッフも医療的ケアを行いたくないために働き方を変えている方がいます。
そのくらい介護スタッフにとって医療的ケアはリスクの高い行為だということが分かります。
介護講師の私がおすすめするのは医療的ケアが少ない介護サービスに就職して嫌な医療的ケアを避けることです。
特に訪問介護やデイサービスは医療的ケアがほとんどないため精神的な負担がないでしょう。
また、パート勤務も医療的ケアの制限が希望できるため医療的ケアを行わずに働くことができます。
将来実務者研修や介護福祉士を取る方は医療的ケアを行わなくてはいけません。
リスクのある医療的ケアを避けて自分に合った働き方を考えましょう。